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HB
シアトルでハチドリの餌付けをするのを夢見る30女。


3月26日(水) #12「まっさらな未来」

12 ついにシャーロットが産気づく。同じ頃、ヴァイオレットはクーパーの三つ子に本を贈ろうと訪れた書店で、オーナーから口説かれていた。友人にガンのことを話すようミランダから忠告されたシェルダンは、放射線治療を受けたことをサムに打ち明ける。一方、アディソンはヘンリーとの養子縁組を決める審問のため、裁判所に出向く。形式的な審問だったはずが、ミルドレッドから「懸念あり」のファックスが入り……。


いよいよ残すところあと2話! シャーロットはいよいよ三つ子のうち二人を出産、クリニックのメンバーたちにも、それぞれの未来が見えてきます!

 

●再び本を書く決意を固めるヴァイオレット
シャーロットとクーパーの三つ子に本をプレゼントしようと書店を訪れたヴァイオレット。本とぬいぐるみなどをギフト用のカゴに詰めてほしいと、書店のオーナーのチャールズに依頼。彼はヴァイオレットの本の読者だと言い、彼女にアプローチします。そして、「本に出てきたご主人は?」と質問。その時ヴァイオレットは、自分がピートの存在を忘れていたことに気付きます。
その後、シェルダンにミランダを紹介され一緒に食事をしたヴァイオレット。二人の仲睦まじい様子を目の当たりにします。さらに、病院に戻るとサム&ステファニーのキスシーンを目撃。居たたまれなくなった彼女は、陣痛で苦しむシャーロットの病室に逃げ込んでひとしきり泣きます。今にも出産をしようとしているシャーロットや、アディソン&ジェイク&ヘンリーも幸せそう。でも、自分はもう出産も結婚もしないだろう……。落ち込むヴァイオレットでしたが、サムに話を聞いてもらい「君は未完成だ」と言われると前向きな気持ちに。その後、書店にギフトを受け取りに行ったヴァイオレットは、あらためてチャールズからデートに誘われますが、「ひとりで生きていこうとしているから」と断ります。そして、再び本を書く決意を固めるのでした。

 

●サムにガンのことを打ち明けるシェルダン
相変わらずミランダと順調そうなシェルダン。しかしミランダは、自分の死後にシェルダンが孤独になってしまうことを心配し、ガンであることを仲間に打ち明けるよう言います。その言葉を聞き入れたシェルダンは、放射線治療を受けたことをサムに報告。自分の体を心配してくれていたサムに礼を言い、サムもちゃんとシェルダンが治療を受けていると知って安堵。二人は和解するのでした。

 

●シャーロットが出産!クーパーは念願の広い家をゲット!
シャーロットは陣痛が始まってもその後のお産がなかなか進まず、痛みから超不機嫌に。そんな中、クーパーは大家族で住める家を買ってシャーロットを驚かせようとしていたのですが、狙っていた家に別の夫婦が入札したため競合という事態に。クーパーはメイソンを連れて家の売り主に会いに行き、ライバル夫婦と対峙します。ライバル夫婦は、クーパーの職業をこき下ろそうとし、自分たちがいかに買い手にふさわしいかを姑息にアピール。するとその時、いよいよシャーロットの分娩が始まるという連絡が。クーパーはメイソンを連れて、戦い半ばで退場します。
その後、シャーロットは三つ子の一人を出産。残る一人は横向きになっていたものの、壮絶な痛みをともなう内回転術に耐えた彼女は、最後の一人も無事出産します。
メイソンは、産まれた赤ちゃんの一人をキャロラインと命名。クーパーは残る一人にレイチェルという名前を付け、先に産まれたジョージアを含め、三つ子全員の名前が決まります。その時、家の売り主からクーパーに家を売るとの連絡が。夫婦+息子+三つ子の大家族は、素晴らしい家を手に入れたのでした。

 

●いつかジェームズの子どもを持ちたいと確信するアメリア
ジェームズからいずれ子どもを持ちたいという気持ちがあるのか尋ねられたアメリア。無脳症の赤ちゃんを産んだ経験からもう出産はしないと自分に言い聞かせていた彼女は、その問いに即答できず……。けれども、シャーロットの出産に立ち会って感動したアメリアは、ジェームズに「いつか、あなたの子どもが欲しい」と素直な気持ちを話します。いつかそんな日が来ることを夢見て、笑