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HB
シアトルでハチドリの餌付けをするのを夢見る30女。


6月12日(水) #22「小さな救世主」

22 アメリアの陣痛が始まり、ジェイクは「産まれた子どもの臓器を提供する」という彼女の決意をクリニックのメンバーに話して協力を求める。「無脳症の赤ちゃんに脳死の判定はできるのか」「そもそも臓器摘出は許されるのか」、医師たちは議論を戦わせるが、賛成と反対で意見は真っ二つに割れる。一方、患者の人工呼吸器を外して殺人罪に問われているピートは、法廷で頑なな態度を貫いて保釈を却下される。ヴァイオレットは彼を譲歩させようと説得を試みるが……。


●アメリアが出産! 子どもの臓器提供は……
ついに始まったアメリアの陣痛。主治医のジェイクは、生まれた子どもの臓器を提供するというアメリアの意思をクリニックのメンバーたちに話し、それぞれに協力を求めます。でも、これは簡単に答えが出せるような話ではありません。無脳症の赤ちゃんに脳死判定ができるのか、さらには臓器摘出が許されるのか、メンバーたちは議論します。もちろんジェイクはアメリアの決意を応援する立場。アディソンもアメリアの気持ちを尊重しようとします。けれども、サムは真っ向から反対。「これは殺人だ」と心臓と肺の摘出には応じられないと主張します。シャーロットもまた、病院の弁護士が認めない限り問題になると意見。シェルダンも、これがアメリアの心の問題の解決になるとは思えないと反対します。ジェイクは、それでもアメリアの意向に沿うべく、アディソンにサムを説得させようとしますが、サムはアディソンの言葉も聞き入れようとしません。

 

そんな中、アメリアの陣痛はいよいよ強まります。しかし、薬物依存の問題を抱えていたアメリアは、麻酔も薬も拒否。必死で陣痛に耐えながら、「赤ちゃんが産まれたら、私が見ないうちに連れて行って」と念を押します。

 

一方、サムはなぜ自分が摘出手術に反対なのか、その理由を直接アメリアに説明します。それに対しアメリアは、「あなたにとっては想像もつかないようなことだろうけど、これによって臓器移植を待つ多くの赤ちゃんが救われ、人生を送れるようになる」と訴え……。
そして、アメリアの出産の時。病院の弁護士からの回答がないまま、シャーロットは臓器摘出にゴーサインを出します。結局、自分の主張を貫いてきたサムもオペに加わることに。
その頃アディソンは、分娩中のアメリアの病室へ。アディソンの介入を拒むアメリアでしたが、耐えがたい陣痛の苦しみの中、最後はアディソンを受け入れます。そしてアディソンは、無事アメリアの赤ちゃんを取り上げるのでした。

 

分娩後。アメリアはやはり赤ちゃんを見たいとジェイクに頼み、大事そうに腕に抱くとその姿を確認します。「お父さんが待ってるからさびしくない」と話しかけながら、我が子に別れを告げるアメリア……。こうして赤ちゃんは移植チームに引き継がれ、アディソンとサムにより各臓器が摘出されます。これが、移植を待つ各地の子どもたちの命を助けることになるわけですが、心が引き裂かれるようなシーンで……。
でも、この後のアメリアとシェルダンの会話は良かったですね。アメリア、「泣いていいのよ」と逆にシェルダンをなぐさめていましたが、大業を成し遂げ、ようやくほんの少し心に余裕ができたのでしょうか。とにかく、アメリアとシェルダンにはずっと良い関係でいてほしいです。

 

ちなみに、無脳症児の臓器提供については、倫理的な問題もさることながら、胎児の異常を理由とする中絶の是非や脳死概念にも影響を与えることから、現代の医療現場、そして生命倫理学における大きな課題の一つとなっています。当然、各分野の専門家たちにより議論が重ねられていますが、いまだ社会的コンセンサスが得られていない非常に難しい問題なのです。これをドラマの中に取り入れてきた。いかにも「プライベート・プラクティス」らしいシーズン・フィナーレです。アメリアを演じるカテリーナ・スコーソン自身の妊娠とうまくからめつつ、今シーズンも勇気のある問題提起をしてくれたものだと思います。

 

●殺人罪に問われるピートは保釈に……
患者の人工呼吸器を外して殺人罪に問われているピート。法廷では頑なな態度を貫き、保釈を却下されてしまいます。ヴァイオレットはそんなピートに面会に行き、「家族のために譲歩して」と懇願。けれどもピートは「自分は正しいことをした」の一点張りで、自分の考えを変えようとしません。
その後、見かねたクーパーが面会に行き、あらためてピートを説得。それからしばらくしてピートは、「譲歩して保釈された」とヴァイオレットの家にやって来ます。ようやくホッとしたヴァイオレットはピートとベッドをともにしますが、ピートは「もし俺が刑務所に長い間入ることになったらどうする?」と意味深な発言をし……。何だか、ピートの“譲歩”には裏がありそうで……。

 

●「母の日のランチ会」の招待状を捨ててしまったメイソン
この日、不機嫌な様子で帰宅したメイソン。実は、学校で「母の日のランチ会」があり、メイソン以外の子どもたちは、母親にお手製のスクラップブックを渡したとのこと。メイソンはこの「母の日のランチ会」の招待状を、あえて捨てていたのです。それを知ったシャーロットは大ショック。自分のメイソンへの愛情を再認識するとともに、メイソンの苦しみを取り除いてやれないふがいなさに落ち込みます。
でも、そんなシャーロットの愛情はちゃんとメイソンにも伝わっています! メイソン、“ママ”と呼ぶのはエリカだけだけれど、シャーロットのことは“お母さん”と呼ぶことにする、と。今シーズン、エリカの死という本当に辛い出来事が起きましたが、このステップファミリーの成長には、見ていて励まされる部分も多かったように思います。

 

●サムがアディソンにプロポーズ! ジェイクと結ばれたアディソンは……
アメリアの赤ちゃんの臓器摘出がすべて終わった後、アディソンとジェイクは病院の控え室でついに結ばれます。ジェイクは「用事を片付けてから家に行く」と言い、アディソンは自宅に帰りますが、そこにはヘンリーの子守をするサムの姿が。戻って来たアディソンにサムは、「ヘンリーと君と家族になりたい。結婚してくれ」とプロポーズ!! その頃、ジェイクは花束を持ってアディソンの家へと車を走らせていたのですが……。

 

……というわけで、ついにフィナーレを迎えたシーズン5。今シーズンもヘビーなテーマのオンパレードでした。
ピートの心臓発作に始まり、クーパーの息子メイソンが登場。さらに、メイソンの母エリカの病気が発覚し、闘病の末に彼女は帰らぬ人に。心臓発作から回復したピートはヴァイオレットともめにもめ、揚げ句に逮捕。保釈されたとはいうものの、あの最後の意味深な発言……。一方のアメリア。親友ミッシェルの死のショックからどっぷりと薬物依存に。その後、恋人のライアンを失った後で彼の子を妊娠していると知り、さらにはその子が無脳症というショッキングな展開。しかも、その赤ちゃんを産み、臓器を提供することを望み……。
そしてアディソン。サムとのすったもんだの末、不妊治療で成果を出せず。一時は子どもを持つことを諦めたものの、運良く養子のヘンリーを迎え入れられることに。さらに、最終的にはジェイクと結ばれ、サムからはプロポーズ! オープニング、アディソンがセラピストに「欲しいものはすべて手に入れた」と語っていたのは、こういうことだったのかと、最後まで見て納得でした。
それにしても、アディソンが“手に入れた”のは、ジェイクとサムどちらなのでしょうか?(みなさんは、アディソンにどちらを選んでほしいですか?)

 

さて、そんな続きが気になるシーズン6。いよいよ「プライベート・プラクティス」の最終シーズンとなります。とにもかくにも、これまで、数々の難問にぶつかり苦しみながらも、互いに支え合って希望の光を見いだしてきた彼らに、ハッピーエンディングを望まずにはいられません!


【注目のセリフ】
「もし触ったら泣くわよ。きっと泣く。バカみたいで軟弱だけど泣いちゃう。もし泣いたりしたら強くなれない。強くなって乗り切りたい。感情を抑えたい。泣きたくないの」by アメリア
 ……張り詰めたアメリアの思いが胸に痛い……。
「メイソンが私を変えた。ヘンリーがあなたを変えた。ヤワになった」by シャーロット
 ……ともに母になった二人の会話。今シーズンが始まった時にはこんな会話を聞けることになるとは思いもよらず。
「君を愛してる妻がいて、必要とする息子がいて、君にはチャンスがあるんだ。家族といられる。何でそれを棒に振るのかな。ムダにするなよ」by クーパー
 ……今回はヴァイオレットの言葉より、このクーパーの言葉が何よりもピートの胸に刺さったよう。
「私が頼んでることは想像を絶する。でも、その子たちの母親が夢見てることなの。母親の私が決意した。あなたも決意できない?」by アメリア
 ……確かにアメリアの決断は想像を絶する。けれども、それをあえて選んだアメリア本人の言葉だからこそ、サムの心を動かしたのかも。
「あの子の臓器は国中に届けられてみんなを助ける。魔法のように。だからユニコーン・ベビーなの」by アディソン
 ……アメリアの思いも国中に届いたはず。


【曲情報】
♪"Roll Baby Roll" Duquette Johnson

オープニング、アディソンがセラピストに「欲しいものはすべて手に入れた」と語り、オフィスでジェイクとキスするシーンで。
♪"Vines" Lost in The Trees
アメリアの子の臓器摘出に関するアディソンの説得をサムが拒絶し、メイソンが母の日のランチ会のことをクーパーやシャーロットに告げず不機嫌に学校から帰宅し、強くなりたいからと助けを拒もうとするアメリアにジェイクが手を貸すシーンで。
♪"We're Not The Same" Peasant
シャーロットがアメリアの子の臓器摘出に協力すると宣言するシーンで。
♪"A New You" Release The Sunbird
分娩室に入ってアディソンがアメリアを支え、保釈されたピートがヴァイオレットの家に戻るシーンで。
♪"Be The Song" Foy Vance
アメリアが赤ちゃんを移植チームに引き渡し、赤ちゃんから臓器が取り出されるシーンで。
♪"Lost In The Light" Bahamas
メイソンが“お母さん”と呼んでいいかとシャーロットに聞き、シェルダンがアメリアと話しながら涙し、ピートがベッドで「もし俺がずっと長い間刑務所に入ることになったらどうする?」とヴァイオレットに問うシーンで。
♪"Montreal" Bahamas
エンディング、ジェイクがアディソンの家に向かっている頃、サムがアディソンにプロポーズするシーンで。

2013.6.12|エピソードガイド、プライベート・プラクティス5|コメント(1)トラックバック(0)

5月29日(水) #21「漂流の果てに」

21 心筋症を患うトロイが末期のうっ血性心不全に陥りERに運び込まれる。ピートは延命のために人工呼吸器につなごうとするが、パートナーのロジャーはトロイの意思を尊重して延命を希望しないと告げる。一方、トロイと疎遠になっていた父カールは息子を装置につなぐよう希望し……。元妻との旅行から戻ってきたシェルダンは、実の娘に性的な感情を抱くことを抑えようと妻に四六時中セックスを求めるようになったリッチと、その妻ロリの診断を行う。


●旅行から戻ったシェルダンにセックスを迫るアメリア
元妻との旅行から帰ってきたシェルダン。パソコンや携帯電話は使わずにいようと決めていたとのことで、ようやくここでアメリアのお腹の赤ちゃんが無脳症であることを知ります。彼女が主治医であるジェイク以外のメンバーたちに対し、心を閉ざしていることも。
今さらながら、アメリアのことが心配で仕方がないシェルダンは、力になりたいとアメリアに申し出ます。するとアメリアは、力になりたいならセックスの相手をしてほしいと要求。しかし、シェルダンはそれに応じることはできず……。
アメリア、妊娠が進んだ今も、精神的にギリギリの状態が続いているよう。一瞬でも現実から逃れたいという彼女の叫びが、胸に痛かったです……。

 

●アメリアにクスリを思いとどまらせたジェイク
一方、アメリアの主治医であるジェイクは、彼女がまたクスリに手を出しかねない状況にあることを察知し、彼女に薬物の過剰摂取で命を落とした自分の妻のことを話します。薬物依存の悲劇を家族として体験したジェイクの言葉は、さすがにアメリアにも響いたよう。彼女はこの苦境を乗り越えるには誰が本当の支えになるのか直感し、ジェイクを主治医に選んだのかもしれませんね。ジェイクの存在は、アメリアだけでなく番組を見る視聴者にとっても救いとなっているようです。

 

●病気のせいで娘に性的感情を抱くようになった父親
戻ってきたシェルダンが最初に診ることになったのは、ヴァイオレットに紹介されたロリとリッチの夫婦。夫が四六時中セックスを求めるようになったと打ち明ける妻ロリに対し、夫のリッチは実の娘ホイットニーに性的な感情を抱くようになり、それを抑えるため妻のロリを求めていたと告白します。そして、思いも寄らない夫の言葉にロリが驚愕する中、リッチは発作を起こして倒れてしまいます。実は、彼の側頭葉には病巣が。アメリアは、発作はもちろん、性行動が亢進し性欲が抑えられなくなったのもこの病巣のせいだと診断します。
一方、ホイットニーの診察を担当したヴァイオレットは、父親から性的な目で見られて困惑する彼女の身を案じ、児童虐待としてリッチを児童保護局に通報すべきだと主張。けれども、シェルダンはそれに反対します。結局は、自分がオペで救えるとアメリアが提案。無事、オペでリッチの病巣をすべて摘出することに成功します。
その後。父親への不信感を拭えずにいるものの、父親への愛情をなくしたわけではないホイットニーは、ヴァイオレットから父との関係修復を前向きに考えるようアドバイスされ、オペ後にリッチの病室に姿を見せます。リッチは、信頼を回復できるよう努力するとホイットニーに約束。あとは、回復したリッチを2度とあのような衝動が襲わないことを祈るばかりです。

 

●ジェイクの言葉をきっかけにサムとの関係を考えるアディソン
ヘンリーを迎えて以来、頻繁にアディソンの家を訪れているサム。子どもは欲しくないと言っていたにも関わらず、何かとヘンリーの面倒をみます。アディソンはそんなサムに感謝。でも、ジェイクに「君はすべてを手に入れたな」と指摘されると、自分とサムとの関係は何なのかと疑問を持ち始めます。そしてついに「(家族になる)覚悟はある?」とサムに問います。サムは今回も即答できず。アディソンは、それをサムの返事ととらえたのか、その後、アメリアと一緒に戦おうとする仲間の姿は良いものだと語るジェイクに自らキス! アディソン、自分の中の答えをようやく見つけたのでしょうか?

 

●延命治療をめぐって恋人と父親が対立。ピートの判断は……
心筋症を患っていたサムの患者のトロイが、末期のうっ血性心不全に陥ります。ERで治療にあたることになったピートは、投薬に反応しなくなったトロイを人工呼吸器につなごうとしますが、するとパートナーのロジャーが「トロイは装置につながれての延命は望んでいない」と反対します。ところがそこに、トロイと長い間疎遠になっていた父カールが登場。彼はトロイを装置につなぐよう言い、ロジャーと激しく言い争います。ロジャーが数年トロイに寄り添い、看病してきたことはサムも知っていましたが、トロイを代理人に指名する事前指示書もリビング・ウィルもないため、法律上では、父カールにトロイの医療行為の決定権があるのは事実。トロイは人工呼吸器につながれます。
しかし、トロイの意思を尊重したいというロジャーの思いに心を動かされたピートは、ロジャー立会いのもと、トロイの人工呼吸器を外します。これによりトロイは死亡するわけですが、これは完全に違法行為。それを知ったシャーロットは、やむを得ず警察にピートのことを通報します。
一方、会話を避けるかのようにERのシフトを増やしていたピートに業を煮やしたヴァイオレットは、強引にでも話し合いに持ち込もうとピートに直談判します。ところがその時、警察がやって来てピートをトロイの殺害容疑で逮捕! これはまた予想だにしなかった出来事! 一体ピートはどうなってしまうんでしょうか?

 

いよいよ次回がシーズン5の最終話。ピートとヴァイオレットはもちろん、アディソン&ジェイク&サムの関係、アメリアの出産など気になる問題はまだまだ山積み! フィナーレでどんな展開が用意されているのか、最後まで気が抜けません!


【鑑賞MEMO】
リビング・ウィル

Livinng Will(生前の意思)。脳死臓器移植の可否や尊厳死(延命治療の拒否)、葬儀の方法など、自らの意思表示とそれを記した書類のこと。

 

クリューバー・ビューシー症候群
1939年、クリューバー博士とビューシー医師によって報告された、側頭葉の損傷によって引き起こされる症候群。見境のない性行動や食欲の異常、視覚失認、口唇傾向、注意過剰といった特徴も示す。



【今回のゲスト】

カール役は、「犯罪捜査官ネイビーファイル」のA・J・チェグウィデン役のジョン・M・ジャクソン。
ロリ役は、「コバート・アフェア」のダニエル・ブルックス役や「MAD MEN マッドメン」のフランシーヌ・ハンソン役などで知られるアン・デュデック。


【注目のセリフ】
「僕がダメなら君じゃないと。それが何でジェイクなんだ!?」by シェルダン
 ……アメリアを支える役目は自分かアディソンにしか務まらないと思っているシェルダン。でもアメリアがジェイクを選んだのは大正解だったかも。
「前は、君が僕のダメな人生に対してアドバイスをしてた。でも、今はもうダメじゃない。僕には素晴らしい妻と子どもがいる」by クーパー
 ……確かに、クーパーの生活の方がヴァイオレットよりは格段に安定してる。
「私が妊娠をまっとうしてこの子を産むには現実からの逃避が必要。一瞬でいいから忘れたいの。お願い」by アメリア
 ……彼女のギリギリの精神状態が伝わってくる……。
「私たちはおとぎ話の夫婦じゃない。キラキラの目やマンガみたいに頭の上に飛んでるハートもない。試練の連続。でも私たちはその試練を耐えてきた。楽じゃなくていい、そんなの信じない。大切なものは苦労して手に入れるから感謝できる。ピートは苦労の価値がある。この家族は苦労の価値がある」
 ……ヴァイオレットの意気込みはクーパーを驚かせるほどだったけれど、肝心のピートは逮捕されてしまい……。


【曲情報】
♪"Black Tooth" King Gizzard & The Lizard Wizard

オープニング、アディソンがゴミの島のことをセラピストに話し、アメリアが断薬会でスピーチするシーンで。
♪"It's Alright" Waterdeep
ピートがトロイの人口呼吸器を外し、ロジャーがトロイの死をみとるシーンで。
♪"Everything Has Its Way" Katie Costello
エンディング、ジェイクが自分の妻のことを引き合いに出してクスリに手を出さないようアメリアを諭し、アディソンが家族になる覚悟はあるのかとサムに問い、ヴァイオレットがピートに話し合いを持ちかけている最中、シャーロットの通報でピートが逮捕され、アディソンがジェイクにキスをし、その後セラピストと会話するシーンで。

2013.5.29|エピソードガイド、プライベート・プラクティス5|コメント(0)トラックバック(0)

5月22日(水) #20「子供の事情」

20 不法移民の妊婦レイナが吐き気と嘔吐の症状でERに運び込まれる。彼女は国外退去命令を受けて故郷のエルサルバドルに戻らなければならない身。しかし、治安が悪く貧困率の高いエルサルバドルでなく、アメリカの国籍を子どもに与えてやりたいレイナは、民間療法で陣痛を誘発し、35週になるお腹の子を急いで産もうとしていたのだ。一方、クーパーは10歳の少女メロディが性同一性障害かどうかヴァイオレットに診断させようとするが、それを両親が承諾しない。やがて、学校や家に耐えられなくなったメロディは、クーパーのオフィスに逃げて来る。


●アメリカでの出産を望む不法移民のレイナ
不法移民で国外退去命令を受けているレイナという妊婦が、吐き気と嘔吐の症状で聖アンブローズのERに運び込まれます。彼女は治安が悪く貧困率の高い故郷のエルサルバドルに戻らなければいけない身でしたが、35週になるお腹の子にはアメリカの国籍を与えてやりたいと願い、民間療法で陣痛を誘発してすぐに赤ちゃんを出産しようとしていたのです。かつてエルサルバドルの診療所の設立に関わったことがあるピートは、現地の状況を知っているだけにレイナの希望を叶えてやってほしいとアディソンやシャーロットに協力を頼みます。けれどもアディソンは、医学的な必要がないのに分娩を故意に誘発するのには反対の立場。シャーロットも分娩を誘発するだけの医学的適応はないとの見解を示します。ピートはその後、自分が立ち上げたエルサルバドルの診療所がもはや機能していないことをレイナから聞かされて愕然とします。
一方でアディソンは、子どもに少しでも良い環境を与えてやりたいというレイナの親心に共感しながらも、たとえ彼女がアメリカで出産できても母と子が引き離される運命にあることに心を痛めます。そして、移民局の職員が実際に病院にやってくると、覚悟を決めてレイナの陣痛を誘発。シャーロットもアディソンの判断を支持し、レイナは無事に男の子を出産します。そして、レイナに息子と過ごす猶予を与えます。ピートは、何とか母と息子が引き離されずに済む方法はないかレイナに改めて問いますが、レイナは手を尽くしたと返答。結局、翌日レイナは、赤ちゃんとともに病室から姿を消してしまうのでした。
アディソンはこうなることを予見していたのでしょうか。ホッとした表情を見せていたのが印象的でした。

 

●エルサルバドルに行きたいと言い出すピート
不法移民のレイナを心配する一方で、夫婦仲を元通りにしたいピートはヴァイオレットとディナーへ。そして、二人は久々にベッドをともにします。でも、ヴァイオレットは、夫婦の問題を解明するためにセラピーを続けるべきだと訴えます。ところがその後、ピートは突然「エルサルバドルに行って診療所を修復したい」と言い出します。これには、ヴァイオレットも茫然。今は目の前の結婚を修復すべきだと理解を求めます。それはそうですよね。エルサルバドルの現状を思うといても立ってもいられないピートの気持ちも理解できるのですが、問題の本質から目をそらそうとしているように見えて……。このあたりのピートのバランスの悪さが、今後のヴァイオレットとの関係に悪影響を及ぼさないことを願うばかりです

 

●性同一性障害の少女に助けを求められるクーパー
2歳の頃から診てきた患者、10歳の少女メロディを診察したクーパー。彼女から、「僕は男なんだ」と打ち明けられると、ヴァイオレットに性同一性障害(GID)の診断をさせようとします。しかし、メロディの両親は反発。特に母親のパムは怒りをあらわにし、「娘に近付かないで!」と突っぱねます。
その後、メロディは一人でクーパーのオフィスに逃げてきます。「自分は男なのに、女の子の体に閉じ込められている」と感じている彼女。ついに、学校も家も耐えられなくなったのです。ヴァイオレットはやむを得ず両親の了解のないままメロディを診断。やはり彼女はGIDだと確信します。するとそこへクーパーからの連絡を受けた両親が到着。娘がGIDだと信じたくない母親のパムは現実を否定しますが、「何があっても子どもをサポートするのが親の務め」とクーパーは両親を説得。その言葉に態度を軟化させたパムは、父親のマイケルとともに、ヴァイオレットとクーパーの助けを受けながらメロディを理解していこうと考えを改めます。そして、このことがメイソンとクーパーの関係にも影響を与えるのです。

 

●メイソンとの関係を修復するクーパー
母の死から立ち直れないメイソンに反抗的な態度を取られているクーパー。ついついいら立った態度を取ってしまい、シャーロットから「どんなに子どもが厄介な時も耐えて愛するのが親の務め」と諭されます。一方でメイソンは、クリニックでクーパーがメロディを助けようとする姿を見て父親の愛情に触れます。おかげで父子の関係は元通りに。クーパーは、「君はメイソンの親じゃない」と暴言を吐いたことについても、改めてシャーロットに謝罪。夫婦のわだかまりも解けたのが何よりでした。

 

●ヘンリーの子守を引き受けるサム
アディソンは、職場復帰の日の早朝、子守が確保できず、急きょサムにヘンリーを預けます。サムはアディソンにこき使われている感じが気に入らず不機嫌になりますが、結局はヘンリーのかわいさに負けて、その後も子守のピンチヒッターを引き受けます。何だかんだ言っても、2度も子守を引き受けてくれたサムに感謝するアディソン。ま、まさか、アディソンとサムの仲が復活なんてことも!?

 

●赤ちゃんの臓器提供の同意書にサインするアメリア
ジェイク以外のメンバーに心を閉ざし、自分の赤ちゃんを臓器提供のドナーにするのを目標に妊婦管理を続けているアメリア。初めて胎動を感じ、激しく同様。産まれた赤ちゃんを前に決意が揺らぐのを恐れ、臓器提供の同意書にあらかじめサインします。そして、ジェイクの前で泣き崩れます。
アディソンは、もちろんこのアメリアの決意を知らないわけですが、彼女のことが気になって仕方がない様子。とはいえ、一方で彼女はヘンリーの親になった幸せのさなかにいる……。アメリアの過酷な状況と満たされたアディソンの表情の対比が実に残酷です。

 

次回は、久々にLAに戻ってくるシェルダンが、アメリアの赤ちゃんの件を初めて知ることになる模様。成り行きが気になります。


【今回のゲスト】
レイナ役は、「レボリューション」のノラ役のダニエラ・アロンソ。


【注目のセリフ】
「うちに子どもは一人だけよ、クーパー。大人になって乗り越えて」by シャーロット
 ……クーパー、確かに子どもっぽいけれど、最終的には前回の失言の件もちゃんとシャーロットに謝罪してくれてホッ……。
「確かに私たちってまずはセックス、赤ちゃん襲撃事件。心が壊れて長いこと距離を置いた。で、その後結婚。それが問題なのかな」by ヴァイオレット
 ……アディソンとサムもすったもんだの関係だけれど、ヴァイオレットとピートには負けるかも。
「最終目標に集中しすぎて考えもしなかった。お腹の中でこの子が動き出した時に、自分がいったいどんな風に感じるかなんて」by アメリア
 ……当時、妊娠していたアメリア役のカテリーナ・スコーソン。実際に胎動を感じながらのセリフだったのかも。
「ねえ、アメリア聞いて。私を憎んでいてもこれで終わりじゃない。私たちはずっと家族だから。私はあなたをすごいと思ってる。私よりずっと強い。その状況をどう耐えてるのか……。あなたのためなら何でもする。憎む相手になることでも」by アディソン
 ……アディソンが本気でアメリアを心配しているのは事実だけれど、彼女がヘンリーのママとしての生活を堪能する姿を間近に見ているアメリアに、その言葉を素直に受け入れろというのは酷かも。


【曲情報】
♪"Already Gone" Jennifer O'Connor

オープニング、アディソンがヘンリーのことをセラピストに話し、ピートがヴァイオレットをディナーに誘うシーンで。
♪"All the Young" Melogrand
ヴァイオレットとピートがタイ料理店でのディナーのあと、ベッドをともにするシーンで。
♪"Twinkle, Twinkle, Little Star" Cast
サムがヘンリーに歌った歌。
♪"I Will Follow Love All the Way Home " Tyler Lyle

エンディング、アメリアが赤ちゃんの臓器提供の同意書にサインをし、最後は育ての親が勝つとアディソンがセラピストに話すシーンで。

2013.5.22|エピソードガイド、プライベート・プラクティス5|コメント(0)トラックバック(0)

5月15日(水) #19「悲しみの連鎖」

19 複数の刺し傷を負った少女ドレアが聖アンブローズに運び込まれ、ピートとサムが処置。家族への対応に回ったヴァイオレットは、ドレアとともにいた姉ミッシーの言動から、彼女が妹を刺したのではないかと直感する。また、ピートとヴァイオレットは、結婚生活をやり直すため精神科医ホワイトハウスのもとでカップルセラピーに臨む。一方、アメリアはアディソンの勧めでようやく超音波検査を受けるが……。


●若年性社会病質の姉が妹を刺し、脳死の妹は臓器提供へ……
聖アンブローズに、複数の刺し傷を負ったドレアという少女が運び込まれ、ピートとサムが処置を担当。家族の対応に回ったヴァイオレットは、ドレアと一緒にいた姉のミッシーの言動の不審さから、彼女が妹を刺したのではと直感します。ピートはそんなヴァイオレットの意見を一蹴しますが、後に自分がケイティに襲われた時のことを持ち出してミッシーと話をしたヴァイオレットは、自分がドレアを刺したというミッシーの自白を引き出します。これにより、ミッシーは警察に連行されることに……。
一方、ドレアは脳死状態となり、父のゲイリーは娘の命に意味を持たせたいと、臓器提供をアメリアに申し出るのでした。
前回は、母親が実の子二人を殺害という事件が取り上げられましたが、今回は、姉が妹を刺し殺すという、これまたショッキングな事件が登場。クリニックのメンバーたちのプライベートだけでも重いのに、関わる患者の問題もとことん重いです……。

●カップルセラピーを受けるヴァイオレットとピート
結婚生活をやり直すため、精神科医ホワイトハウスのもとでカップルセラピーを受け始めたヴァイオレットとピート。最初は二人とも本音が出ず、「お行儀がよいセラピーだ」と言われてしまいます。けれども2回目のセラピーの場では、職場でのミッシーに関する意見の衝突をきっかけに醜い言い争いに。意外にも、そんな二人に対するホワイトハウスの反応は、「正直に言い合った証拠。お二人の結婚にはまだ期待がもてる」という前向きなものでした。ところが3回目は、ピートがセラピーの効果への疑問をあらわにし、「俺はただ楽しみたい。愛し合いたいだけ」と以降のセラピーを放棄してしまいます。う~ん、このピートの判断はどうなんでしょうか。せっかく上向きになってきた二人の関係の変化、このまま停滞あるいは下降に向かってほしくないのですが。

 

●エリカの死後、心を閉ざすメイソン
エリカの死をきっかけに、おねしょをするようになったメイソン。誰とも口をきかなくなってしまいます。メイソンが心配なクーパーはヴァイオレットに相談。しかし、すぐに効き目のある妙案はありません。クーパー同様、心を閉ざすメイソンの姿に心を痛めるシャーロットは、自分が父親を失った経験に触れながら「しゃべらなければ誰もあなたを助けられない」とメイソンを説得。するとメイソンは、「ママのことを忘れそう。それが悲しい」と話します。シャーロットは、メイソンが気持ちを口にしたのはいいことだと、さっそくそれをクーパーに報告するのですが、クーパーは「脅して話をさせた」とシャーロットを責めます。実の父である自分にではなくシャーロットにメイソンが口をきいたのも面白くなかったよう。でも、ここは何よりメイソンの精神面のフォローが優先されるべきです。シャーロットを責めるのはちょっとお門違いという気が……。

 

●アメリアの胎児は無脳症だった……
アディソンの再三の説得に応じ、ようやく超音波検査を受けることにしたアメリア。しかし、この検査で胎児には脳がない、つまり無脳症であることが判明してしまいます。アメリアは絶望のあまり、心配する同僚たちを拒絶。特に、念願の赤ちゃんを手に入れて幸せいっぱいのアディソンに対しては、嫉妬と怒りを爆発させます。

ただし、ドレアの父が脳死状態になった我が子の臓器提供を申し出るのを聞くとアメリアは考え直します。自分もちゃんと子どもを産み、その臓器を提供して多くの赤ちゃんを救おうと。彼女は、力を貸して欲しいとジェイクに依頼。こうしてジェイクはアメリアの主治医に。
それにしても、脳神経外科医であるアメリアの子に脳がないなんて……。妊娠当時クスリをやっていただけに、アメリアにとってこの事実はあまりにも酷。しかも、そばではアディソンが完璧な赤ちゃんをその手に抱いているわけです。アディソンを恨むのは筋違いでしょうが、アメリアの苦しみもよく分かります。こんな時に限ってシェルダンが不在というのも痛いです……。

 


●男より赤ちゃん!のアディソン

念願の赤ちゃん(ヘンリー)を手に入れたアディソン。育児の大変さなど何のその、同じ日にジェイクとサムとキスしたことを双方に知られてしまってもお構いなし(サムとジェイクはこの件をきっかけに意外にも意気投合)といった様子。アメリアから憎まれようとも、ヘンリーといられる幸福に浸れるアディソンは、何て自分に正直な人なんでしょう。

 

それにしても、【注目のセリフ】にもピックアップしたアメリアの長ゼリフ、インパクトがありましたね。演じるカテリーナ・スコーソンは実際に妊娠中でしたから、お腹の子が無脳症という状況を演じるのは複雑だったことと思います。一方で、感情移入がしやすいという一面もあったかもしれませんが、いずれにせよ、今シーズンのカテリーナ・スコーソンはスゴイ! 薬物依存の問題しかり、今回の妊娠しかり、難しい演技を見事にこなしていると思います。


【今回のゲスト】
ミッシー役は、「デスパレートな妻たち」のケイラ役などで知られるレイチェル・G・フォックス。
医師のホワイトハウス役は、「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」でラージの父を演じているブライアン・ジョージ。


【注目のセリフ】
「嫌なことを言うが、お前とアディソンはいろいろあり過ぎてついていけないよ。付き合ったり別れたり、キスだケンカだ赤ちゃんが欲しい、欲しくない……」by ピート
 ……確かにいろいろあり過ぎ!
「彼女はクリニックの男全員と付き合ってたのか?」by ジェイク
 ……「俺たち3人だけだ」とピートは答えていたけれど、3人“だけ”!? 3人でも十分多いような気が……。
「私を見ないで。同情と罪悪感の目で。もう耐えられない。あなたを見る度にあの完璧で健康な赤ちゃんが一緒にいてほほ笑んでる。あなたもほほ笑む。その喜びを見ると、私は叫んであなたの目玉をえぐり出して、その手からあの子を奪いたくなる。私はあなたにめちゃくちゃ怒ってる。そして嫉妬してる。あなたが手にしてる夢のような人生に。できれば喜んであげたいけど無理。できない。あなたが憎いからよ、アディソン。あなたが憎いし余裕がないの。だって私は毎日このものすごい苦しみと悲しみに沈んでるから。私はいっぱいいっぱいなのよ。耐えきれるかどうか分からない。でもあなたがそばにいたんじゃ無理。だから私には近付かないで。すぐに消えて!」by アメリア
 ……醜い内容だけれど、アメリアの苦しみがストレートに伝わってくるセリフ。
「あなた、私、ジェイク、そんなの大昔のことみたい。今はこの子に夢中なの。私はただの寝不足ママよ」by アディソン
 ……母性本能満開!


【曲情報】
♪"Voodoo" Mississippi Twilight

サムとジェイクがバスケをするシーンで。
♪"Sometimes You Need" Rufus Wainwright
ミッシーがまた誰かを刺すかもしれないとヴァイオレットがピートに話し、アメリアがアディソンに嫉妬と憎しみをぶちまけるシーンで。
♪"When I Grow Up" First Aid Kit
エンディング、ピートがヴァイオレットにキスをするもカップルセラピーは拒否し、クーパーが「メイソンの母親はエリカ」とシャーロットに言い放ち、アメリアが自分の赤ちゃんを臓器提供のドナーにしたいとジェイクに申し出た後、シェルダンの留守番電話にメッセージを残し、ヴァイオレットとルーカスがアディソンの家を訪問し、その後、アディソンがセラピーを早めに切り上げてヘンリーと帰ろうとするシーンで。

2013.5.15|エピソードガイド、プライベート・プラクティス5|コメント(0)トラックバック(0)

5月8日(水) #18「避けられないもの」

18_3 ジェイクに頼まれて、我が子二人を殺害して収監され自殺の恐れもあるエリースの精神面をケアすることになったシェルダン。放置されていた産後うつによりエリースが精神疾患を発症したと考え、彼女の弁護側証人として法廷に立つことを決める。一方、アディソンはライアンの子を宿したアメリアに自宅の一室を子ども部屋として与え、育児の本を贈るなどの援助をする。ピートはスコットと別れたヴァイオレットに接近するが……。


●エリカが帰らぬ人に……

死期が近づいているエリカ。シャーロットはそんな彼女につきっきり。母に会えないメイソンは「ママが治ったらうちの部屋に飾れるように」と、自分とエリカの絵を描きます。まだ母親の死を受け入れられないのです。クーパーはヴァイオレットの助言を得て、少しでも母と息子を近くに置いておこうと、メイソンを病院に連れて行きます。そして、シャーロットがメイソンの絵をエリカに届けた直後、エリカの容体が急変。シャーロットは「あなたに会わないとメイソンは前に進めない」と説得し、エリカに承諾を得たうえで急いでメイソンを病室に連れて来ます。最終的には、メイソンが病室に入って「愛してるママ」と告げて間もなく、エリカは静かに息を引き取りました……。

結果的に、シャーロトがメイソンとエリカを対面させたのは、賢明な判断だったと思います。すでに、家族の一員となっていたエリカの死はクーパーとシャーロットにとっても言い表せないほどショックな出来事ですが、誰よりも心に傷を負ったのはメイソン。今後は、彼の心のケアが大きな課題となりそうです。

 

●母親としての喜びに目覚めるアメリア

ライアンの子を宿したアメリア。アディソンは彼女に「私は赤ちゃんを諦めたから」と言って自宅の一室を子供部屋として与え、自分が読んでいた育児の本を贈ります。でも、アメリアにはまだ母になる心の準備ができておらず……。

その後、アディソンはアメリアを患者ジュディの出産に立ち会わせます。そして、産声を上げる赤ちゃんを見たアメリアは感激し、ようやく母親になる喜びに目覚めると、自分を気遣ってくれているシェルダンに「超音波検査を受ける」と報告。シェルダンは安心して街を出ます。元妻に会いに行くと言い残して……。

アメリアの表情に笑顔が戻ったのは嬉しいことですが、シェルダンに元妻!? これまで触れられていなかった彼の背景には、ちょっと驚かされました。

 

●スコットと別れたヴァイオレットに接近するピート

ヴァイオレットがスコットと別れたと知ったピート。ヴァイオレットに接近し、「まだ君を愛してる」と伝えます。もちろん、そんなピートの気持ちを嬉しく思うヴァイオレットですが、このまま元サヤに収まっても根本的な問題の解決にはならないと考え、自分も愛しているけれど簡単には戻れないとピートに伝えます。そして、セラピーを受ける覚悟があるか問いただします。さて、ピートの決断は!?

 

●我が子を殺害した精神疾患患者のケアにあたるシェルダン

シェルダンはジェイクに頼まれ、わが子二人を殺し収監され自殺の恐れがあるエリースの精神面のケアをします。エリースには夫カートとの間に長女がいたものの、二人目不妊だったためジェイクによる治療で長男を出産。さらに1年後、もう一人子どもが欲しいと、再びジェイクの治療を受け、現在三人目を妊娠中。「助けてもらう資格はない」と繰り返す彼女でしたが、カートの出張中、泣き止まない子どもたちを車に乗せ、エンジンをかけて窒息死させたと事の経緯をシェルダンに語ります。すべては長い間放置されていた産後うつにより精神疾患を発症したせいだと考えたシェルダンは、法廷でエリースの弁護側の証人として証言することに。

ところが夫のカートは、もしそれでエリースが釈放されたらクリニック全体を訴えると言い出します。ジェイクは「証言はやめてくれ」と頼みますが、シェルダンの決意は固く……。ジェイクは「自分が排卵誘発剤を投与したせいで、エリースの産後うつを悪化させたのでは」と悩みます。

一方、自責の念にかられるエリースは終始シェルダンの助けを拒否。そんな中、彼女は子癇発作を起こして聖アンブローズに運び込まれます。じきエリースの容体は安定し、アディソンによって彼女の女児が取り上げられるのですが、エリースは産まれた赤ちゃんを抱こうともせず、夫に引き渡すよう希望します。そして、エリースの産んだ娘を腕に抱いたカートは、ジェイクから「今はエリースを憎まないで。その子の母親なんだ」と説得されます。少し態度を軟化させたカートは、エリースのもとに娘を連れて行くのでした(何て過酷な状況!)。

この一件で、自分を責めるジェイク。アディソンはそんな彼をなぐさめるうち、ついに彼とキス! そして「私はもう赤ちゃんを持たないと決めた」とジェイクに宣言するのですが、そんな矢先に、アディソンが子どもを持つのを諦めたとアメリアに聞かされたサムに迫られると、アディソンは何と彼ともキス! こんな状態でいいの!?と思ったところに、さらに驚くべき急展開が待ち受けていました。何と、養子あっせん所からアディソンを養母に指名する人物が現れたとの連絡が!その人物とは、アディソンが出産を担当した患者のジュディ。養母候補者のリストを見て知った顔のアディソンを見つけた彼女は、我が子をアディソンに託そうと決めたのです。

こうして、子どもを持つのを諦めようとしていたアディソンの元に赤ちゃんがやって来ることになりました。エリカの死という受け入れがたい出来事の中、アメリアだけでなくアディソンまでもが母になるというニュースは一筋の希望となりましたが、このまま幸福感の余韻にひたらせてくれないのがこのドラマ。次回も何やら問題が勃発しそうな……。


【今回のゲスト】

エリース役は、「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」にローズ役でゲスト出演しているエニド・グレアム。

カート・ウィルソン役は、「HOMELAND」のマックス役のモーリー・スターリング。

ソーシャルワーカー役は、「scrubs ~恋のお騒がせ病棟」のラバーン役のアロマ・ライト。


【注目のセリフ】

「彼女はただの患者じゃない。君の人生の一部だ。だから感情移入をしてしまい、医師でいられなくなる。君らは家族なんだ」by ピート

 ……シャーロットとピート、どちらかというと接点の薄いこの二人のハグがとても温かくて……。

「何年も君一人にメイソンを育てさせて悪かった。もっと早く知って力になりたかった。でも、君が育てた子は、あの子は本当に素晴らしい。お手柄だよ。君の。あの子を連れて来てくれて感謝してる。本当にありがとう」by クーパー

 ……「あなたがあの子のパパで良かった」というエリカのセリフにも涙。

「たとえエリースを許せなくても、なるべく彼女を憎まないで。少なくとも今は。なぜなら彼女はこのかわいい子を産んだ母親。この子にも新しいスタートが必要だ」by ジェイク

 ……自分の子を二人も殺した母親。でも三人目の赤ちゃんを産んだ母親でもある……。それを受け入れざるを得ないカートの立場も辛すぎる……。

「メイソンはあなたに会いたがってる。さもなきゃあの子は前に進めない。あなたは望まなくても私にできるのはそれだけ。今はあの子が第一。私たちの息子が会いたがってるの」by シャーロット

 ……すでに母としての自覚を持つシャーロット。立派な態度。


【曲情報】

♪"Mr. Bright Eyes" Rebecca Ferguson

オープニング、アディソンがセラピストに自分は心配性だと話した後、病院で赤ちゃんを取り上げ、続いてヴァイオレット、ジェイクと会話し、ピートとサムが話をするシーンで。

♪"Normal Song" Perfume Genius

シャーロットがメイソンを病室に連れて来て間もなく、エリカが亡くなるシーンで。

♪"Now is The Start" A Fine Frenzy

エンディング、アディソンがピートとキスをした後にサムともキスをし、その直後にあっせん所の呼び出しを受け、ヴァイオレットが本気でやり直したいならセラピーを受ける覚悟はあるかピートに問いただし、クーパーがシャーロットに礼を言うシーンで。

2013.5. 8|エピソードガイド、プライベート・プラクティス5|コメント(0)トラックバック(0)

5月1日(水) #17「やさしい敗北」

17 ジェイクは、亡き妻の連れ子である大学生のアンジェラから恋人とセックスをしたと聞かされて動揺。父としてどうすべきか考えた末、彼女にある物をプレゼントする。また、アンジェラから女性関係を聞かれたジェイクは、アディソンの名前を出すが……。ヴァイオレットは、肩を脱臼したスコットを治療するピートの手伝いにつく。そんな中、退院していたエリカが腹部の激しい痛みを訴えて緊急入院する。


●ジェイクの亡き妻の連れ子アンジェラ登場!
薬物依存症だった妻を亡くしたジェイク。その妻の連れ子、つまりはジェイクの義理の娘にあたる大学生のアンジェラが初登場! 彼女はあっけらかんと恋人との初めてのセックスをジェイクに打ち明けます。おそらく、アンジェラとジェイクが実の親子以上の関係を築いてきたからこそ……の会話なのでしょうが、父親としてジェイクが動揺するのは当然のこと。どう対処すべきか考えたジェイクは、後日、彼女にコンドームをプレゼントします。そして、アンジェラから今の女性関係を聞かれると、アディソンの名前を出します。アンジェラはジェイクの恋愛に大賛成!
その後、クリニックにジェイクを訪ねたアンジェラ。その場でアディソンとの顔合わせを果たします。あとはアディソンの準備完了の時を待つだけ、といったところでしょうか。

 

●スコットがケガ!
勤務中、夫に暴力をふるわれた妻を救いに行った際、その夫に殴られてケガをしてしまったスコット。聖アンブローズに運び込まれてピートの処置を受けます。駆けつけたヴァイオレットは、別居中の夫の前でボーイフレンドに付き添うという、何とも気まずい状況に。それでも、スコットの肩の脱臼を治すピートの手伝いをし、おかげでスコットの状態は落ち着きます。ところがその後、スコットは外傷による遅発性脾破裂を起こしていることが判明。緊急オペを受けることに。オペ後、目覚めたスコットは「君とピートは家族だ。その間に割り込みたくない」と身を引く宣言をします。ヴァイオレットとピートの間にある絆を、治療を受けながら感じ取ったようです。彼の潔い決断には好感が持てましたが、こうなった以上、スコットの出番もここまで!? ちょっと寂しいかも……。

 

●アメリアが出産を決心!
お腹に宿したライアンの子をどうするか決められずにいたアメリア。シェルダンに早く決断するよう促されたのをきっかけに、「ライアンの子をおろしたり手放したりできない」と気付き、産む決心をします。そして、そのことをアディソンにも報告。不妊に苦しんできたアディソンでしたが、自分の子とのように祝福する姿がステキでした。アメリアも、彼女の反応にホッとしたはず。ぜひ、アメリアには無事に赤ちゃんを産んでほしいです。

 

●エリカ、神経膠肉腫が転移。余命はあとわずか……
退院していたエリカが腹部の痛みを訴え緊急入院し、病室で吐血します。実は、神経膠肉腫が肝臓と消化管に転移していたのです……。余命はおよそ1週間。そう診断したアメリアは、今後は脚が麻痺していずれ腸が動かなくなると、残酷な事実をエリカに告げます。するとエリカは、痛ましくボロボロになった姿をメイソンに見せたくないとシャーロットに訴えます。一方で、吐血するエリカの姿を見てしまったメイソンは「今度はママの病状を隠さずに言って」とクーパーに要求します。クーパーとシャーロットはメイソンに真実を伝えました……。
そしてエリカの希望通り、翌日メイソンとの“お別れ”の時間が設けられます。エリカを安心させようと涙を見せずに別れを言うメイソン。廊下に出た途端、シャーロットに抱きついて号泣する姿が痛ましくて……。愛する息子を残して死んでいくことになるエリカ自身もどれだけ辛いことか。涙なくして見られないシーンでした。

 

せっかくアメリアがデレクとの連携で極めて困難なオペを成功させたというのに、まさかこんな展開が用意されていたとは。またしても脚本を呪いたくなります。喜びから悲しみのどん底へ。高低差があり過ぎて見ている方も辛い……。次回のエピソードも見るのが怖いです。

 

●コリーヌを入院させることにしたサム
サムの家の窓ガラスを突き破り、ケガをして入院していたコリーヌは「家に連れて帰って」とサムに訴えます。シェルダンはコリーヌの安全のために施設に入れるべきだと忠告しますが、サムは「僕は医師だ。対処できる」と言い張り、強引にコリーヌを家に連れ帰ります。困ったシェルダンは、アディソンを通してサムの説得を試みますが、やはりサムは「自分で世話できる」の一点張り。けれども、実際自宅で世話をしてみると、コリーヌに薬を飲ませるのも一苦労で。さらにコリーヌが自殺をほのめかしたことから、家中の刃物を片付けるハメになります。そして、薬を飲もうとしないコリーヌにキレたサムは、最終的には力ずくで無理やり彼女に薬を飲ませます。この時点で、自分で世話をするのは無理だと悟ったサム。シェルダンの紹介する施設にコリーヌを入れる決心をします。コリーヌは「もっと努力するから家に置いて」と懇願しますが、サムは「お前を愛してるから、君の安全のためにこうするんだ」と諭し、コリーヌを施設に入院させるのでした……。

 

今回は、エリカのガンの転移やコリーヌの施設入所など、アメリアの妊娠というビッグニュースがかすむほどの悲劇の連続。そんなエピソードの監督は、クーパー役のポール・アデルスタインでした。彼の監督エピソードは、シーズン4の第18話に続いて今回が2回目。母親を失うことになる息子を支える父親としての難しい演技に加え、番組を良くしる者らしく素晴らしい演出をしていたと思います。


【今回のゲスト】
アンジェラ役は、「ブレイキング・バッド」などにゲスト出演しているエミリー・リオス。


【注目のセリフ】
「なら兄になれ。監視人じゃなく」by シェルダン
 ……この後、サムは兄として苦渋の決断を……。
「好きな人がERに運び込まれ、私の愛する夫が手当した。夫はこの結婚を救うべきか決めようとしてる。そして、親友の息子の母親がまた入院した」by ヴァイオレット
 ……状況が複雑過ぎる!!!
「僕はプロの精神科医で洞察力と判断力と思いやりに満ちているのに誰も話を聞かない。看板をおろして人里離れた村にでも移り住んだ方がいいかな。iPadがあれば神になれる。みんな聞いてくれるだろう」by シェルダン
 ……ユーモアを交えてアメリアの決断を促そうとするシェルダン。確かに思いやりに満ちている!
「泣かなかった。泣かなかったよ。がんばった。笑顔でいい子な僕を覚えててもらえるように」by メイソン
 ……このシーン、辛過ぎる……。


【曲情報】
♪"Look Out" The Ross Sea Party

オープニング、アディソンが大学時代の友人のことをセラピストに話すシーンで。
♪"Infinity Street" Richard Walters
コリーヌに無理やり薬を飲ませたことをサムがアディソンに話し、クーパーとシャーロットがエリカの病状について真実をメイソンに伝えるシーンで。
♪"Everytime You Go" Release The Sunbird
エリカとメイソンが病室で“お別れ”をするシーンで。
♪"Eyes" Imperial Mammoth
エンディング、コリーヌが施設に入所し、アメリアがアディソンに妊娠を報告し、エリカとシャーロットが会話し、アディソンがセラピストと話すシーンで。

2013.5. 1|エピソードガイド、プライベート・プラクティス5|コメント(0)トラックバック(0)

4月24日(水) #16「アンドロメダ」

16 コリーヌが双極性障害から回復するまで仕事を休むことに決めたサム。シェルダンの警告も聞かずに、本人の希望通りコリーヌをプラネタリウムに連れて行く。一方、クーパーは、オペ後の回復に時間がかかっているエリカをサポートしようと、エリカとメイソンの家に連泊。クーパー自身の疲労を心配するシャーロットと口論になってしまう。そんな中、シェルダンはアメリアの様子がおかしいことに気付き、再びクスリに手を出していないか問い詰めるが……。


●双子の胎児に異変。決断を迫られる女性同士のカップル
男の子と女の子の双子を妊娠中のローレルと、そのパートナーのダニーという女性二人がクリニックにやって来ます。アディソンはさっそくローレルの診察をし、男の子の方に横隔膜ヘルニアがあるのを発見。このままでは男の子が死んでしまうことや、子宮内で男の子にオペをする方法があるものの、その場合、女の子の胎児にも危険が及ぶリスクがあることなどを説明します。オペをしなければ男の子は助からない。ただし、女の子へのリスクは避けられる。一方、オペをすれば男の子も女の子も助けられるかもしれない……。厳しい選択を迫られたローレルはオペのリスクを嫌い、自分の卵子を提供したダニーは二人とも助かる可能性があるならオペをすべきと主張し、二人は口論に。ダニーは一人でクリニックから出て行ってしまいます。結局、残されたローレルは、愛するダニーのためにオペを受ける決意をします。
そしてオペの日。アディソンに呼ばれたダニーは、怒りにまかせてローレルにひどいことを言ったと反省の言葉を口にしつつ、自分が来ていることをローレルに伝えたいと、オペ室の窓越しで彼女を激励。怯えきっていたローレルは落ち着きを取り戻し、いよいよオペがスタートします。すると、オペの最中、女の子に羊膜索が巻き付いていることが判明。アディソンは急きょジェイクの応援を呼び、羊膜索の処置と男の子のオペを成功させます。これで、双子はともに無事に育つ可能性大。オペ後に目覚めたローレルは、オペをしなければ女の子も死んでいたはずとアディソンに聞かされ、オペを勧めたダニーに感謝するのでした。

 

●コリーヌがガラスの窓に突っ込むというアクシデント発生!
コリーヌが双極性障害から回復するまでの間、仕事を休んで彼女のケアをすることにしたサム。シェルダンの警告に聞く耳を持たず、コリーヌの希望通り彼女をプラネタリウムに連れて行きます。ところがその日の深夜。プラネタリウムに刺激を受けたせいか、コリーヌは星空を眺めながら騒ぎ出し、隣家のアディソンまで起こしてしまいます。さらに次の夜は「新しい銀河を発見した!」と大興奮し、鎮めようとするサムともみ合いに。揚げ句の果てにガラスの窓に突っ込んでしまいます。傷だらけになったコリーヌは、聖アンブローズのERに運ばれて鎮静剤で鎮められ……。シェルダンは、コリーヌを入院させることを勧めますが、サムは妹を見捨てられないと言い張るばかり。ようやく再会できた妹に、できる限りのことをしてやりたいというサムの気持ちは分かるのですが……。
それにしても、今回のコリーヌが暴れるシーンは壮絶でした。演じるアニカ・ノニ・ローズは、映画『ドリームガールズ』や『プリンセスと魔法のキス』のほか、舞台で活躍しトニー賞も獲った実力派。さすが、迫力十分!

 

●回復に時間がかかっているエリカをサポートするクーパー
オペ後、回復に時間がかかっているエリカ。クーパーはそれをサポートしようとエリカとメイソンの家に連泊。クーパーの疲労を心配するシャーロットと口論になります。思わずシャーロットのことをヴァイオレットに愚痴るクーパーでしたが、結婚の危機に瀕するヴァイオレットから「家族は大事、シャーロットは大事」というリアルなアドバイスをもらうと反省。シャーロットの存在を当たり前に思っていたことをシャーロット本人に謝罪します。こうして二人は仲直りして一件落着。しかし、エリカの病状はなかなか一件落着とはいかない模様で……。

 

●ヴァイオレットとピート、やり直しを模索
ピートとの別居状態が続くヴァイオレット。元の家族に戻ることを望み、結婚が本当にやり直せないか模索を始めます。そして、セラピーを受けて解決しようとピートに持ちかけます。そんなこんなで歩み寄りを見せ始めたヴァイオレット&ピート。このまま順調に関係を修復できるといいのですが。

 

●アディソンとジェイクの関係は!?
ジェイクとの“フィジー行き”の一件をアディソンから聞いていたヴァイオレットは、ひょんなことからそれをジェイク本人に話してしまいます。何でも話が筒抜け状態であることにあきれたジェイクは、思わずアディソンにイヤミで応酬! けれども、ローレルのオペでアディソンの素晴らしさを再認識すると、「君に恋しそう」とアディソンに思いを告白します。そして、アディソンにはそれを受け入れる準備ができていないと指摘します。それに対してアディソンは「準備できるわ」と前向きな返答! 今後の二人の関係の進展に注目です。

 

●アメリアが妊娠!
アメリアの様子がおかしいのに気付いたシェルダン。またクスリをやってるのかと本人を問い詰めます。するとアメリアは「ライアンの子を妊娠した」と告白。その言葉にショックを受けたシェルダンは、僕以外の誰かに相談しろと突っぱねますが、やがて思い直し、自分が協力するとアメリアの前で宣言。産むにしても産まないにしても、一人で立ち向かうことはないと励まします(優しい!頼もしい!)。これにはアメリアも涙、涙。さて、彼女はどんな決断をするのでしょうか!?
ちなみに、実はこのシーズン5の撮影期間中に、アメリア役のカテリーナ・スコーソンの妊娠が判明しています(2012年7月に無事女児を出産)。うまく本人の妊娠とアメリアの妊娠をからめて脚本に盛り込んでいるなと感心しました。


【今回のゲスト】
ローレル役は、「シックス・フィート・アンダー」のマギー・シブリー役や、「Persons Unknown ~そして彼らは囚われた」のモイラ・ドハーティ役で知られるティナ・ホームズ。
ダニー役は、「トゥルーブラッド」のダフネ役のアシュリー・ジョーンズ。


【注目のセリフ】
「ヴァイオレットに言え。酔った君がどんな寝言を言うか知りたければ、僕は午後ずっとオフィスにいると」by ジェイク
 ……ジェイク、なかなかイヤミもお上手。
「もし、君が産むと決めるなら僕は協力するよ。赤ちゃんを入れても壊れないようにベビーベッドを組み立てられるかは分からないけど、話を聞いたり断薬会に出る時の子守とか、あるいはできることは何でも。一人で立ち向かうことはない。もし、産まないと決めても一人で立ち向かうことはない」by シェルダン
 ……妊娠のことをアディソンにも言えずにいるアメリアにとって、このシェルダンの言葉がどんなに心強かったことか。
「君に恋しそうだからだ、アディソン。君と家を買うことも、君のために試験管で子どもを作ることもできる。そばにいることができる。そうなると僕はすべてを賭ける。君の心にほかの男がいる間は無理だ。君には僕を受け入れる準備ができていない」by ジェイク
 ……アディソン、ジェイクを選べば幸せになれそう!


【曲情報】
♪"Sister Song" Perfume Genius
オープニング、アディソンがセラピストと話し、シャーロットがクーパーのいないベッドで目覚め、セックスが終わるなりスコットがヴァイオレットの家から帰るシーンで。
♪"252" Gem Club
クーパーがシャーロットの助けを拒み、ピートがヴァイオレットの家に泊まることになり、コリーヌがビーチで興奮しながらノートに星座のことを書き殴るシーンで。
♪"Don't Blame Love" Trent Dabbs
ダニーが見守る中、ローレルがオペを受け、ヴァイオレットがシャーロットについてクーパーにアドバイスし、コリーヌが「新しい銀河を発見した!」と興奮し、なだめようとするサムを殴ってしまうシーンで。
♪"Change Your Life" Jennifer O'Connor
エンディング、コリーヌを入院させるべきと言うシェルダンの助言を突っぱねたサムが、病院で目覚めたコリーヌと静かに話をし、アディソンがセラピストに「お酒飲みたくなってきた」と話すシーンで。

2013.4.24|エピソードガイド、プライベート・プラクティス5|コメント(0)トラックバック(0)

4月17日(水) #15「リスクの価値」

15妊娠30週目のグロリアが呼吸困難で搬送される。彼女は1年半前に心臓移植を受けていたが、その事実を伏せて体外受精で妊娠。その後、胎児に害があるからと免疫抑制剤を飲むのを止めたため、体が拒絶反応を起こしたのだ。母体と胎児、どちらを優先するかでサムとジェイクは対立し……。一方、神経膠肉腫のオペを受けるため、シアトル入りしたエリカ。オペの前日、ついに病気のことをメイソンに打ち明ける。


●心臓移植の事実を伏せて妊娠した妊婦が呼吸困難に!
妊娠30週目のグロリアが呼吸困難で搬送されてきます。実は彼女、1年半前に心臓移植を受けていたにも関わらず、そのことを伏せてジェイクによる体外受精で妊娠。その後、胎児に害があるからと免疫抑制剤を飲むのを勝手に中止したため、体が拒絶反応を起こしてしまったのです。胎児を取り出して母体を救うべきというサムと、赤ちゃんを救いたいという患者の意思を尊重すべきというジェイクは真っ向から対立。最終的にはグロリアが破水し、赤ちゃんを取り出さざるを得なくなります。アディソンもオペに入り、グロリアの赤ちゃんは無事に産まれますが、サムとジェイクの必死の救命にも関わらずグロリアは帰らぬ人に……。グロリアの赤ちゃんを守りたいという信念は貫かれましたが、その代わりに自ら命を落とすことになるなんて……。
なお、この件でサムとジェイクの双方から意見を求められたアディソンは、サムの考えを支持。その後のジェイクの態度は、いつになくイライラしたものでした。どうやら、アディソンがサムと再び関係を持ったこと、さらには彼女がサムの肩を持ったのが気に入らなかったみたい。もちろん、それはアディソンに特別な感情があるから。ジェイクは、ついにアディソン本人に気持ちを確かめます。そして、アディソンはジェイクに対し友情以上の思いを抱いていることを認めます。互いに気持ちを確認し合った二人。これからどうなるのか、成り行きが気になります。

 

●コリーヌは双極性障害だった
シェルダンの指示で一時的に薬をやめたコリーヌ。すっかり元気になったように見えましたが、シェルダンはそれを躁状態と見ます。そう、コリーヌは極端な鬱状態と躁状態とを繰り返す双極性障害だったのです。シェルダンは適切な治療と食生活と睡眠で改善できるとコリーヌを励まします。
一方、サムはコリーヌがもう5年も前からロスにいたと知ると、これまでいかに彼女のために心を痛めてきたか、その思いをコリーヌ本人にぶつけます。サムは、後にこの件でコリーヌに謝罪するのですが、今度はコリーヌが病気のせいでどんなに辛い20年を送ってきたかを訴えます。クスリを買うためゴミを食べたり、生き延びるために体を売ったりしたことすらあると。サムにはサムの、コリーヌにはコリーヌの辛さがあったというわけです。こうして、本音を言い合うことで20年間の空白を埋めようとする兄妹。心配なのは、この先のコリーヌの病状の変化です。

 

●スコットとの関係に線引きするヴァイオレット
「真剣に付き合いたい」とヴァイオレットに関係の進展を求めるスコット。何と答えていいか分からず、話をはぐらかすヴァイオレットでしたが、「何にも縛られない最高のセックスを続けるか、終わりにするか決めて」とスコットにきっぱり言います。結局、スコットは今の関係を続けると返答するのですが、本気でヴァイオレットと付き合いたい彼が今の状態にいつまで満足していられることか……。

 

●シアトルでエリカのオペが成功!
エリカは、クーパー、シャーロット、メイソンとともに神経膠肉腫のオペを受けるためシアトルへ。執刀するのはもちろんアメリアとデレクです。二人は、90秒以内に適切な処置が行えないと脳卒中が起きるとエリカに説明。いちかばちかのオペを前にしたエリカは、ついに病気のことをメイソンに打ち明けます。メイソンは、大事なことをこれまで隠してきたエリカに激怒。それはそうですよね、メイソンの気持ちも分かります。
一方で、シャーロットは、もしもの時にはメイソンの母親になる覚悟を決めます。そして、エリカのオペの最中、メイソンが知りたがっているオペの詳細を詳しく教えてやります。こうして、メイソンの前では母親役を立派にこなそうとするシャーロット。でも、そんな彼女もエリカのことを思いながらトイレで涙していたんですよね。あのシーンは、見ていて本当に胸が痛みましたが、幸いエリカのオペは成功! 生きている喜びを噛みしめながらメイソンを抱くエリカの姿と、それを見守るアメリアとデレクの兄妹の会話がとても良かったです。妹を心配する兄、兄に理解されたい妹、反発し合うことも多い二人でしたが、今回のオペの成功により兄妹の絆はより強固に。薬物依存症の克服のため努力を続けるアメリアにとっては、大きな自信にもつながったはずです。でも……、アメリアには何だか新たな問題が!? ホッと一息もつかせてくれないのがこのドラマの恐ろしいところです……。

 

それにしても、「グレイズ・アナトミー」のシーズン8を先に見終わっている方の中には、元気だったレクシーの姿に複雑な思いを抱いた方もいらっしゃるのではないでしょうか? 「グレイズ・アナトミー」ではもうレクシーに会えないのかと思うと、やはり寂しいです。


【今回のゲスト】
「グレイズ・アナトミー」からデレク役のパトリック・デンプシーとレクシー役のカイラー・リーがゲスト出演。
グロリアの夫役は、「ER 緊急救命室」でカーターのいとこチェイスを演じていたジョナサン・スカーフ。グロリア役は、「ER 緊急救命室」のジェシカ・オルブライト役のダリア・セーラム。


【注目のセリフ】
「お前は怖いと闘う。目の前の恐怖に打ち勝とうと。その根性はどんなツケにも勝る」by デレク
 ……アメリアの性格を良く知る兄だから言える励ましの言葉。
「所詮その場限りだ。やっぱり本命とは違う。1年前はこうなるなんて……」by ピート
 ……確かに、たった1年でヴァイオレットとの関係がこんなに変わってしまうなんて。
「医学が大好きだ!僕は本気だよ。医学の世界を心の底から愛してる。君と結婚してなかったら医学としてるぐらい」by クーパー
 ……「よかった私と先に結婚してくれて」というシャーロットの返事も可愛かった! シャーロットへの感謝を素直に言葉にするクーパー、クーパーの子だからこそメイソンを愛していると語るシャーロット、この二人のやり取りにはジーン。
「気が滅入るどころか、むしろホッとするの。人生は複雑。単純でも楽でもない、だから待ってても意味はない。待つ必要ない。ただ、思いのままに生きればいい」
 ……人生は複雑なものであることを受け入れたアディソンの言葉、深みがある!


【曲情報】
♪"Our Hearts" Firehorse

オープニング、アディソンが人生の困難についてセラピストと話し、デレクとアメリアがオペの予行練習で成功を収め、真剣に付き合いたいとスコットがヴァイオレットに話すシーンで。
♪"All Waters" Perfume Genius
力にならせてほしいとシェルダンがコリーヌに言い、エリカのオペが行われ、その間にシャーロットがオペについてメイソンに説明するシーンで。
♪"Rivers and Homes." J. Viewz
アディソンがグロリアの赤ちゃんを取り上げ、サムとジェイクがオペでグロリアを救おうとし、手術を乗り越えたエリカが目覚め、メイソンに手を振るシーンで。
♪"One Sunday Morning (Song For Jane Smiley's Boyfriend)" Wilco
エンディング、デレクとアメリアがオペの成功を喜び合い、グロリアが命と引き替えに産んだ赤ちゃんを夫のブラッドが抱きながら涙しエリカのオペの成功を喜ぶクーパーとシャーロットが互いの気持ちを確かめ合ってキスし、ヴァイオレットがピートとの関係についてピート本人と話した後、スコットを訪ねて今の関係に満足していると伝え、ジェイクがアディソンに特別な感情があるのか尋ね、サムがコリーヌとテラスで語り合い、アディソンが「思いのままに生きればいい」とセラピストに語るシーンで。

2013.4.17|エピソードガイド、プライベート・プラクティス5|コメント(0)トラックバック(0)

4月10日(水) #14「長すぎる空白」

14サムは刑務所から妹コリーヌを連れて帰るが、彼女は“錯乱状態”という理由で、刑務所内の精神科医に鎮静剤を大量に飲まされていたため、ぼんやりしている状態。アディソンは、こんなかたちで妹と20年ぶりの再会を果たすこととなったサムを心配するが……。ERには生後10日の乳児イーライが運び込まれる。付き添いは19歳の姉デニースで、母親はイーライを産んだ後でドラッグを買うため出て行ったきりと分かる。その頃、メイソンはエリカが心配になり、クーパーのアパートを飛び出してしまう。


●ドラッグ漬けだった母親が出産。19歳になる彼女の娘は……
泣きやまない生後10日の乳児イーライがERに運び込まれ、ピートとクーパーが最初の処置をします。イーライを連れてきたのは、彼の姉にあたる19歳のデニース。彼女によれば、母親はイーライを産んで2日後、ドラッグを買うために家を出て行ったきり。どうやらデニースは、自分でイーライを育てるつもりのようです。
やがて、イーライは新生児薬物離脱症候群で、先天性嚢胞性腺腫様奇形腫を持っていることが判明。ところがそこに母親メリッサが現れ、「クスリは断った。これからはイーライのためにいい母親になる努力をする」と宣言します。依存症のメリッサに何度も置き去りにされ、小さい頃は施設の世話にもなってきたデニースは、そんな母親の言葉など信じられないといった様子。最悪の母娘関係を目の当たりにしたクーパーは、イーライはデニースに育てさせるべきだと考えますが、ピートはメリッサに子育てをさせるべきだと主張します。アディソンは冷静な判断で児童保護局を呼ぶことに。児童保護局は「子どもはなるべく母親のそばに」という見解を示します。そんな中、ヴァイオレットは、「自分とピートの関係は最悪だけど、ルーカスのことだけは折り合える。イーライのことでならメリッサとデニースも協力し合えるかも」とクーパーにアドバイス。クーパーも納得して、メリッサにチャンスを与えるようデニースを説得します。
そして、容体が急変していたイーライの肺の手術はアディソンによって無事終了。メリッサとデニースはイーライのために歩み寄るのでした。
今回、ピートは終始メリッサの肩を持つ格好でしたが、その背景には、いったんはルーカスを手放したヴァイオレットも、ルーカスにとってはかけがえのない母親であるという事実があったようでした。ルーカスのことについては、同じ目線でいられるピートとヴァイオレット。二人にはまだやり直す余地があるように、いまだ思えてならないのですが……。

 

●ヴァイオレットに嫉妬心を認めたピート
さて、ピートと別居を続けているヴァイオレットは、スコットとのセックスライフをすっかり楽しんでいる模様。病院で二人がイチャついているのを目撃したピートは面白くありません。ヴァイオレットは「スコットとは真剣な関係ではない。セックスだけ」とピートに説明。するとピート、ヴァイオレットがほかの男と寝るのは気になると言い出すじゃありませんか! スコットの登場で、ピートは図らずも自分の中にあったヴァイオレットへの気持ちに気付かされることになったよう。ヴァイオレットもピートの反応に、まんざらでもない様子でしたが、この先二人の関係に良い変化は生まれるんでしょうか?

 

●コリーヌとの再会に戸惑うサム。そしてアディソンと……
サムは刑務所から妹のコリーヌを自宅に連れて帰ります。しかしながら彼女は、錯乱状態という理由で、刑務所内の精神科医に鎮静剤を大量に飲まされ、ぼんやりしている状態。事情を知ったシェルダンは、薬の投与をやめてコリーヌについて正しい診断をさせてほしいと申し出ます。そして、診断の参考にと、サムにコリーヌと暮らしていた頃の様子を聞きます。サムは、コリーヌが自宅を燃やしかけたこと、消火したサムを責め、自殺しかけたことなどを話し、妹への混乱する思いを吐露します。なにせ、コリーヌが別れも言わず家を出て行ったのは20年も前のこと。コリーヌはもはや生きてはいないだろうと思っていたわけですから、サムが戸惑うのも当然です。ビーチのデッキでコリーヌの手を取りながら涙するサム。あのシーンは堪えました……。
そして、アディソンはそんなサムのことが心配で仕方ない様子。ついには成り行きでサムとベッドをともにしてしまいます。くっついたり離れたり、複雑な二人。ジェイクはアディソンとサムの態度からそれを感じ撮ると、アディソンが当面、赤ちゃんよりサムを選んだものと判断します。その際のジェイク、ずいぶんとガッカリした表情でしたね。やはり、ジェイクはアディソンに特別な感情を抱き始めていると見た方がよさそう!?

 

●メイソンを避ける闘病中のエリカ
化学療法を受け始めたエリカ。辛そうにする姿を見せたくないと、メイソンに会うのを拒み、病気についても黙っているようクーパーたちに口止めをします。そして、母親と会わせてもらえないメイソンは、エリカが死んだのではと疑い、心配のあまりクーパーのアパートを飛び出してしまいます。幸い、メイソンはすぐにシャーロットが見つけるのですが、それでもエリカはメイソンに病気のこと、自分がやがて死ぬことを言えず……。
そんな中、アメリアはさまざまなリサーチを重ね、兄のデレクならエリカの脳を手術できるのではないかという結論に至ります。そして、シャーロットと一緒にエリカを説得。「手術が成功すれば、腫瘍のせいでママはやがて死ぬとメイソンに言わずに済むかもしれない」というシャーロットの言葉に、エリカの心も動いたようです。

 

さて、このエリカの一件は、「グレイズ・アナトミー」シーズン8の#15「見えない存在」へと続きます。すでにこちらのエピソードをご覧になっている方も多いと思いますが、ぜひ「グレイズ・アナトミーブログ」で内容を振り返ってみてください。次回の「プライベート・プラクティス5」の第15話にすんなりつながると思います。


【今回のゲスト】
デニース役は、「ボストン・リーガル」のマリーナ役や、「Terra Nova ~未来創世記」のスカイ役で知られるアリソン・ミラー。


【注目のセリフ】
「まるで取り寄せたみたい。カタログでそういう仕様の男を注文して。私もそのカタログ欲しい」by アディソン
 ……スコットはカタログの商品!?
「友達のフリをしようとすれば、君はもっと傷つく。君が傷つくのは見たくない」by ジェイク
 ……またしても、アディソンに対して含みのあるセリフ!
「俺の気持ちを解釈するな。ただ、気になるんだ」by ピート
 ……ピートがヴァイオレットの前で素直に嫉妬心を認めるとは!


【曲情報】
♪"New York" Blind Pilot

オープニング、アディソンがセラピストと話をし、サムが刑務所でコリーヌと対面し、ヴァイオレットが自宅でスコットとイチャつくシーンで。
♪"Up From The Ground" Fort Atlantic
サムがコリーヌとの過去をシェルダンに語り、家を抜け出したメイソンをシャーロットが見つけるシーンで。
♪"Hope You Know" Megafaun
エンディング、メリッサとデニースの親子が歩み寄りを見せ、アディソンとサムが寝たことにジェイクが気付き、アメリアとシャーロットがエリカにオペを受けてみないかと勧め、ビーチのデッキでコリーヌの手を取りながらサムが涙を流し、アディソンがセラピストに学生時代の限界への挑戦について「素晴らしい時だった」と語るシーンで。

2013.4.10|エピソードガイド、プライベート・プラクティス5|コメント(0)トラックバック(0)

4月3日(水) #13「立ち直る合図」

13ヴァイオレットが家でスコットとキスをしているところに、ピートが鉢合わせる。「ルーカスへの悪影響が心配」と、ピートはヴァイオレットにスコットとの付き合いをやめるよう言うが……。その頃、アフガニスタンから戻って以来、セックスを避けるようになったという帰還兵リックと妻のケリーが、サムの紹介でシェルダンの夫婦セラピーを受けにクリニックへやって来る。一方、アディソンとジェイクは学会に出席するため、ともにパームスプリングスのホテルに向かう。


●シェルダンがアフガニスタンからの帰還兵のセラピーを担当
アフガニスタンからの帰還兵リックと妻ケリーが、サムの紹介でシェルダンの夫婦セラピーを受けにクリニックにやって来ます。ケリーによると、帰還後のリックはセックスを避けているとのこと。何とかして以前の夫婦関係を取り戻したいとケリーは必死ですが、リックは何も語らずに帰っていきます。
後日、心配したサムがリックの家を訪ねると、そこには睡眠薬を大量に服用して意識を失っているリックの姿が。聖アンブローズに運ばれたリックは一命を取り留めますが、いつまた自殺を図るかも分からず、緊急措置入院となります。そして、そんな彼に寄り添うシェルダンは、彼が従軍中に軍曹にレイプされたことを知ります。リックは、軍曹に襲われた際、ショックでまったく抵抗できなかった自分を恥じていたのです。シェルダンは、「異常者に襲われたのに生き延びようとした。勇敢だった」とリックを励まします。そしてリックは、ついにケリーに真実を話します。しかしケリーは、「相手は一人だったのになぜ防げなかったの?」とリックを責めてしまうのです。屈辱感にさいなまれていたリックにとって、このケリーの反応はどんなにショックだったことか。けれども、「リックは心に傷を負っている。彼のせいでないことで責めてはいけない」とサムに諭されたケリーは、最終的にリックとやり直す決心を固めるのでした。
ちなみに、「駐留部隊:米女性兵士の3割、軍内部でレイプ被害」というショッキングなニュースが先日報道されました。今回のリックは男性の被害者でしたが、男性・女性に限らず、軍内部での性的暴行は、「見えない戦争」と米国内で問題視されているようです。

 

●ピートがヴァイオレット&スコットに嫉妬!?
スコットといい感じを続けているヴァイオレット。突然、コーヒーを持って自宅に訪ねてきた彼とキスをしていると、そこにルーカスを連れたピートがやって来ます。その後、ピートはスコットに対して敵対心むき出し。ヴァイオレットを遠ざけたのはピートの方なのに、どうもスコットに嫉妬している様子で、ヴァイオレット本人にも「ルーカスに悪影響を与える」と、スコットとの付き合いをやめるよう迫ります。するとヴァイオレットは、「あなたが私を捨てたのに!」と猛反発。ヴァイオレットはスコットとの気楽な付き合いを楽しみ続けるつもりのようですが……。
個人的には、ピートがヴァイオレットに未練を見せたことが嬉しかったです。スコットという存在が、ピート&ヴァイオレットの仲を完全に引き裂くきっかけではなく、二人の関係を好転させる起爆剤であってほしいと願っています。

 

●エリカがメイソンを乗せた車で事故!
交通事故を起こしたエリカとメイソンが聖アンブローズに運び込まれます。エリカが運転中に神経膠肉腫が原因の発作を起こしてしまったのです。幸い、二人とも軽傷でしたが、メイソンが心配なクーパーは、無責任だとエリカの行為に腹を立てます。そんな彼にヴァイオレットは、「あなたが怒るのはエリカが死ぬから」と指摘します。この言葉に、ちょっとハッとするクーパー。しかし、その後エリカが再びメイソンの前で発作を起こすと、病気の治療を拒否するエリカに対する怒りを再燃させます。シャーロットは「エリカの気持ちに寄り添って、なぜ治療が必要かをきちんと説明すべき」とアドバイス。クーパーは処置を受けて回復したエリカに、「効果が約束されなくても、病気と戦ってほしい」と静かに説得。エリカもそれを承諾するのでした。
さて、次回からはエリカの闘病が始まります。「グレイズ・アナトミー」とのクロスオーバー・エピソードへの道筋がますます見えてきました。

 

●産婦人科学会学術集会に向かったアディソンとジェイクは……
産婦人科学会学術集会に出席するため、アディソンとジェイクはパームスプリングスのホテルに向かいます。サムと別れたショックから立ち直れないアディソンは、ジェイクの前でベーコンチーズバーガーをやけ食い! 懇親会では大酒をあおり、ついには泥酔状態でジェイクの部屋に押しかけセックスを迫るという醜態をさらします。対するジェイクは、「君はまだサムを忘れていないから」と丁重にお断り。何てオトナな振る舞い!
結局、朝までそのままジェイクの部屋で寝てしまったアディソン。目覚めと同時に自己嫌悪に陥りつつも、何とか学会でのプレゼンをこなして帰宅の途へ。醜態をさらしたとはいえ、一方でチャーミングな一面も見せつけたアディソン。ジェイクのアディソンを見る目は、やはり……!?

 

●サムの妹が現行犯で逮捕!!!
サムには刑務所から連絡が入ります。何と、行方不明になっていた彼の妹が、コンビニのレジから金を盗んで逮捕されたというのです! 慌てて刑務所に出向いたサム。留置されていたのは確かに彼の妹コリーヌでした。今シーズンの#5「そばにいて」で、サムに失踪癖のある妹がいるという話が明かされましたが、あれは今回の展開へとつながる伏線だったんですね。
サムとコリーヌ、この二人の関係もシーズン中盤で大きく描かれていくことになりそう。またしても重い話になりそうで怖いです。このドラマ、どこまで難題を抱え込めば気が済むんでしょう。本当に挑戦的です。


【今回のゲスト】
コリーヌ役は、映画『ドリームガールズ』や「グッド・ワイフ」のウェンディ・スコット=カー役で知られるアニカ・ノニ・ローズ。
ケリー役は、「THE KILLING ~闇に眠る美少女」のアンバー・アフメッド役のアシュレイ・ジョンソン。


【注目のセリフ】
「僕は古い男ってだけ。女性のために椅子を引き、ドアを開け、運転しろと教わった」by ジェイク
 ……この後、アディソンに対する見事なあしらいを見せるジェイク。あまりにも紳士的すぎ!
「離婚した時は、前向きにこう決めたわ。“太ろう”って」by アディソン
 ……「僕のために太ろうとした女もいない。(だから)“理想の男”じゃないよ」というジェイクの切り返しも良かった!
「くたばれヴァイオレット!」by ピート
 ……うわっ、キツ過ぎる……。


【曲情報】
♪"Shake It Like You Mean It" The Comfies

オープニング、「サプライズは嫌い」とアディソンがセラピストに話し、ヴァイオレットとスコットがキスしているところに、ピートがルーカスを連れてやって来るシーンで。
♪"The Colored Night" Blind Pilot
ケリーに真実を打ち明けるようシェルダンがリックを励まし、バーで大酒をあおって酔ったアディソンがジェイクの部屋に押しかけるシーンで。
♪"I Lie" Leaping Eaves
ジェイクがアディソンからのセックスの誘いを拒み、彼女をなだめるシーンで。
♪"The Loss" Marlon Roudette
ピートとスコットがやり合い、メイソンの前でエリカが発作を起こすシーンで。
♪"Boys and Girls" Alabama Shakes
エンディング、ヴァイオレットが自宅に訪ねてきたスコットとキスをし、サムが刑務所に妹のコリーヌを迎えに行くシーンで。

2013.4. 3|エピソードガイド、プライベート・プラクティス5|コメント(0)トラックバック(0)

3月27日(水) #12「抗うのではなく」

12半年前にヴァイオレットが空港で知り合ったジョアンナが、妊娠中の身でありながら夫から暴行を受け、意識不明の重体に陥る。アディソンらの処置で、彼女はなんとか一命を取り留めるが……。一方、エリカはアメリアによる診察を受けるが、やはり神経膠肉腫は摘出不可能と判明。化学療法を受けて延命するか、残された時間をメイソンと穏やかに過ごすか、エリカは決断を迫られる。そんな中、サムとシェルダンは、新たな出会いを求めて出会い系サイトにプロフィールを載せようとする。


●ヴァイオレットが空港で知り合ったジョアンナが暴行を受けて重体に!
半年前、ヴァイオレットと空港で知り合い、夫からの暴力について打ち明けたジョアンナ。身重でありながらひどい暴行を受け、見るも無惨な姿でクリニックにやって来ます。ヴァイオレットらは意識不明となった彼女を病院に搬送し、アディソンがオペを担当。しかしながら、お腹の赤ちゃんは死亡し、ジョアンナ自身も子宮摘出を迫られる状況に陥ります。
そんな中、病院にはジョアンナの夫デヴィッドが駆けつけてきます。ヴァイオレットらはジョアンナに暴行を加えたのは彼だと確信していましたが、デヴィッド自身は関与を否定。ジョアンナの命を優先して子宮は摘出してほしいとアディソンに告げます。ヴァイオレットは、加害者であるデヴィッドの意志決定によりジョアンナが子宮を失うことになるなんて許せないと憤りますが、法的な決定権がデヴィッドにあるのは事実で……。何ともやり切れない状況の中、アディソンは子宮を温存したままジョアンナの容体を安定させることに成功します。
すると、今度はデヴィッドが怒りをあらわにします。なぜ、言う通りに子宮を摘出しなかったのか、と。実は、デヴィッドは子どもを望んでおらず、ジョアンナから妊娠を告げられた途端、彼女を襲ってお腹の子を死に至らしめたのです。やがて、意識を取り戻したジョアンナは、どうして自分がデヴィッドから殴られることになったのかその経緯をヴァイオレットに告白すると、「あいつを殺してやりたい」と口走ります。さて、ジョアンナには本当に夫に対する殺意があるのか!? 一同はどう対処すべきか話し合い、ヴァイオレットがひとまずジョアンナを自宅にかくまうことにします。そうすれば、彼女とデヴィッド双方を守ることができるからです。
ところがその後、誰から話を聞きつけたのか、デヴィッドがヴァイオレット宅に乱入! ヴァイオレットがデヴィッドに殴られて気を失っている間に、理性を失ったジョアンナがデヴィッドを滅多刺しにして殺害してしまいます。何てショッキングな展開! ヴァイオレットは、ジョアンナの行為は正当防衛だと警察に説明するのがやっとといった状況で、思わずスコットに会いに彼の家を訪ねます。スコットはヴァイオレットの傷を診ると、「僕がついてる。どんな時も何があってもそばにいる」と、頼もしいセリフを彼女に投げかけるのですが……。

 

いやあ、それにしても、あのヴァイオレットの家がまたしても血の海になるとは。ケイティの時もまるでホラー映画を見ているようでしたが、今回もあれに負けず劣らずの怖さでした……。いずれにせよ、この事件がヴァイオレットの今後に影響を与えるのは確実。彼女とスコットの関係がどうなっていくのか、そのあたりも気になります。

 

●アメリアがエリカを診察。一方のクーパーは……
クーパーに促され、エリカはアメリアによる診察を受けます。しかし、神経膠肉腫は成長していて、やはり摘出不可能と判明。化学療法を受ければ半年ほど延命できるとはいえ、エリカは副作用に苦しみながら少しでも長く生きるより、残された時間をメイソンと健やかに過ごすことを選びます。まさに苦渋の決断です。
その一方、エリカが病気でなかったらメイソンの存在を知らずにいたことになるクーパーは、メイソンと出会えたことに感謝する自分を責めていました。エリカの病気が嬉しいわけじゃない、ただ、エリカが病気でなければ自分はメイソンと出会えなかったのも事実……。クーパーが後ろめたさを抱えながらシャーロットの前で涙するシーンには、グッとくるものがありましたね。エリカが、治療しないという決断を受け入れてほしいとクーパーに告げるシーンも胸が痛かったです。
次回は、そんなエリカが発作から事故に遭う模様。エリカを取り巻く人々の苦悩は、ますます深まることになりそうです。

 

●新たな出会いを求めるサムとシェルダン
愛に敗れたサムとシェルダン。新たな出会いを求めジムに繰り出しますが期待はずれに終わります。そして、クーパーの勧めで出会い系サイトにプロフィールを載せることに。シェルダンはともかく、自分のことを「ハゲ」「孫がいる」とあまりにもストレートに紹介しようとするサムは、完全に出会い系サイト向きじゃないですよね……。アメリアが言っていたようにサムは上半身裸の写真&医師という肩書きだけでも十分だし、人柄のいいシェルダンだって自力でいい相手を見つけられるはず。やや焦り気味のこの二人の暴走っぷりが、ジョアンナの事件やエリカの病気など重苦しい話題の中で、ちょうど良い息抜きになっていたように思います。

 

●代理母の候補者と会うアディソン
アディソンは代理母の候補者二人と会いますが、それぞれ欠点をあげつらって却下します。ジェイクはそんなアディソンに「本気で選ぶ気がない」と指摘。この言葉をきっかけに、アディソンは疲れている自分に気付きます。そして、しばらく代理母探しを中断し、心の充電をしたいとジェイクに告げます。ジェイクもアディソンの選択を尊重。何だかこの二人、だんだん距離が縮まっているみたい。
次回は、アディソンがやけくそになって何かやらかしてくれそうですが、それをジェイクがどうあしらうのか見ものです。


【今回のゲスト】
「ブレイキング・バッド」のマリー・シュレイダー役のベッツィ・ブラントと、「ER 緊急救命室」のマイヤーズ役や「CSI:マイアミ」へのゲスト出演などで知られるマイケル・B・シルヴァーが、それぞれジョアンナ役とその夫役で再登場。


【注目のセリフ】
「男が女に贈るセーターはふんわりタイトで襟ぐりが深い。女がほんとに欲しいものとはずいぶん違う」by アメリア
 ……代理母選びを、セーターの贈り物にたとえるとは!
「お下がりの子宮を使うわけ?」by アメリア
 ……スゴイ言い方……。
「おいサム、髪に色を書く欄に『ハゲ』はないだろう?」by ジェイク
 ……確かに出会い系サイトにこの書き方はちょっと。
「自己PRの1行目に『孫がいる』だなんて、気は確かか?」by シェルダン
 ……サム、とことん出会い系サイトには向いてない!


【曲情報】
♪"Skipping a Beat" I'm From Barcelona

オープニング、アディソンがセラピーでヨットの舵取りについて話し、ヴァイオレットの家に泊まったスコットが、夜通しおしゃべりして朝を迎え、アディソン、ジェイク、アメリアが代理母について話すシーンで。
♪"Cat & Mouse" Nikki & Rich
サムとシェルダンがジムで女性との出会いに期待するシーンで。
♪"Words" Gregory Alan Isakov
アメリアが代理母を引き受けたいとアディソンに申し出て、認知届などの書類をクーパーに届けに来たエリカが、治療を受ける意志がないことを明確にするシーンで。
♪"A Lot of Things" Rosi Golan
エンディング、クーパーがエリカへの後ろめたさをシャーロットに打ち明け、ヴァイオレットがスコットの家を訪ね、アディソンとサムがサムの欠点について話しているところにジェイクがやって来て、アディソンがセラピストにヨットのことについて語るシーンで。

2013.3.27|エピソードガイド、プライベート・プラクティス5|コメント(0)トラックバック(0)

3月20日(水) #11「眠れない夜の過ごし方」

11サムと別れて不眠症に陥ったアディソンは、子どものことも当面考えないことにする。一方、サムはアディソンのことを忘れるため、同僚の男性たちとクラブへ。そこでピートはニーナという女性と出会い彼女と一夜を過ごし、翌日それを知ったヴァイオレットは陰で大泣きする。そんな中、アメリアはエリカの神経疾患を疑い、彼女に精密検査を勧めるが……。シェルダンは知り合いの刑事ジョーから強盗犯を射殺した警察官アーロンの精神鑑定を頼まれる。


●丸腰の強盗犯を射殺した警察官の精神鑑定を頼まれたシェルダン
シェルダンは、馴染みの刑事ジョーから丸腰の強盗犯を射殺してしまった警察官アーロンの精神鑑定を頼まれます。ジョーもアーロン本人も早々の職場復帰を望んでいましたが、シェルダンは時期尚早と判断。粘り強くアーロンと話を続けた結果、彼が「相手が腰に手を伸ばして光るものが見えたから撃った」と説明していたのは嘘で、実は暗闇の人影におびえて発砲しただけだと知ります。シェルダンは、「真相を隠していたらいつか自分の心が蝕まれてしまう」とアーロンを説得。その言葉に心動かされたアーロンは、ついに真実を内部調査局に告白します。当然、アーロンはこれまでのキャリアを失うことになり、「君はアーロンの将来をつぶした」とジョーはシェルダンに憤慨。彼との絶交を宣言します。かわいがっていた部下を守りたい、ジョーにはそれしか考えられなかったのでしょう。そんな彼の気持ちも分かるのですが、シェルダンの判断は間違っていなかったし、何よりも、正直な報告をしたアーロンは立派でした。シェルダン、そしてアーロンの行いが正しかったことが、いずれ証明されるはずだと信じたいです。

 

●別れたアディソンとサムのその後は……
サムと別れ、不眠症に陥ったアディソン。疲弊のあまり、しばらくは赤ちゃんのことも考えないことにします。けれどもジェイクは、「君がサムとヨリを戻さないのは、まだ赤ちゃんが欲しいから」と指摘。さらには、「僕がついてる。いつでも味方だ」とアディソンを応援。この言葉に背中を押されたアディソンは、代理母を探す決意を固めます。
一方、サムもアディソンのことを頭から追い出そうと必死。気晴らしに、男の同僚たちとクラブに繰り出します。そして、熱い視線を送ってきたカーラという女性と親しくなり、彼女の家で朝を迎えます。でも……、もちろんまだサムの頭の中にはアディソンが。こうなると、「赤ちゃん」という目標を持っているアディソンの方が、早くサムを吹っ切ることになるかもしれません。ジェイクという強力な助っ人もそばにいることですし。

 

●女遊びに走ったピート。それを知ったヴァイオレットは……
サムとともにクラブに行ったピートはニーナという女性と知り合い、こちらもこちらで一夜を過ごします。クリニックの男性陣、みんな隅に置けないですね(クーパーは、女性から視線を送られなかったとションボリしていましたが)。
さて、その翌日。ヴァイオレットは、ひょんな会話からピートがほかの女性と過ごしたことを知ってしまいます。ピートの前では平然とした態度を取るものの、陰では大泣きするヴァイオレット。うーん、このシーンはキツイ。この件をヴァイオレットから相談されたアディソンは「ピートは幸せになりたいだけかも」と答えるわけですが、いずれにせよ、今回のヴァイオレット&ピートの間の出来事はかなりショッキングでした。ヴァイオレットが気丈に振る舞っていただけに、見ているこちらも辛くて……。
けれども、そんなヴァイオレットに新たな変化が! 聖アンブローズで混乱した精神病患者バウアーをうまく鎮めるという活躍を見せた彼女は、その場に居合わせた救命士のスコット(29歳!)に見初められるのです。その後、スコットからのデートの誘いはキッパリと断ったヴァイオレットでしたが、ピートの夜遊びを知った後で前言撤回。彼の誘いを受け入れると、デートに出かけて彼とキス。これはちょっと意外な展開です!

 

●エリカは大病を患っていた!
ライアンへの恋しさを抱えながら、クスリを何とか断ち続けているアメリア。たまたまエリカが手からグラスを落とすのを見て、何らかの神経疾患を患っているのではないかと疑いを持ちます。アメリアはエリカに精密検査を勧めますが、本人は拒否。それでも、エリカのことが気になるアメリアは、シャーロットを説得して一芝居打たせ、エリカのかかりつけのクリニックからMRIの結果を入手します。そして、実は彼女が神経膠肉腫を患っていて、手術はほぼ不可能な状態にあると知るのです。このままだと、エリカの余命は長くて9カ月。シャーロットはエリカを訪ねてクーパーにすべて話すよう説得しますが、エリカは「クーパーに話したら息子を連れて消える」と言い放ちます。板挟みとなったシャーロットは苦しい立場に……。けれどもその夜、エリカはクーパーの家を訪れ、「二人で話したい」と彼を外に連れ出すのでした。

 

今になって息子の存在をクーパーに知らせてきたのはメイソン自身が望んだからだとエリカは説明していたものの、どうも腑に落ちなかったのですが、今回の病気発覚で納得しました。エリカは、自分の亡き後ひとりぼっちになるメイソンに家族を与えたかったのですね……。
さて、今後エリカはどうなるのか。「グレイズ・アナトミー」のシーズン8をご覧になっている方は、このエリカの一件が「グレイズ・アナトミー」とのクロスオーバーエピソードにつながると気付かれたと思いますが、まだまだそこにたどり着くまでにエリカやクーパー、シャーロットの葛藤は続きます。またしても重く苦しいテーマが描かれることになりそうですが、彼らの苦悩のうちから発信されるメッセージを、しっかり受け止めていきたいです。


【鑑賞MEMO】
すね蹴りの伝統

アディソンがセラピストに話していた「すね蹴り」。英国で伝統の競技で、確かに400年もの伝統があるとのこと。靴下やズボンにわらなどを詰めて互いのすねを蹴り合い、最終的に相手を地面に倒した者が勝ちとなるそうです。


【今回のゲスト】
スコット役は、米CWの新作ドラマ「Arrow(原題)」で主役を演じているスティーヴン・アメル。
アーロン役は、「メンタル:癒しのカルテ」のマルコム・ダリウス・ワシントン役のエドウィン・ホッジ。


【注目のセリフ】
「代理出産にすれば? 赤ちゃんもらえるしオッパイ垂れるのは他人」by アメリア
 ……軽く聞こえる発言。でも、こんな言葉が出てくるってことは、アメリアが回復している証拠かも。
「ピートが出てって眠れなかった。で、ベッドを横断して寝てみた。なぜかすごく安らいだ」by ヴァイオレット
 ……さみしい……。安らぎを見つけようとするヴァイオレットが切ない。
「ここは今、赤ちゃんもエストロゲンもない領域なんだ!」by ピート
 ……ガールズトークもいいけど、メンズトークも楽しそう。
「熱い視線が飛び交ったけど、僕の方には全然こなかった」by クーパー
 ……ちょっといじけるところがクーパーらしい。
「君は以前は孤独を感じてたんだろうが、もうそんな必要はない。僕がついてる。いつでも味方だ、アディソン」by ジェイク
 ……このセリフを言った時のジェイクのあの真っすぐなまなざし! 深読みしたくなる。


【曲情報】
♪"The Best Things In Life" The Silver Seas

オープニング、アディソンがセラピストに「眠れない」と話すシーンで。
♪"5678!" Butterfly Boucher
クリニックの男性メンバーがクラブで飲むシーンで。
♪"Guiltfree" Bootstraps
アーロンがシェルダンに真実を打ち明けるシーンで。
♪"Oh Lies" Piney Gir
ヴァイオレットが男性陣の飲み会のことをアディソンに話し、シャーロットがエリカに病気のことをクーパーに話すよう説得しに行くシーンで。
♪"The Thread" Admiral Radley
エンディング、ヴァイオレットがスコットとキスをし、エリカがクーパーの家にやって来て話がしたいと彼を外に連れ出し、アディソンがセラピストにすね蹴りの話を続けつつ、赤ちゃんをきっと手に入れると宣言するシーンで。

2013.3.20|エピソードガイド、プライベート・プラクティス5|コメント(0)トラックバック(0)

3月13日(水) #10「親になる人」

10アメリアは復帰後初のオペで成功を収める。シェルダンは自分を傷つけた彼女にどう接するべきか悩んでいたが、シャーロットに誘われて行った射撃場でそのモヤモヤした気持ちを解消する。クーパーはメイソンがおもちゃ屋で万引きするのを目撃。病院には男女3人からなる恋人たちが来院する。彼らは、それぞれが受精と出産に関わる形で子どもを持とうとしていたが……。一方、アディソンは審査を経て養子をとる資格を得る。


●3人からなるカップルが体外受精に挑戦!?
ジェイクの元には、ローズとケンドラという女性二人、エヴァンという男性一人の3人からなるカップルが、体外受精の相談にやってきます。ローズの卵子にエヴァンの精子を受精させ、ケンドラが受精卵移植を受けて出産する、つまり、全員が出産に関わるというのが3人の希望。互いに愛し合っているのだと主張する3人は、どうしても3人で子どもを作りたいと訴えます。ジェイクは、誠実なカップルには手を貸したいと協力を決めるのですが、何と、事前検査でローズは妊娠も卵子提供もできない体と分かります。ローズは「全員で作る子どもでなければ欲しくない」と言いますが、エヴァンはどうしても自分の子が欲しいと主張。“何かを決める時は全員一致で”というルールのもとに成り立ってきた3人の関係は、ここに揺らぎ始めます。
その後、今の関係を失いたくないローズは、ケンドラとエヴァン、二人での子作りを許すことに。しかし、ケンドラは全員一致のルールを守るべきだと意見します。それに対しエヴァンは、「僕は二人を選べないかも」と一言。ローズの不妊により、3人の関係性の本質が浮き彫りになったというわけです。残念な結果ではありましたが、子どもを持つ前に互いの考えの不一致に気付くことができたのは、ある意味ラッキーなことだったのかもしれません。

 

●アメリアがオペに復帰
職場に復帰したアメリア。シャーロットの指示で復帰後初のオペに入り、無事成功を収めます。でも、精神的にはまだまだ辛い状態。一方でシェルダンは、アメリアが立ち直り始めた今、逆に彼女に傷つけられた苦々しさがふつふつとわいてきて、一人葛藤します。反省しているアメリアを追い詰めたくもない。でも、彼女を許せないという気持ちも捨てきれない。それが彼の本音です。シェルダンは、その思いをシャーロットに誘われて行った射撃場で解消。シャーロットは、アメリアへの思いがあるなら、誰かを気遣える余裕がない今の彼女の気持ちをくんであげてほしいとシェルダンを諭します。そして、アメリアに対しては、断薬会に通って今を乗り切るようアドバイス。自身も薬物依存を克服したシャーロットの言葉には、本当に説得力がありますね。

 

●メイソンが万引きするのを目撃したクーパーは……
メイソンといい関係を続けているクーパー。この日は、メイソンとおもちゃ屋に行くのですが、そこで彼がカードセットを万引きするのを目撃します。まだメイソンを叱ったことがないクーパーは、彼にどんな態度を取ればいいのか迷います。そんなクーパーに、父親としての先輩であるサムは「本当の親とは、子どもに嫌われても大切だと思う価値観を教え込むもの」とアドバイス。結局、クーパーは毅然とした態度でメイソンを叱り、父親として罰を与えました。これでこそ本当の親子です!

 

●家を出たヴァイオレットは……
ピートと別居を始めたヴァイオレット。ルーカスの面倒はピートと交代で見ることにしますが、お互いに息子恋しさから“当番の日以外はルーカスに会わない”というルールを破りがちになります。しかし最終的にヴァイオレットは、ルーカスを混乱させないためにもルールに従うのが大切だとピートに訴えます。何がルーカスのためなのか、そこをしっかり見極めているところがさすがです。
それにしても、ルーカスを手放したくないと涙声になるピートの姿は切なかったですね。でも、ヴァイオレットがルールを優先しようとするのは、本当にルーカスを愛しているからこそ。この夫婦、“子はかすがい”というわけにはいかないのでしょうか? 二人にはぜひやり直してもらいたいのに……。

 

●養子をもらうことにしたアディソンは……
自分で妊娠することを諦めたアディソン。ソーシャルワーカーの審査を経て、養子をとる資格を得ます。そして、子どもの養子先を探しているという妊婦メラニーを紹介されます。アディソンは、お腹の子を養子に出そうとするメラニーに自分を責めることはないのだと伝えようと、自身の中絶のことまで打ち明けて彼女に寄り添う姿勢を見せます。加えて、自分が新生児外科医であることもアピール。メラニーもすっかりアディソンを気に入るのですが、実際に自分の分娩に立ち会うアディソンの姿を見て、別の養子先を選ぼうと決意します。働くアディソンの姿にあこがれはするものの、赤ちゃんにとっては家にいてくれる母親の方が望ましいのではないかと思ったわけです。こうして、アディソンが養子をとるという話も振り出しに戻ってしまいました。
激しい喪失感にさいなまれるアディソン。子どもを持つことをめぐってすれ違い続けていたサムとの関係にも、ついに終止符を打ちます。まさに、何もかもが裏目、裏目に出たという感じ。「まだ希望があるなんて、どうしたら信じられる?」とアディソンはセラピストに話していましたが、彼女に希望がなければ、見ている私たちも救われない! 何とかアディソンには希望を見つけてほしいです。

 

さて、次回はエリカの重大な秘密が明らかに!?


【鑑賞MEMO】
ポリアモリー

夫婦やカップルが、互いの了承のもとにそれぞれが付き合う相手を一人に限定せず、親密な関係を同時進行させる関係のことを言います。
なお、このポリアモリーの広義に含まれると言っていいのかよく分かりませんが、今回のローズ、ケンドラ、エヴァンのように、同性二人、異性一人からなるカップルの婚姻、いわゆる「3人婚」が正式に受理されたケースもブラジルには実在しています。


【今回のゲスト】
ローズ役は、「ザ・ユニット 米軍極秘部隊」のキム・ブラウン役のオードリー・マリー・アンダーソン。
メラニー役は、「ER 緊急救命室」でラバーン役を演じていたブレシャ・ウェッブ。
ソーシャルワーカー役は、「scrubs ~恋のお騒がせ病棟」のラバーン役のアロマ・ライト。


【注目のセリフ】
「相手が一人でも大変なのに二人満足させてるのか?」by クーパー
 ……そこに目を付けるとはクーパーらしい。
「失いたくない、あの子を失いたくない。俺たちがどうなっても」by ピート
 ……涙まじりのこのセリフ、切ない。
「もううんざり」by アディソン
 ……アディソン、ここへきてまたどん底の喪失感を味わうことになるなんて。


【曲情報】
♪"Fires" David Ramirez

オープニング、アディソンがセラピストに喪失感を語り、エンディング、シャーロットがアメリアに断薬会を勧め、クーパーが本当の親になったとシャーロットに報告し、ヴァイオレットとピートが家の前でルールについて話し合い、アディソンがジェイクの前で泣いた後にサムと別れ、セラピストに「もううんざり」と言い放つシーンで。
♪"We'll Begin Tomorrow" Release The Sunbird
シャーロットがアメリアを励ますシーンで。
♪"I'm Gonna Love You Too" Jenny O
射撃をしながらシャーロットがアメリアについてシェルダンと話すシーンで。

2013.3.13|エピソードガイド、プライベート・プラクティス5|コメント(0)トラックバック(0)

3月6日(水) #9「女たちの決意」

09更生施設に入院したアメリアは、同室のヘイリーと禁断症状の苦しみを分かち合って親しくなる。聖アンブローズでは、幹細胞移植を受けるクーパーの患者トビーが麻酔を嫌って抵抗。急遽呼び出されたクーパーは彼に付き添うこととなり、学芸会を最前列で見るというメイソンとの約束を果たせなくなってしまう。一方、アディソンは最初の受精卵移植で妊娠できなかったため、ヴァイオレットのサポートで2度目の移植にトライしようとするが……。


●アメリアが更生施設に入院し、退院
アディソンに付き添われ、断薬するため更生施設に入院したアメリア。同室で18歳のヘイリーと禁断症状の苦しみを分かち合い、親しくなります。でも、面会に来るシェルダンには会おうとしません。クスリのせいとはいえ、みんなにヒドいことを言って傷つけてしまったため、合わせる顔がなかったのです。ヘイリーは、「友達に会ってあげて」とアメリアを諭します。18歳だというのに、なかなか的確なことを言うヘイリー。さすが、“どん底”を見ただけのことはあります。
その後もヘイリーは、ミーティングの場でアメリアの核心を突く行動に出ます。「ライアンが死んだのはあなたのせいじゃない」と真正面からアメリアに訴えたのです。ヘイリーは、ライアンの死に対する罪悪感からアメリアが自分を許せないでいるのだと感じ取っていたんですね。ミーティングでは自分のことを語ることを避けてきたアメリアでしたが、このヘイリーの言葉をきっかけに、初めて感情を解き放って号泣。ヘイリーは、そんなアメリアの態度にホッとすると、彼女より一足先に施設を退院します。見送るアメリアに、「友達に会ってあげて」ともう一度言い残して。
そして、ヘイリーの言葉をかみしめたアメリアは、後日、面会に訪れたシェルダンに会い、1日ずつ着実に前へ進んでいこうと気持ちを新たにします。そして、クリニックの同僚たちに面会する場を与えられると、みんなを傷つけたことを心から謝罪します。
ところが程なくして、悲しいことにヘイリーが再び薬物に手を出して再入院してきます。今度は彼女を置いて施設を退院する立場となったアメリア。「クスリを断てば望み通りの人生を送れる。私が手を貸す」と彼女を励まし、迎えの車に乗り込むのでした。
ヘイリーの再入院は、薬物依存から立ち直ることが決して簡単ではないことを端的に示していましたね。せっかく施設でのプログラムを終えて退院しても、再びクスリに手を出して施設に逆戻りする人も少なくないのです。アメリアは今後も引き続き自分を制していけるのか。アメリアの薬物依存克服への道は、今始まったばかりなのかもしれません。

 

●患者に付き添ってメイソンの学芸会の演技を見られなかったクーパー
グループホームに預けられているトビーは、全身性エリテマトーデスで里親が見つからない不憫な少年。血球貪食症候群を発症したためクーパーの手配で聖アンブローズに入院し、幹細胞移植を受けることとなります。
そして治療の日。トビーが麻酔を嫌って抵抗したため、急遽クーパーが呼び出されます。頼れる相手がいないトビーは、クーパーにそばにいてほしいと頼みますが、この日はメイソンの学芸会。クーパーは最前列で見るとメイソンに約束していたものの、孤独なトビーに付き添うことを優先します。当然、クーパーに約束を破られたメイソンは憤慨。後日、いつまでもこの件でへそを曲げ続けるメイソンに対してクーパーは、病気のトビーには親も友達もいなかったから彼に付き添ったのだと説明します。
別の日。シャーロットの案内で回復途上にあるトビーの病室を訪れたメイソン。クーパーの紹介で彼と友達になり、「良くなるよ。パパ(クーパー)が治してくれる」と励ましの言葉をかけるのでした。
クーパー、父親業を始めてまだ日が浅いのに、さすがは小児科医。子どもの患者はもちろん、息子のメイソンの扱いがうまいですね。時に暴走し、頼りない一面を見せることも多かったクーパーですが、メイソンのおかげで人間としてのバランスがますます良くなってきているように見えます。そして、クーパー&メイソンの親子に対するシャーロットの接し方もますます素晴らしくて。アディソン、サム、ヴァイオレット、ピート、そしてアメリア。苦しい立場にいるメンバーが多い中、クーパー&シャーロット絡みのエピソードには救いが多く、ありがたいです。

 

●ピートと別居することになったヴァイオレット
冷戦状態が続くヴァイオレットとピート。ヴァイオレットは、自分たちの結婚が、ピートの最初の妻アナの結婚と同じ道のりをたどっていることに気付きます。相手を憎むようになっても夫婦の誓いを破ることができない、ピートはそういう人間なのです。だからこそヴァイオレットは、「あなたが出て行くと言い出せないなら私から出て行く」と切り出します。ヴァイオレット、ピートがやり直そうと言ってくれるのを期待する気持ちもあったと思いますが、ピートはヴァイオレットの提案を受け入れ……。二人は、当面はルーカスの環境が急変しないよう配慮しながら別居を目指すことに。一時は、二人の間に歩み寄りも見えていたのに、やはりダメなの!? あんなに苦しい時を乗り越えて一緒になった二人が、別居に至ってしまうなんて。ヴァイオレット、ピート、双方の複雑な表情を見る限りでは、まだ二人の間に愛が残っているようにも思えるのですが……。

 

●2度目の受精卵移植に挑むアディソン
初めての受精卵移植では妊娠できなかったアディソン。ヴァイオレットに励まされながら、もう一度移植に挑戦することにします。自己注射も、今回はヴァイオレットが協力。ピートとの関係がぎくしゃくしている彼女にとって、体外受精に挑むアディソンのサポートは良い気晴らしも兼ねているようです。
一方、アディソンの子作りに反対のサムには居場所がなく……。アディソンはそんなサムとの関係を何とかしようと、精神科医のカップル・セラピーを受けることにしますが、セラピーの場でもサムは自分の意見を言い張るだけ。二人の関係は改善されるどころか逆に悪化していきます。
そんな中、受精卵の移植に向けてホルモン療法を受けていたアディソンは、副作用で腹水がたまって倒れてしまいます。動揺したサムは、「もう受精卵移植はしないでくれ」とアディソンに懇願。けれどもアディソンは「もう移植した。でもこれが最後」と答えます。もしこれで妊娠できなければ、2度と体外受精はしないと断言するアディソンですが……。

 

感謝祭の夜、クリニックの仲間たちはアディソンの家に集まり、エリカやメイソンと一緒にディナーを楽しむことに。施設を退院したアメリアもやって来て、みんなに温かく迎えられます。その頃、アディソンは自室で妊娠検査薬を使い、妊娠の有無を判定していました。その結果は!? アディソンの表情、微妙でしたね~。陽性とも陰性ともとれましたが。さて、どちらなのか!? 次週には結果が分かります。


【今回のゲスト】
ヘイリー役は、「スイート・ライフ オン・クルーズ」のベイリー・ピケット役で有名になり、「ジェシー!」の主演も務めているデビー・ライアン。


【注目のセリフ】
「2度目をやる気になれなくても家族を作る道はある。運が良けりゃ、10年前にサムが誰かと作った子が見つかるかも」by シャーロット
 ……クーパー&メイソンのこと、サラッと冗談に交えられる彼女の余裕がステキ。
「だっていやなんでしょ? 今の彼女に一番大事なことを見るのも聞くのも話すのも」by ヴァイオレット
 ……アディソン&サムを自分とピートの関係にだぶらせていただけあり、かなり攻撃的
「あなたは彼を愛し、彼に愛されてた。でも、クスリをやったのは彼自身」by ヘイリー
 ……18歳にしてアメリアに気付きを与えるセリフを吐くとは。さすが“どん底”の経験者。
「でも前に進んでいく。前よりもうまく生きていく。ここにいるみんなを2度と傷つけないように」by アメリア
 ……この言葉が真実になりますように。


【曲情報】
♪"No Condition" Mary J. Blige

アメリアが、禁断症状が出ているヘイリーを励ましながら自分も禁断症状に耐えるシーンで。
♪"Empty Prayers" Mary J. Blige
ヘイリーに核心を突かれたアメリアが号泣し、クーパーがメイソンの学芸会の練習に付き合い、アメリアが施設を退院するヘイリーを見送り、アディソン&サムがカップル・セラピーを受けるシーンで。
♪"The Living Proof" Mary J. Blige
エンディング、ヴァイオレットが家を出て行き、再入院したヘイリーが退院していくアメリアを見送り、感謝祭のディナーのために一同がアディソンの家に集まる中、アディソンが一人妊娠検査薬を使うシーンで。

2013.3. 6|エピソードガイド、プライベート・プラクティス5|コメント(0)トラックバック(0)

2月27日(水) #8「心に棲む魔物」

08ライアンと婚約したアメリアは、クスリでハイな状態のまま12日ぶりにクリニックに出勤。彼女が深刻な薬物依存に陥っていると認識した同僚たちはクリニックを休診にして集まり、コーディネーターのレニーの指導のもと、アメリアに更生を促す「治療的介入」を試みる。しかし、アメリアは聞く耳を持たず、同僚たちを辟易させるような暴言を吐く。ジェイクはそんなアメリアについて「依存症は病気だ」と意見するが、サムは「こうなったのは本人の責任だ」と反論し……。


●薬物依存のアメリアに対する「治療的介入」を試みるメンバーたち
ライアンと婚約したアメリア。クスリでハイな状態のまま12日ぶりにクリニックに出勤します。彼女がすでに深刻な薬物依存に陥っていると認識した同僚たちは、クリニックを休診にして集まり、コーディネーターのレニーという女性を呼んで、彼女の指導のもと、アメリアに更生を促す「治療的介入」を試してみることにします。
けれども、アメリアは聞く耳を持たず悪態をつき、みんなを辟易させるような暴言を繰り返します。アディソンのことは「子どものできない哀れな女」、ヴァイオレットのことは「夫に嫌われている年増」、ピートのことは「助ける価値もないダメ男」と、それはもう言いたい放題。シャーロットのレイプの件にまで言い及ぶ始末で、彼女の口から出る言葉はまさに“やいば”。仲間たちの心を傷つけます。
一同は、禁断症状が出てきたアメリアに、水に溶かしたブプレノルフィン(禁断症状を解消する薬)を飲ませようとしますが、アメリアはそれを察知して飲むのを拒否。そして「話を聞かせたいならオキシコンチンを持ってきて」ととんでもない要求をします。彼女にオキシコンチンを与えてでも説得を続けるべきか、そもそもオキシコンチンを与えるのは依存症を助長することになってしまうのか……。ジェイクは「依存症は病気だ」と意見しますが、サムは「クスリをやる選択をしたのは本人の責任だ」と反論。前回は脳死状態の妊婦をめぐって意見を戦わせた二人ですが、今回も対立するかたちに。結局、ジェイクはそのまま途中退場してしまいます。
その後、アメリアは禁断症状が強まり、「クスリちょうだい!」と連呼して興奮状態に。そんな獣と化した彼女の姿にいたたまれなくなったアディソンは、やはりオキシコンチンを与えようと考えます。本来の彼女を取り戻せるなら手段は選ばない、アメリアを妹のように思ってきたアディソンがそう考えるのは当然のことです。シェルダンもそんなアディソンの気持ちを汲み、アメリアにオキシコンチンを与えることに同意します。サムは猛反対しますが、アメリアはみんなの目の前でオキシコンチンをくだいて吸引し……。とても見ていられない姿でしたが、クスリのおかげでおとなしくなったアメリアは、突然みんなからの説得に耳を傾け始めます。しかし、そこにライアンが登場! 何とまあ、間の悪い。しかも、彼はアメリアの父、つまりデレクの父の腕時計をしていた! それに気付いたアディソンは、さすがに激怒します。だって、それは、アメリアが5歳の時、父親が強盗に襲われた際にしていたものであり、母親が結婚記念日にプレゼントした大事な品。アディソンはそのことをみんなの前で説明しようとしますが、アメリアは「あなたがその話をする筋合いはない」と逆ギレ。ライアンとともに帰って行ってしまうのでした。シェルダンに対しては、「あなたのことは愛せない」ときっぱり言い放って……。
結局、アメリアが精神的に不安定となった根底には、常に父親が強盗に殺された事実があったのですね……。アメリアは、今回そのことを初めてライアンに話したと語っていましたが、その痛ましい事実は、誰にも話せないほど生々しいトラウマとなって、長年彼女を苦しめ続けていたようです。

 

●そして、ついにライアンの身の上に悲劇が!!
さて、ライアンと一緒に部屋に戻ったアメリア。ライアンからクスリをやめて子どもを持とうと提案され、彼と一緒に更生施設に入ると決意します。しかしながら、所持しているクスリをトイレに流せず、「最後にもう1回だけ……」とそれに手を出してしまいます。
そして翌朝目覚めた時には……、何とライアンが過剰摂取で死亡! 幻想のようにも見えたシーンでしたが、残念ながらライアンの死は事実……。シャーロットが懸念していたように、アメリアにとって取り返しのつかない事態となってしまいました。ショックを受けたアメリアは、ついに更生施設に入ると心に決め、現場に駆けつけた警察官に「アディソンに伝えて」と頼みます。でも、もうライアンを取り戻すことはできないわけで……。

 

なお、その頃クリニックでは、残された同僚たちが今後どうするか話し合っていました。「本人が更生したいと言い出すまで、一切助けてはいけない」とレニー。彼女もまた、15年前、薬物で気を失っている間に5歳の息子が失踪し、今も行方が分からないという事実に苦しみ続けていることを打ち明けます。これぞまさに“どん底”。死亡事故に関わったシャーロットもまた“どん底”の経験者。だからこそ、アメリアには“どん底”を見る前に立ち直ってほしいと願っていたのに……。

 

●ジェイクの亡き妻も薬物依存症
アメリアに対する「治療的介入」では、「依存症は病気」と強く主張したジェイク。彼はクリニックを後にすると、亡き妻リリーの墓前へ。彼女の娘(ジェイクにとっては連れ子)が大学で元気にやっていると報告します。そして、その亡き妻への語りから、彼女が生前薬物依存症だったことが明らかになりました。ジェイクが薬物依存に詳しい様子だった背景には、亡き妻の存在があったのですね。彼もまた、悲しい過去を抱えている……。重い、重すぎます……。

 

なお、今回のエピソードは、現地アメリカでは次回のエピソード(#9「女たちの決意」)と合わせた2時間スペシャルとして放送されました。そして、そのスペシャルの中でフィーチャーされたのが、クイーン・オブ・ヒップホップ・ソウルと称されるメアリー・J・ブライジの楽曲でした。『マイ・ライフII...ザ・ジャーニー・コンティニューズ(アクト1)』の中から、今回のエピソードで3曲、次回のエピソードで3曲の計6曲が使われています。
ご存じの方も多いかと思いますが、メアリー・J・ブライジ自身も、薬物依存を乗り越えた過去があります。だからこそ、今回&次回のエピソードで彼女の曲がフィーチャーされたのは納得です。

 

それにしても、アメリアを演じるカテリーナ・スコーソンの演技はすさまじかったですね。まさに迫真の演技! 舞台を鑑賞する観客になったような気分でした。薬物依存というテーマも、テレビで扱うにはなかなか難しかったはず。演じ手であるカテリーナはもちろん、勇気のある脚本を準備した製作陣には頭が下がる思いです。シャーロットが襲われたエピソードもそうでしたが、見る者にも苦悩を強いるのがこのドラマ。受け止めるのは辛いですが、そんな挑戦的なところがこのドラマの良さだとあらためて感じました。


【今回のゲスト】
レニー役は、映画『マイレージ、マイライフ』などに出演のエイミー・モートン。


【注目のセリフ】
「あなたはお酒以上に子作りに依存してるから。哀れよね、子どもができない女。長く待ちすぎて卵巣が干上がっちゃった。あなたをはらませようとした男を傷つけておいて。デレクも、マークも。マークの子堕ろしたんでしょ? 今はサムがいるけど、彼は賢くあなたをはらませようとはしない。だって、ハッキリ言って悪魔の子でさえあなたの荒れ果てた子宮の中にはいたくないだろうから」by アメリア
 ……ここまでヒドいことを言えるなんて。アメリアもスゴイけれど、このセリフを書いた脚本家もスゴイ!
「あなたは年食って夫に嫌われてる。だから私はまだマシ」by アメリア
 ……事実かもしれないけど、人の痛いところを突き過ぎ。
「どうよ? あの世に行っちゃうってのは? 奥さんは次の本を書くネタができて喜ぶんじゃない? 売名のため自分の経験をレイプしてるんだから。おっと、レイプって言っちゃった? ごめん、シャーロット」by アメリア
 ……さんずの川を渡りかけたピートに対してこのセリフ! シャーロットにレイプのことまで思い出させるなんて!
「あれは、かつてはアメリア・シェパードだった。私が愛した子。取り戻したいの」by アディソン
 ……あのアメリアの姿を見たら、ドラッグの売人になってでも本来の彼女を取り戻したいとアディソンが願うのは当然かも。
「君に会いたい。今も毎日。でも、君が亡くなって以来、初めて僕はいい人たちに出会った」by ジェイク
 ……ジェイクにも辛い過去が。そして、すでにあのクリニックのメンバーたちが、そんな彼の支えになっているとは。


【曲情報】
♪"Ain't Nobody" Mary J. Blige

アメリアが「愛してる」とライアンに伝え、彼からプロポーズされる回想シーンで。
♪"25/8" Mary J. Blige
アメリアが父親の腕時計をライアンにあげるシーンで。
♪"Need Someone" Mary J. Blige
エンディング、レニーが自分の過去を語り、ジェイクが墓前で亡き妻に語りかけ、ライアンが過剰摂取で死んだことにショックを受けたアメリアが、更生施設に入ることを決意するシーンで。

2013.2.27|エピソードガイド、プライベート・プラクティス5|コメント(1)トラックバック(0)

2月20日(水) #7「託された夢」

07仕事にも行かず、ライアンと自堕落な生活を送っているアメリア。シャーロットから事態の深刻さを聞いたクリニックの面々は心配する。一方、ヴァイオレットの職場復帰が決まり、しばらくシェルダンがセラピーを監督することに。引き継いだ患者のことでヴァイオレットにうるさく指図されてきたシェルダンは、ここぞとばかりに厳しく彼女を指導する。そんな中、妊娠16週で臓器ドナーカードを持つ患者が交通事故で脳死状態になり……。


●脳死状態の妊婦、臓器提供か出産かでサムとジェイクが対立
妊娠16週のシャノン・アイヴァーソンが交通事故で脳死状態に。ドナーカードにサインしていたことから、サムは心臓移植を待つ自分の患者に一刻も早く彼女の心臓を移植したいと願います。しかし、シャノンの不妊治療を担当してきたジェイクは、彼女の生命を維持して赤ちゃんを救う道もあると主張。不妊治療のストレスに耐えかねて家を出た夫のダグを呼び寄せ、彼に判断を委ねようとします。そして、最終的にはシャノンの夫ダグが生命維持装置を止めることを決意。こうして、サムの患者はシャノンの心臓をもらえることになるのですが、ここに至るまでのサムとジェイクの対立はなかなか激しいものでした。アディソンは双方から言い分を主張されて板挟みになりましたが、どちらかに加担することなく、あくまでもシャノンが何を望んでいたか、ダグがどうしたいかが重要と意見したのは冷静でしたね。とはいえ、今までは胎児と母親なら迷わず割り切って母親を救ったけれど、今はそこまで割り切れないと本音をジェイクにもらしてもいました。なぜなら、アディソン、いよいよ受精卵をお腹に戻そうとしていたからです!

 

●ついに受精卵の移植にこぎ着けたアディソン
アディソン、いよいよ受精卵の移植までたどり着きました! 彼女の年齢とこれまでの診断結果を考えれば、ここまでは非常に順調。“良い気”で満たした空間で受精卵をお腹に戻したいというアディソンの気持ちに応え、サムとの対立の末、シャノンのお腹の子の命も諦めなければならなかったジェイクも、気を取り直して移植の処置を行いました。お腹に戻される受精卵を見つめる時、そして、セラピストの前で子どもを持つ人生への希望を生き生きと語る時のアディソンの表情はとても印象的でした。
さて、判定日の結果はどう出るのでしょうか? 気になります。

 

●ヴァイオレットが職場に復帰! シェルダンがセラピーを監督
ヴァイオレットがようやく職場復帰! しばらくシェルダンが彼女のセラピーを監督することになります。引き継いだ患者のことであれこれヴァイオレットから指図されていたシェルダンは、見知らぬ男とつるんでいるアメリアへの心配も重なり、ここぞとばかりに彼女を厳しく指導。その仕打ちにすっかり打ちのめされるヴァイオレットでしたが、そんな彼女の姿を見かねたピートはシェルダンに抗議。シェルダンは、今回ピートがヴァイオレットをかばったことは二人にとって明るい兆しだと指摘した上で、素直に反省してヴァイオレットに謝罪します。そしてヴァイオレットは、シェルダンの謝罪の裏にピートの口添えがあったことに気付き、ピートにお礼を言います。ピートのヴァイオレットに歩み寄りを見せ、彼女の好きなリアリティ・ショーの鑑賞に付き合いました。前回は、もうダメかと思われるほどピートの怒りが絶頂に達していましたが、ここへきて関係改善の兆しが見えてきました。
それにしても、ヴァイオレットは相変わらず料理バトル系のリアリティ・ショーが好きみたいですね。

 

●シャーロットと鉢合わせてエリカが激怒!
クーパーの家でメイソンが偶然シャーロットと顔を合わせたことにエリカは激怒。しかしその後、クーパーとも話をし、シャーロットを肯定的に見るよう努力します。そして、シャーロットが家にいると承知の上で、メイソンをクーパーの家にお泊まりさせます。事実上のシャーロットとの和解ですね。シャーロットも、メイソンを迷惑がるどころか彼といられるのが楽しいみたい。彼女の懐の深さを感じます。

 

●クスリに溺れていくアメリア
仕事を辞めるという宣言を撤回することもなく、ますますライアンと自堕落な生活に堕ちていくアメリア。事の深刻さに気付いたクリニックの面々はそんな彼女を心配しますが、アメリアは周囲の干渉を避け、ライアンとともにホテル暮らしを開始。自ら処方箋を書いてはクスリを手に入れ、急速に深みにはまっていきます。そして、ついに処方箋の用紙がなくなり、夜中こっそり病院に取りに行くのですが、そこを警官に見つかって不審者扱いされ……。知らせを受けて駆けつけたシャーロットが、アメリアは病院の医師だと説明してその場を収めますが、アメリアはシャーロットに感謝するどころか悪態をつき、スゴイ目をしながら病院を出て行ってしまいました……。
次週は、みんなでアメリアを立ち直らせようと、更生を促す「治療的介入」を試みることとなります。アメリアは、目を覚ましてくれるんでしょうか!? なかなかヘビーな内容になりそうなので、どうぞ覚悟していてください!


【今回のゲスト】
ダグ役は、「24 -TWENTY FOUR-の「ファイナル・シーズン」でタリン・ファルーシュ役を演じたT・J・ラミニ。


【注目のセリフ】
「あなたにとやかく言われたくない。知らない女をバーの駐車場ではらませたくせに」by アメリア
 ……これをメイソンがいる前で言うのは反則!!!
「でも、あの先生、クスリやってるみたいだった」by メイソン
 ……大人がいくら“タコス”や“ソーダ”という隠語でアメリアの状態を語っても、メイソンはちゃんと事実を見抜いてる!
「あなたが兄さんの親友と浮気した時から、私たちは家族じゃなくなったの」by アメリア
 ……自分が順調だった時は、アディソンを姉として慕っていたのに……。


【曲情報】
♪"The Walk" Mayer Hawthorne

オープニング、アディソンが自分の受精卵を見守っているとセラピストに話した後、アメリアが付き合っているライアンと偶然会うシーンで。
♪"Lov3r" Kyle Andrews
アメリアが処方箋の用紙を取りに行こうとし、サムがジェイクの文句をアディソンに言い、一人で寝ようとする彼女を誘うシーンで。
♪"Good Times" Matt Duncan
エンディング、ヴァイオレットとピートが並んでテレビを見て、エリカがクーパーとシャーロットにメイソンを預け、アディソンが受精卵の移植を受け、アメリアがドラッグに溺れるシーンで。

2013.2.20|エピソードガイド、プライベート・プラクティス5|コメント(0)トラックバック(0)

2月13日(水) #6「自虐の歌」

06アメリアは朝起きたら隣に寝ていたライアンと親しくなり、ともにクスリにハマっていく。病院ではADHD(注意欠陥多動性障害)の長男を持つ夫妻が、次男オリーにも同じ障害があるのではと訴え、クーパーに診断を頼む。ヴァイオレットは、近いうちに仕事復帰できるかもしれないという朗報を弁護士から受け取る。一方、アディソンは精子ドナーを選びながら、赤の他人と子どもを作らなければいけないことに虚しさを覚えていたが……。


●子どもをADHDに仕立て上げて受験を有利に進めようとする母親
ADHD(注意欠陥多動性障害)の長男を持つグラハム夫妻。次男オリーにも同じ障害があるのではとクーパーに訴え、投薬を希望します。クーパーは、ひとまずシェルダンに診断を頼むことに。シェルダンは、オリーには落ち着きがないものの集中力があるとして断定を避けます。実は、その判断は正しく、夫妻はオリーに障害があると診断されるよう、わざわざ長男の薬を飲ませ、オリーを興奮状態にしていたことが後に発覚するのです。障害が認められれば、アドバンテージをもらって受験を有利に進められるというのが、夫妻がオリーをADHDに仕立て上げたかった理由。何と恐ろしい!オリーの主治医であるクーパーは、その行為が児童虐待に当たると夫妻を非難します。そして、児童保護局に通報しない代わりに、毎月オリーに薬物検査を受けさせるよう夫妻に約束させるのでした。実に賢明な判断でした。

 

●クスリにハマっていくアメリアと彼女を心配するシャーロット
朝起きたら、隣に男が寝ていた……という、よくありがちなパターンに陥ったアメリア。どこでどう知り合い、自分の家に連れてきたのかも思い出せない彼女でしたが、ライアン・ケリガンと名乗るこの男と徐々に親しくなります。しかし、アメリアにとってこのライアンは危険な存在。なぜなら、ライアンはクスリの常習者。アメリアをその道に引きずり込んでいくことになるわけで……。
一方、様子のおかしいアメリアを誰よりも心配しているのが、彼女に恋心を抱いているシェルダンと、自身も薬物中毒だったシャーロット。今回は、シャーロットの過去が回想シーンで描かれ、ゲイであることを確かめようと、あえて妻以外の女性と寝たというシャーロットの元夫ビリーも再登場。ビリーの浮気現場を目撃したことがすべての発端だったこと、そして、彼女がクスリから足を洗った背景には、間接的に死亡事故を引き起こすという最悪の経験があったことが明らかになりました。彼女がアメリアを心配するのは、取り返しのつかない過ちを犯してからでは遅いということを誰よりも知っているからだったのです。でも、そんなシャーロットの思いを、そう素直にアメリアが聞き入れるはずもありません。シャーロットはアメリアの説得に出向きますが、アメリアは仕事も辞めると言い出す始末……。
すっかり落胆させられたシャーロットでしたが、この後、家に帰ってクーパーに言ったセリフがすごく良かったです。「あなたのもとへ帰って来られて嬉しい。本当にありがとう。こうして一緒にいてくれて」って。こんなに素直に愛を伝えられるってステキ。私はますますシャーロットが好きになりました。アメリアも早く彼女のありがたみに気付いてほしい!

 

●仕事復帰が近付くも、ピートとは相変わらずのヴァイオレット
弁護士ジェイソンから、近いうちに仕事復帰できるかもしれないという朗報を受け取ったヴァイオレット。それをピートに報告するわけですが、ピートは相変わらずヴァイオレットに不信感を抱いていて……。ヴァイオレットは、思わず「あなたは苦しんでる。たぶん自分のお母さんに(私を)重ねているところはある。でも……」とセラピートークを始めるのですが、そこでピートがついにブチ切れ! 「この先、二度と君の話を聞かずに済むならどんなにいいか」「もう嫌だ、うんざりだ!」と怒鳴り散らします。この調子じゃ、二人の夫婦生活の存続はいよいよ厳しいかも……。
それにしても、ヴァイオレットってモテますよね。今回は弁護士のジェイソンにまで誘われていたし。考えてもみれば、クーパー、シェルダン、ピートと、同じ職場の3人の男性がみんな彼女を好きになったわけで。でも、いくらモテても、パートナーとの関係がこれじゃ……。

 

●精子ドナー選びにむなしさを覚えるアディソン
不妊治療の過程で、精子ドナー選びの段階に入ったアディソン。音楽家がいいか、地質学者がいいかと男性陣を巻き込んで検討しますが、むなしさがぬぐえません。赤の他人と子どもを作らなければいけないのは、そもそも自分がマークと浮気をしてデレクを裏切ったからだと、アディソンは自分を責めずにはいられないのです。けれどもその一方で、ホルモン注射のおかげで卵胞は育ち、見事採卵に成功しました! サムは、採卵の際の麻酔でまだ眠っているアディソンのもとに駆けつけますが、「彼女が眠るのを待ってから手を握りにきた。君たちは中途半端」とジェイクに指摘されてしまいます。とはいえ、アディソンを思う気持ちはちゃんと持っているサム。目覚めて自分の過去の過ちを責めるアディソンに、実は彼女の留守中にナオミとキスしたことを告白。どんな人でも過ちは犯すものだと諭します。これにはショックを受けるアディソンでしたが、自分とサムとを重ね合わせ、人は間違いを犯したとしても幸せになる資格がなくなるわけではないと気付かされます。おかげで気が楽になったアディソンは、ドナーとして音楽家を選び、採卵した自分の卵子とドナーの精子を受精させるところまでこぎ着けました。受精卵が順調に分割すれば、あとは移植して着床を待つというステップに移るわけですが、アディソンの治療の結果はいかに!?

 

なお、今回のエピソードの原題は、アディソンがセラピストの前で歌い、エンディングの挿入歌としても使われた曲("If I Hadn't Forgotten")からとったものでした。
"Tempted by the thrill of something new
So now I turn my lonely eyes to you.
I promised you that we could have it all.
You trusted me but I let you fall."

アディソンのヘタウマ(?)な歌声、かわいかったー!


【今回のゲスト】
ライアン役は、「トゥルーブラッド」のルーク・マクドナルド役のウェス・ブラウン。
グラハム夫人役は、「トゥルーブラッド」のナン・フラナガン役や「女捜査官グレイス ~天使の保護観察中」のペイジ役などで知られるジェシカ・タック。


【注目のセリフ】
「産まれてくる子には父親がいない。それだけでヤワになる可能性大だ。あらかじめ男性ホルモンの多そうな精子を選んでおくほうがいいだろう」by サム
 ……こういう選定基準もあったとは。さすがは男目線の意見。
「私をいびって楽しんでるだけ。お節介焼いて、監視して、しらふかどうかチェックする。それは仕事じゃない、ただの趣味」by アメリア
 ……シャーロットがこんなこと趣味にするはずないって!
「精子が欲しい」by アディソン
 ……男性陣の前で、いきなりこのセリフはないんじゃ……。


【曲情報】
♪"If I Hadn't Forgotten" Keaton Simons

エンディング、ピートがヴァイオレットに激怒し、クーパーが落ち込むシャーロットを抱きしめ、ジェイクがアディソンの卵子を受精させ、アディソンが幸せに浸るシーンで。冒頭、アディソンがセラピストの前で歌った曲でもある。
♪"Sleeping Giant" Bootstraps
シャーロットが事故を引き起こす回想シーンで。
♪"Where You Are" Lonesome Animals
採卵を終えて目覚め、過去の自分の過ちを責めるアディソンに、サムが自分とナオミのキスを打ち明けて、人は誰でも過ちを犯すと諭すシーンで。

2013.2.13|エピソードガイド、プライベート・プラクティス5|コメント(0)トラックバック(0)

2月6日(水) #5「そばにいて」

05_2統合失調症で心臓病のウェスは、ヴァイオレットのセラピーを受けられなくなってから薬の服用を拒否し、症状が悪化していた。責任を感じたヴァイオレットは、医師免許を停止した医事審議委員会を訴えようと決意する。その頃、アメリアの親友ミシェルはハンチントン病を発症した状態でイタリア旅行から帰国。約束通り安楽死に手を貸してほしいとアメリアに頼む。不妊治療を始めたアディソンはホルモン注射の影響で情緒不安定になるが、サムには相談できず……。


●ヴァイオレットの患者が薬の服用を拒否! そして……
ヴァイオレットの患者だった、統合失調症で心臓病のウェス。ヴァイオレットが医師免許を停止され、彼女のセラピーを受けられなくなってから、薬の服用を拒否するようになります。困った母親のカレンはウェスをサムの元に連れてきますが、症状は悪化しており……。それをサムから聞かされたヴァイオレットは責任を感じ、医師免許を停止した医事審議委員会を訴えようと決意します。
その後、ウェスは精神疾患の発作を起こして路上で倒れ、救急車で聖アンブローズに運び込まれます。サムはシャーロットとともにやむを得ず薬でウェスを鎮静させると、彼を施設に入れることも視野に入れるべきだとカレンにアドバイス。失踪癖があった妹のコリーヌの話を交えながら、決断次第では永遠にウェスを失うことになりかねないと諭します。実は、サムの妹のコリーヌは、母親によって家に閉じ込められていたものの、結局は勝手に家を出てしまい、今も生きているか死んでいるか分からない状態なのです……。この話を聞いたカレンは、最終的にウェスを施設に入れることに同意するわけですが、とにかくこの親子の話が切ない……。そして、サムの妹の話もとても重く……。
そんな中、救いになったのがピートの態度。ウェスに接触できないヴァイオレットは、何もできないと分かっていながら居ても立ってもいられず、病院に駆けつけて彼を見守ります。そんな彼女の姿を見たピートは、ヴァイオレットの患者思いなところが好きだったと思い出したのです。ピートがヴァイオレットにかける優しい言葉には、久しぶりに心が温まりました。このまま二人の仲が改善されるといいのですが。

 

●アメリアの親友ミシェルが自殺!
アメリアの親友ミシェルがイタリア旅行から帰国。すでに母親から遺伝したハンチントン病を発症している彼女は、アメリアがハンチントン病を告知した時にした“自殺幇助”の約束を、今こそ守ってほしいと訴えます。アメリアは、この件をピートとシェルダンに報告。二人は、「医師の誓いに反するし、カリフォルニア州では殺人になる」とアメリアが安楽死を手伝うことに猛反対します。でもアメリアは、ピートが癌を患った放射線科の名医アレクサンダーの安楽死を手伝ったことを持ち出すと(シーズン2の#13「踏み出す勇気」)、自分の行為も正当化しようとします。そして、“安楽死”とはいえ、それがいかに壮絶なものかあらためてピートに諭されても、最終的には、やはりミシェルに手を貸そうと決断。複数の薬を段階的に使って、苦しまずに彼女をあの世へ送り出そうとします。けれども、最初の薬を投与した矢先、副作用で呼吸不全に陥ったミシェルは、苦しさのあまり死ぬのを思い止まり「やめて!」と懇願。アメリアは救急車を呼んでミシェルを聖アンブローズに搬送します。そして、自分のしたことの重さにおののくと、茫然自失の状態で自宅へ……。後に、彼女を訪ねてきたシェルダンから「何てことをしたんだ!」と叱責されるとともに、ミシェルが命を取り留めたと聞かされると、安堵から号泣するのでした。
その後。最期の時までミシェルに寄り添おうと決意したアメリアは、自分も酒におぼれていることを打ち明けると、一緒に助け合おうとあらためて約束。ガールズナイトを楽しもうと彼女の家を訪ねます。けれども……ミシェルはすでに自殺していました。ショックに打ちのめされるアメリア。お酒だけではなく、ついにクスリにも手を出してしまい……。
いやあ、この展開はひどい。ただでさえ不安定なアメリアに、この展開はあまりにも酷です。何て容赦のない脚本なんでしょう!アメリア、堕ちるところまで堕ちていってしまうんでしょうか……。

 

●クーパーがメイソンに実の父親だと告白
メイソンとの付き合いを続けているクーパー。ある日、エリカと一緒にメイソンを釣りに連れて行きますが、どうも彼の態度がよそよそしい。シャーロットがエリカともめごとを起こしたせいだと考えるクーパーでしたが、メイソン自身がクーパーと親密になるのを避けようとしているのだと知ります。メイソンはクーパーが自分の父親だと気付き、今後クーパーが離れていくことを恐れていたのです。息子の思いを理解したクーパーは、ついに自分は父親だと宣言。ずっと面倒を見ると約束し、今後は正式に親子の付き合いを始めることとなります。おかげで、エリカもメイソンもクーパーもみんなハッピーな表情。問題は、この親子にシャーロットがどのように関わっていくか、ですね。

 

●不妊治療の主治医にジェイクを選ぶアディソン
不妊治療を始め、ホルモン剤の自己注射をジェイクに頼むようになったアディソン。そのホルモン剤の影響はすぐに現れ、すっかり情緒不安定に。書類仕事ではイライラして「むかつく、もう!!」と声を荒げる始末。ちなみに、アディソンがこのセリフを吐く直前、クリニックでジェイクが案内していた女性同士のカップルですが、「クーガータウン」のジュールズ役のコートニー・コックス(「フレンズ」のモニカ役)と、エリー役のクリスタ・ミラーだったことにみなさんお気付きでしたか? 実は当時、「クーガータウン」のキャストたちが、プロモーションのために各局の人気番組に続々とエキストラ出演するという企画が進行中だったのです。とっても面白い試みですよね。
さて、本題に戻りましょう。アディソンは自分が妊娠したらサムに振られるかもという不安をサム本人には相談できずにいましたが、ジェイクに励まされて、思い切って本心をサムに打ち明けます。すると、サムは治療の支えになると約束。一安心したアディソンは、いつの間にか自分がジェイクを頼りにしていることに気付き、やはりジェイクに主治医になってもらおうと決めるのでした。
「僕が赤ちゃんをあげる」というジェイクの言葉は、現実になるのでしょうか?


【鑑賞MEMO】
安楽死または自殺幇助が合法化されている国

耐えがたい苦痛をともなう疾患を持つ患者の求めに応じ、医師などが死へと導く安楽死(自殺幇助)。世界では、スイス、オランダ、ベルギー、ルクセンブルクなどで合法とされており、アメリカでもオレゴン州とワシントン州では合法とされています。


【今回のゲスト】
「クーガータウン」のジュールズ役のコートニー・コックスと、エリー役のクリスタ・ミラーがエキストラ出演。


【注目のセリフ】
「娘みたいな感じなのか? よく一緒に過ごしてるからてっきり……」by ピート
 ……シェルダンにとってアメリアは娘のような存在!? ヤボな質問。
「だから私と付き合ってるの? 絶対妊娠しないと思ってるから? 私としては、ベッドでスゴいからだと思いたい」by アディソン
 ……ホルモンの影響とはいえ、こんなあけすけな……。
「彼女は母グマと同じ。君に脅かされたと感じたか、あるいは君に僕が脅かされたと思った、だから力いっぱいうなった」by クーパー
 ……シャーロット、母グマに例えられちゃうなんて。でも、この例えのおかげでエリカにはシャーロットの真意が伝わったかも。
「お互いボロボロだけど、そばにいて助け合うことはできる。何て言うの? メチャクチャなバディシステム。『あなたが死なない日は私も飲まない』みたいな」by アメリア
 ……すごくいいセリフ。でもミシェルは……。



【曲情報】
♪"Bird Sounds" I Hate You Just Kidding

アメリアがミシェルの安楽死を手伝おうとするシーンで。
♪"The Ghost You're Haunting" Robotanists
サムとシャーロットがウェス、ピートがミシェルの処置にあたるシーンで。
♪"Going Home" The Bony King of Nowhere
ウェスを見守るヴァイオレットの姿に、ピートが彼女の良さを思い出し、アメリアの家を訪ねたシェルダンが、彼女を叱責すると同時にミシェルが命を取り留めたことを報告、アメリアが泣き崩れるシーンで。
♪"Just You" Amy Stroup
エンディング、クーパーが父親であることをメイソンに告白し、アディソンがセラピストに対し「希望を抱くことを学んだ」と語るシーンで。

2013.2. 6|エピソードガイド、プライベート・プラクティス5|コメント(0)トラックバック(0)

1月30日(水) #4「しがみつく記憶」

04事故で脳に損傷を負って重度の前向性健忘症になり、事故後に起きたことを覚えていられなくなったジョディ。妊娠していることすら忘れる彼女に夫ザックは嫌気が差して離婚を考えていたが、元主治医のヴァイオレットはこれに反対し……。一方、クーパーは健康診断と称してメイソンと対面し、我が子だと確信。心臓発作でトラウマを抱えたピートは、やり場のない怒りをヴァイオレットにぶつけ続ける。


●事故のせいで記憶をとどめられなくなった患者ジョディ
交通事故で脳損傷を負って以来、重度の前向性健忘症になったジョディ。事故後に起きたことは長期間記憶できず、何を教えられてもすぐに忘れてしまいます。事故に遭ったのは、自分が妊娠していることに気付く前だったことから、大きなお腹を抱えているというのに、自分が妊婦であることすら何度教えられようとも忘れてしまうのです。夫のザックはそんなジョディとの生活に疲れ、ジョディの出産後は子どもを引き取り離婚すると宣言。事故の前、二人がいかに愛し合っていたかを知る元主治医のヴァイオレットは、断固として離婚に反対しますが、医師免許を停止されているためザックと直に話ができず。アディソンにザックの説得を頼みます。でも、ザックの決意は固く……。
やがて、産気づいたジョディ。自分の置かれている状況が把握できず、分娩室でパニックに陥ります。ザックは分娩室に入ることをためらっていましたが、アディソンの説得に応じ、途中から出産に立ち会います。二人が知り合った頃の話をしながらジョディを励ますザック。そしてそんなザックの励ましに応え、ジョディはついに男の子を出産。でも、彼女の産みの喜びは持続せず、かわいい我が子を前にしていても、それが誰の子かすぐに忘れてしまうのです。何て切ない……。そんなジョディと毎日向き合うザックの心が疲弊するのは当然のこと。個人的には、ジョディと別れるという結論に至ったザックのことを責めることはできないと思いました。……が、驚くのはここから。ザックは息子の誕生に心を打たれ、できる限りジョディと夫婦でいようと決めるのです。「限界が来るまで、何度でも息子をジョディに紹介し、ジョディを息子に紹介し続ける」というザックの言葉には、心底胸を打たれました。

 

●息子のメイソンと対面するクーパーと実父確定検査をするシャーロット
クーパーに実は子どもがいると告げられたシャーロット。思ったよりも冷静に事実を受け止めているように見えましたが、どうも、クーパーが騙されているに決まっていると思っていたみたい。今になって突如現れ、「息子の父親はあなた!」と言い出したエリカのことを信用できないと思うのは、ある意味当然ですよね。
でも、健康診断と称してメイソンと初対面したクーパーは、彼の好みや言動があまりにも自分に似ていることから我が子に違いないと確信。ついに自分にも血縁の家族ができたかもしれないと、すっかり舞い上がります。
一方で、そんなクーパーの姿を見て、彼が傷つくことになったらかわいそうだと考えたシャーロット。エリカを呼び出して彼女に高額の小切手を渡すと、2度とクーパーの前に現れないよう警告します。エリカはお金目当て、シャーロットはそう見ていたわけです。でも、エリカは後にクーパーのオフィスを訪れると、シャーロットに渡された小切手を怒って突き返します。でも、シャーロットはまだ疑いを拭い切れず。結局、率先して実父確定検査をします。その結果、やはりメイソンはクーパーの実子であることが判明するのです。
シャーロット、クーパーのことを心配してエリカを遠ざけようとしただけなのに、クーパーからは「惨めなサイテー女」とまで言われて何だか気の毒でした。この先、クーパーを通してシャーロットはメイソンとどう関わっていくことになるんでしょうか?

 

●ヴァイオレットへの態度を軟化させるピート
心臓発作以来トラウマを抱えるピートは、やり場のない怒りをヴァイオレットにぶつけ続けます。シェルダンもシェルダンで、自分に引き継いだ患者についていちいち口出ししてくるヴァイオレットにイライラを募らせます。おかげで、ヴァイオレットは夫からも攻撃されるわ、シェルダンとは対立するわで疲労困憊気味に……。でも、最終的には、すっかり打ちのめされたヴァイオレットの姿を見て彼女に同情したシェルダンは、怒りの矛先を変えるようピートに忠告。ルーカスの幸せについて改めて考え直したピートは、ヴァイオレットへの態度を軟化させます。このまま、ピートとヴァイオレットの仲が修復されるといいのですが……。

 

●不妊治療への不安をサムに打ち明けるアディソン
妊娠したらサムに捨てられるのでは……との不安から不妊治療に踏み切れないでいるアディソン。その件でジェイクに相談を持ちかけようとしますが、「あなたのこと何も知らないのに、サムに言ったことがないことをあなたに言うなんて何だか変な気がする」とためらいを見せます。ジェイクはそんなアディソンに自分の生い立ちを矢継ぎ早に説明して聞かせると、「直感を信じればいい」とアドバイス。その言葉に背中を押されたアディソンは、何を不安に感じているか、その気持ちを素直にサムに打ち明けます。サムもまた、そんなアディソンを受け止めるのでした。

 

さて、次回は前シーズンに登場したアメリアの親友ミシェルが再登場。イタリア旅行から帰国した彼女はすでにハンチントン病を発症しており、約束した通り安楽死に手を貸してほしいとアメリアに頼みます。ただでさえ自分のアルコール依存の問題を抱え不安定なアメリア。彼女にミシェルの依頼は荷が重すぎるように思うのですが……。次回の展開が気になります。


【鑑賞MEMO】
『女か虎か?』

F・R・ストックトンによる短編小説。ストーリーの中に用意された謎に明解な答えを与えないまま終了するリドル・ストーリーの典型。あらすじは、以下の通りです。
「王女とある若者の交際に腹を立てた国王が、開けると人間を瞬時にむさぼり食う虎がいる扉と、美女がいる扉の二つを用意し、若者にどちらかを選ばせるという処刑にかけることにしました。そして王女は、虎の扉、美女の扉がどちらか必死で事前に突き止めました。若者が虎がいる扉を開ければ、その場で彼は食い殺されてしまいます。でも、美女がいる扉を開けた場合は、若者は許されてその美女と結婚することになる……。さて、王女はどちらの扉を若者に指し示したでしょう?」
なお、芥川龍之介の『藪の中』もリドル・ストーリーの代表の一つです。


【今回のゲスト】
ジョディ役は、「マット・ルブランの元気か~い?ハリウッド!」でキャロル・ランスを演じているキャスリーン・ローズ・パーキンス。
ザック役は、「24 -TWENTY FOUR-」のシーズン7にライアン・バーネット役で複数話出演、「TOUCH/タッチ」へのゲスト出演の記憶も新しいエイアル・ポデール。


【注目のセリフ】
「ジョディはいい人。でも夫からしたらオウムと暮らすようなもん」by アメリア
 ……辛辣!!
「悪いけどアディー、あなたに結婚の誓いとか語る資格ある?」by アメリア
 ……またまた辛辣!!
「彼女は骨をくわえた犬と同じ。絶対諦めない。だからどっかで無視するしかない」by ピート
 ……ピートもピートでヴァイオレットに対して当たりがキツ過ぎ!
「確かに君の夫はバカだよ。父親になれると思うだけで浮かれてる。それほど子どもが欲しいのにずっと我慢してた。君を愛したがために!僕は大バカだ。惨めなサイテー女と結婚した!」by クーパー
 ……いきなり子どもがいたと告げられたシャーロットだって、ある意味被害者なのにこの言いようって……。


【曲情報】
♪"Civilian" Wye Oak

オープニング、アディソンがセラピストに『女か虎か?』について話し、前向性健忘症のジョディとアディソン、ジョディの夫のザックとシェルダンが話しをするシーンで。
♪"Already Yours" Bahamas
クーパーがメイソンのことをヴァイオレットに話し、シェルダンがアメリアにヴァイオレットのことを愚痴るシーンで。
♪"Move A Little Faster" Dionne Bromfield
ジェイクとサムがバスケしながら話すシーンで。
♪"Emphasis" Sleeping At Last
エリカからシャーロットが渡した小切手を突き返されたクーパーがシャーロットに怒りをぶつけ、ザックが限界までジョディと夫婦で居続けるという決意をアディソンに伝えるシーンで。
♪"Wires" Sleeping At Last
エンディング、ピートがヴァイオレットへの態度を軟化させ、シャーロットがクーパーに実父確定検査の結果を伝え、ジェイクに背中を押されたアディソンが「子どもができたら振られないか心配」とサムに打ち明けた後、セラピストに『女か虎か?』の話の続きをするシーンで。

2013.1.30|エピソードガイド、プライベート・プラクティス5|コメント(0)トラックバック(0)

1月23日(水) #3「心に残された荷物」

03ジェイクは生まれつき子宮がないニーナという患者に彼女の祖母の子宮を移植しようとするが、アディソンから「実験的でリスクが高い」と反対されてしまう。心臓発作を起こしたピートへの心配と育児で疲れ気味のヴァイオレットは、次第に家庭でも外でも孤立していき……。一方、ピートも悩みを抱えていた。ヴァイオレットとの久々のセックスにもどこか距離を感じたという彼に、シェルダンは何かを恐れているのではないかと指摘する。


●生まれつき子宮がない患者に祖母の子宮を移植しようとするジェイク
クリニックの一員となったジェイク。生まれつき子宮がないニーナという患者に祖母の子宮を移植しようと、アディソンにも協力を頼みます。当初アディソンは、実験的でリスクが高いという理由からオペに反対しますが、どうしても自分の子を産みたいと願うニーナの覚悟のほどを知ると、オペに協力することに。自分も不妊治療に踏み切ろうとしているアディソンですから、ニーナの気持ちを汲みたくなるのは当然のことかもしれません。
こうして、ニーナはいよいよオペを受けることになるのですが、実際のオペでは出血を起こし、子宮移植は成功せず。ニーナの命を優先してオペを断念したジェイクは、術後、オペの失敗に絶望するニーナに、「子どもは代理母に頼んでもいいし、養子をもらうこともできる。一番大切なのは、その子を心から愛すること」とアドバイスするのでした。この一連のジェイクの言葉、なかなか良かった!「女を知るのが僕の仕事」と豪語するだけのことはあるなという印象でした。

 

●ピートへの心配と子育てで疲弊気味のヴァイオレットがママ友の会に参加!
心臓発作を起こしたピートへの心配と育児とで疲弊気味のヴァイオレット。クーパーに頼んで“ママ友”を紹介してもらい、ママ友の会に参加します。でも、ヴァイオレットと専業主婦のママたちじゃ、話が合うわけがない!早期教育の話題にもついていけなければ、子育ての悩みにも医学的な一般論を持ち出すわで、一気にママ友たちに敬遠される存在に。家庭でも外でも孤立状態となったヴァイオレットは、気分転換に髪の毛をばっさり切ると、アディソンをランチに誘い出します。アディソンとは友達という関係ではなかったものの、思わず彼女に愚痴を言うヴァイオレット。ナオミと離れて寂しい思いをしているアディソンも、ちょっとした悩みを相談できる友達が欲しいわけで、二人は友達になろう!と意気投合するのでした。
ヴァイオレットとの付き合いは長いのに、ここにきてあらためて友達になろうと宣言し合うなんてちょっと不思議な感じもしましたが、とにかくヴァイオレットもアディソンも、身近に友達ができたのはいいこと。二人の友情が今後どう育まれていくのか楽しみです。

 

●シェルダンに悩みを打ち明けるピート
サムから「身体機能に問題はない」とお墨付きをもらったピート。ヴァイオレットと久々にセックスをしても、どうも心が通じ合わない……。ヴァイオレットに、誰かに悩みを相談するよう言われて以来、身近にいるシェルダンに話をするようになっていたピートは、その思いを彼に相談。今自分が感じている感覚が、13歳の頃、里親の家で先にもらわれていた兄弟から暴行を受けた時の感覚と似ていると打ち明けます。そして、「何かを恐れている」とシェルダンに指摘されたピートは、自分がルーカスの成長を見ずに死ぬのではないかという恐れを抱いていることをヴァイオレットに打ち明けるのでした。
こうして、ようやくピートのイライラの原因が見えてきたわけですが、なかなか対処が難しい問題ですから、どうしたらいいものか……。

 

●断酒が続けられないアメリア
今度こそ酒を断つと断酒会で誓うものの、ジェイクから挨拶代わりに贈られた高級ワインのボトルを手放すことができないアメリア。自分を心配してくれているシャーロットにもつっかかるばかり。こちらもどうしたらいいものか……。

 

●クーパーに息子がいたことが発覚!!!
臍帯血を不正入手した件でシャーロットとのわだかまりを解けずにいるクーパー。あの場は何とか双方を丸く収めたシャーロットも、内心ではまだクーパーへの怒りが収まらず、謝るクーパーを拒絶し続け、最終的には、夫の前でまで管理者の役をやらされることが悲しいと心情を吐露します。シャーロットの気持ちを知り、あらためて反省したクーパーは、二度とシャーロットを板挟みにしないと宣言。ようやくシャーロットの留飲も下がるのですが、ここでとんでもない事実が発覚します。何と、エリカという女性がクリニックにやって来て、8歳になる自分の息子の父親はクーパーだと言い出したのです! 「グレイズ」でもマークに娘がいたことが発覚したなんてことがありましたが、こちらでも同じようなことが。この話を知ったシャーロットがどんな反応を見せるのか気になります。


【鑑賞MEMO】
子宮移植の前例

世界初の子宮移植は、2002年のサウジアラビアでの事例。オペそのものは成功したものの、施術後99日目に子宮内に血栓が発生し、最終的には子宮を取り除かなくてはならない事態となりました。
2007年には、アメリカのニューヨークダウンタウン病院で、死者から提供された子宮を患者に移植することを院内の倫理委員会が承認したとの報道があり、物議を醸しました。そして2011年、トルコで死者から子宮欠損症の女性への子宮移植が成功。2012年には、スウェーデンで母から娘への子宮移植が成功したと報道されています。
ただし、子宮移植を受けた女性が妊娠・出産をしたという事例はまだないようです。


【今回のゲスト】
エリカ役は、「アンジェラ15歳の日々」のレイアン・グラフ役のA・J・ランガー。


【注目のセリフ】
「何で俺が? タバコは吸わないし運動もしてる。肉と乳製品を減らし、コーヒーはディカフェ。その上、ブロッコリーも食ってる。嫌いなのに」by ピート
 ……ピートがブロッコリー嫌いだったとは!
「医局長兼風紀委員長? 忙しい人ね」by アメリア
 ……アメリアを心配しているからこそ、時には厳しい目を向けるシャーロットなのに、こんな風につっかかるなんて。
「みんなに聖アンブローズの魔女だと思われてる。いいの、それは別に構わない。仕事だから。みんなに好かれなくてもいい。でもあなたは夫なの。夫の前でもボス役をやらせないで」by シャーロット
 ……シャーロット、魔女呼ばわりされてるの!?


【曲情報】
♪"Sad Sad City" Ghostland Observatory

オープニング、アディソンが「サムは特別」とセラピストに話し、断酒会に出たアメリアが「今度こそ酒を断つ」と宣言するシーンで。
♪"Dim Lit Girl" The Old States
ヴァイオレットとピートがセックスするシーンで。
♪"On The Other Side" The Rocketboys
エンディング、不妊治療の話を共有したいというサムにアディソンが「大丈夫」と答え、ピートが死への不安をヴァイオレットに伝え、アディソンがサムの善良さが自分を変えたとセラピストと話し、エリカが自分の息子の父親はクーパーだと、クーパー本人に告げるシーンで。

2013.1.23|エピソードガイド、プライベート・プラクティス5|コメント(14)トラックバック(0)

1月16日(水) #2「裏切りに揺れて」

02サムと同棲を始めたアディソンと、病院の求人に応募してきたジェイクがまさかの再会。面接ではジェイクがサムの知り合いだと分かり、採用の有力候補になる。一方、クーパーの患者で白血病の少女ケリーは、父親から骨髄移植を受けるも完治せず、残る望みは臍帯血移植だけとなる。しかし、公的な臍帯血バンクには適合するものがなく、クーパーは思い切った行動に出る。また、断酒中のアメリアは、シャーロットから依然としてオペの許可が出ないことに失望し……。


●アディソンとサムが同棲を開始! ジェイクがクリニックの求人に応募!
周りのみんなにも、よりを戻したことがバレバレなアディソンとサム。ついに二人はサムの家で同棲を始めます。これにより、アディソンの家はアメリアが借りるかたちに。
そんな中、ナオミの後任を募集中のクリニックに、何とあのジェイクが応募してきます! ジェイクに不妊治療を頼むのは諦め、ほかの専門医にかかるつもりだったアディソンですが、まさかこんなかたちで彼と再会することになるとは……。しかも面接の場で、実はジェイクとサムが昔からの知り合いだったことが判明! ただでさえ評判のいい医師であるジェイクは、クーパーをはじめクリニックのメンバーたちとも意気投合し、一気に採用の最有力候補者となります。複雑なのはアディソン。だって、サムはジェイクとのデートのことはまったく知らないわけで。もちろん、アディソンがジェイクとデートしていたのは、サムと別れていた時期ですから、何もアディソンが後ろめたく思う必要はないのかもしれませんが。
一方、なかなか採用の結果を告げてもらえないジェイクは、サムとアディソンが恋人同士だと知ると、「採用されたら絶対に口説いたりしない」とアディソンに宣言。もはや、ジェイクを拒否する理由をなくしたアディソンは、最終的に彼の採用を決めるのでした。

 

今シーズンは、アディソンとセラピストの語りをうまくエピソードの内容とからめる演出がとられています。そして、今回のアディソンは、セラピストに「私、幸せ」と語っていましたが、ヴァイオレットが指摘していたように、恋人であるサムとの子どもは諦めつつも彼との関係を続け、さらに精子バンクを使って母になるだなんて、そう簡単なことじゃないはず。今は順風満帆に思えても、アディソンがこのまま傷つかずにいられるとは思えなくて……。しかも、あのジェイクがクリニックの同僚になるだなんて。何だか波乱の予感がしませんか?

 

●同意書のサインを偽造し、少女に臍帯血移植をしたクーパー
クーパーの患者で白血病の少女ケリーは、父親から骨髄移植を受けるも病状が回復せず。残された治療法は臍帯血移植だけとなります。しかし公的な臍帯血バンクに適合するものはなく、思い詰めたクーパーは民間のデータにシャーロットのパスワードを使って不正アクセス! 適合する臍帯血を保管するウェストン夫妻に会いに行き、臍帯血を提供してくれるよう直談判します。しかし、夫妻は提供を拒み……。
でも、諦めきれないクーパーは、何と同意書のサインを偽造して移植を敢行! もちろん、それを知った夫妻は怒り、病院に怒鳴り込みます。当然、クーパーの不正を知ったシャーロットも激怒! クーパー、いくらケリーのためとはいえ、ちょっと暴走しすぎました……。
でも、クーパーを愛しているシャーロットは、ウェストン夫妻と、彼らの息子の臍帯血のおかげで救われたケリーとその家族を引き合わせることで、夫妻の怒りを静めます。このシャーロットの絶妙なフォローは、実にお見事! クーパーはシャーロットに救われ、ケリーはクーパーに救われ……で今回は一件落着しましたが、クーパーはもう少し自制心を持たないと危険かも。

 

●復帰したピートはヴァイオレットにイライラ!
予定より3週間早く職場に復帰したピート。闘病のストレスで感情的になり、ヴァイオレットに当りまくり。しまいには「目障りなんだよ!家に帰って息子の面倒をみろ!」と彼女を怒鳴りつけるという横暴ぶり。まあ、ピートの言い分にも一理ありましたが。でも、これじゃ彼の精神状態をヴァイオレットが案じるのも当然です。ヴァイオレットは、セラピーを受けるようピートに勧めるのですが……。
この夫婦の関係も、実に微妙。修復は可能なの!?

 

●断酒しているアメリアは……
1カ月の断酒を続けているアメリア。しかし、シャーロットは依然として彼女にオペの許可を出しません。信頼を失ったと感じたアメリアは、やりきれない思いをシェルダンに吐露。アメリアを心配するシェルダンは、「ルール違反を罰するだけでは解決にならない」とシャーロットに助言します。結局、シャーロットは、アルコール検知器でアメリアがしらふだと確認することでオペを許可。アメリアも一安心するのですが……、実はアメリア、お酒をやめてはいませんでした。このままでは、行き着くところまで堕ちてしまいそうな勢い。今後の彼女が心配です。


【鑑賞MEMO】
臍帯血バンク

白血病をはじめとする難病の治療に有効な臍帯血(赤ちゃんと母親をつなぐへその緒の中の血液)を凍結保存する機関のこと。公的バンクと民間バンクがあり、臍帯血を必要とする第三者に無償で提供するのを前提としているなら公的バンクを、自分の子どもや自分たち自身のために臍帯血を保存したい場合は民間バンクを利用することとなります。なお、公的バンクの費用は無料ですが、民間バンクでは手数料を支払う必要があるほか、定期的に保管料も支払い続ける必要があります。
また、日本の場合、公的バンクに臍帯血を寄付する場合は、「日本臍帯血バンクネットワーク」と提携した病院での出産が必要です。


【今回のゲスト】
ウェストン夫妻の夫ロバート役は、「プロビデンス」のジェリー役や、映画『ザ・ラスト・エクソシズム』などで知られるパトリック・ファビアン。


【注目のセリフ】
「でも、あの時のことは誇りに思ってる。愛のために闘った。ウルシにかぶれてまで。結局負けたけど、本気で闘った」by アディソン
 ……“ウルシかぶれ”は、「グレイズ・アナトミー」シーズン2の#19「戻れない関係」でのエピソード。懐かしい!
「でも、ナイチンゲール並みにあれこれ世話を焼かれたら、エロいナース服でも着てない限り、男は嫌になる」by クーパー
 ……今回は暴走したクーパーだけれど、この意見はごもっとも。
「酔って患者の脳にメスを入れる外科医に、臍帯血を盗む医師。だから、その人たちを何とかできるって話じゃなきゃ、後にして!」by シャーロット
 ……このセリフだけ聞いたら、聖アンブローズの患者たちは揃って逃げ出したくなるはず。
「精神科医として思うことを全部言ってたら『だから言ったでしょ』が口癖の友だちになる」by シェルダン
 ……確かに、そんな友だちは勘弁。
「嘘みたい。これって妄想かもしれないけど、正直な話、久しぶりに素直に思えるの。私、幸せ」by アディソン
 ……妄想ではないと思いたいけれど……。


【曲情報】
♪"The Balcony" The Rumour Said Fire

オープニング、アディソンがセラピストと話すシーン、同棲を始めた裸のアディソンとサムが、窓越しにアメリアと対面するシーンで。
♪"Free" The Rumour Said Fire
ビリヤードをしながら、サムとクーパー、ジェイクがバーで酒を飲み、アメリアの件で、シェルダンがシャーロットに助言するシーンで。
♪"Telegram" Buried Beds
エンディング、アルコール検知器の結果が陰性だったためシャーロットにオペを許可されたアメリアが自宅でワインを飲み、夕食とコンドームを買って帰って来たサムにアディソンがジェイクを採用したことを報告し、アディソンがセラピストに「私、幸せ」と語るシーンで。

2013.1.16|エピソードガイド、プライベート・プラクティス5|コメント(0)トラックバック(0)

1月9日(水) #1「運命の悪戯」

01ヴァイオレットがニューヨークに向かった夜、ピートは当直だったにもかかわらず病院に現われなかった。ヴァイオレットの件で落ち込んでいるのだろうと、彼を励ましに家を訪ねたクーパーは、倒れているピートを発見。すぐに救急搬送し、サムがバイパス手術を行うことになる。ピートには脳出血の徴候も見られ、サムはアメリアを呼び出すが、彼女は酔って転んで手を切り、自ら傷を縫合した直後だった。その頃、ヴァイオレットは空港で、夫から暴力を受けている女性と知り合いになっていた。


●倒れたピートは何とか無事
ヴァイオレットがニューヨークへ行くと言って家を出た夜、自宅で倒れてしまったピート。当直にも関わらず病院に姿を現さず、落ち込んでいるのかもしれないと心配したクーパーは、励まそうと彼の家を訪ねます。そして、倒れているピートを発見! クーパーはすぐさまピートを救急搬送。すぐにバイパス術を行うことにしたサムは、脳出血の疑いもあったためアメリアを呼び出します。
実はその時、アメリアは院内にいました。酔って転んで手を切ったため自ら傷を縫合していたのです。アメリア、すっかり酒浸りの様子。シャーロットは手のケガを理由にアメリアには執刀させないつもりでしたが、別の医師を待っていればピートの命に危険が……。やむなく執刀を許可します。

 

その頃、搭乗便の出発遅延でまだ空港にいたヴァイオレット。携帯電話の充電切れで外部と連絡が取れず、ピートが倒れたことをまだ知らずにいました。そして、同じ便を待つジョアンナという女性と会話し、彼女が夫に暴力を振るわれたためロスに里帰りしていたものの、迎えに来た夫に連れられてニューヨークの自宅へ戻ろうとしていることを知ります。もちろん、こんな話を聞いたらヴァイオレットの精神科医魂に火が付かないはずがありません! ヴァイオレットはジョアンナを放っておけず、何とか彼女の力になろうとします。暴力的な夫を正当化しようと必死なジョアンナは、ヴァイオレットの好意を突っぱねますが、いてもたってもいられないヴァイオレットは、最終的に「家に帰っちゃダメ」と言って自分の名刺を彼女に託します。すると、そこに空港の職員がやって来ます。クーパーからの電話を取り次ぐためです。ここで初めてピートが倒れたことを知ったヴァイオレットはすぐさま病院へ。

 

結局、オペは成功し、ピートは回復を待つ身となります。ヴァイオレットはピートと再会し、勝手な行動を謝罪。ルーカスを連れて家路に帰ることに。その途中、ロスに留まることにしたジョアンナから電話をもらうのでした。

 

……というわけで、何とか無事だったピート。オペの影響で、強引に出版記念ツアーへと出かけて行ったヴァイオレットに対しても「きれいだ。愛してる!」とハイテンションでしたが、正気に戻った時、いったい彼女のことをどう思うのやら……。ピートとヴァイオレットの間にできた溝は、簡単には埋められない気がします。だって、夫が倒れているというのに、それも知らずに空港で見ず知らずの女性のために懸命になる、それがヴァイオレットですから。人のためになりたいと懸命なところが彼女の長所ですが、家族としては、どっちを見てるんだ!? って言いたくなる場面がしばしば。きっとピートも、ヴァイオレットに対してはいろいろ思うところがあるはず。父親が倒れて苦しむ姿を目の当たりにしたルーカスもかわいそうでしたし(ルーカスが心配だからと言って、「もしピートが亡くなったら」という話をルーカス本人の前でするアディソンもどうかと思いましたが……)。

 

一方で、アメリアのアルコール依存の問題も心配です。過去にも同様の問題を抱えていた彼女ですから、いったんタガが外れれば、あっという間に転落してしまいそうで……。薬物依存を乗り越えた経験のあるシャーロットは、本気でアメリアのことを心配しているのに、それも今のアメリアには届いていないみたい……。
それにしても、シーズンを重ねるごとに、シャーロットがこの番組の“常識”に見えてきます。彼女が心ない人間だと言われていたなんて、もはや信じられません!

 

そうそう、酔った勢いでアメリアにキスされたシェルダンは、ずいぶんと彼女のことを心配していました。前シーズンは「大人の女性を求めている」とアメリアの誘いを断っているシェルダンですが、まさか心境に変化が!?

 

●“パイナップル男”は不妊治療専門医!
サムとよりを戻したのはいいけれど、「神は人間の計画を笑う」と言う通り、なかなか思い通りにいかない自らの人生に悩むアディソン。その心境を精神科医に打ち明けます。そして、サムとの子どもを持つことは諦めるしかないのだと自覚した彼女は、サムの手を借りずに不妊治療で子どもを持とうと決断。不妊治療の名医、ジェイク・ライリーを訪ねます。驚いたのは、登場したそのジェイクという医師があの“パイナップル男”だったこと! 実は彼、不妊治療の世界ではかなりの有名人だったのです。アディソンは、気まずさから治療を断ろうとしますが、ジェイクはアディソンに「僕が赤ちゃんをあげる」と請け合います。さてアディソン、彼の治療を受けるのでしょうか、拒むのでしょうか!? 個人的には、デートした相手に不妊治療を頼むのはちょっと……と思いますが、アディソンは切羽詰まっていますから、彼にすべてを委ねる可能性も十分考えられます。
「生まれた子が病気でも健康でも幸せでも不幸でも、たとえ死んだとしても関係ない。その女性は決定的に、以前のその人とは違う。それから(子どもを産んでから)はずっと母親なの。私もそうなりたい」というアディソンの言葉には非常に真実味がありました。子どもを持ちたいと思いながら、年齢的に瀬戸際に立たされている女性なら、このアディソンの言葉には、きっと共感するところがあるんじゃないかと思います。

 

アディソンの子作り、これも今シーズンの大きなテーマの一つになりそうです。そして、ジェイクがアディソンの人生にどう関わっていくことになるのか、も……。


【今回のゲスト】
ジョアンナ役は、「ブレイキング・バッド」のマリー・シュレイダー役のベッツィ・ブラント。
ジョアンナの夫役は、「ER 緊急救命室」のマイヤーズ役や、「CSI:マイアミ」へのゲスト出演などで知られるマイケル・B・シルヴァー。


【注目のセリフ】
「神は人間の計画を笑う」by アディソン
 ……母ビジーがよく口にしていたというこの言葉。まさに今回のエピソードのキーワード。
「でも、それが結婚でしょ? もめて、仲直りして、忘れて、またもめる」by ヴァイオレット
 ……これをピートが言うなら分かるけれど、自分でこう言い切っちゃうヴァイオレットって……。
「僕が赤ちゃんをあげる」by ジェイク
 ……大胆なセリフ!


【曲情報】
♪"I Don't Really Care ft. Rae" Miss Eighty 6

アディソンとベッドにいたサムが、病院に呼び出され、バーで飲んでいたアメリアが、転んで手にケガをするシーンで。
♪"Space and Time" Alex Cornish
空港でヴァイオレットとジョアンナが会話し、ピートの家を訪ねたクーパーが倒れた彼を発見し、救急車を呼ぶシーンで。
♪"Rely" Alex Cornish
アディソンがルーカスのことが心配だとシェルダンに話し、空港でジョアンナに自分の名刺を渡した直後、クーパーからの連絡を受けたヴァイオレットが急いで病院に向かい、クーパーとシャーロットが自分たちの“もしもの時”について話すシーンで。
♪"Aways A Way" Alex Cornish
エンディング、セラピストを前に、アディソンが母親になりたいと訴えるシーンで。

2013.1. 9|エピソードガイド、プライベート・プラクティス5|コメント(1)トラックバック(0)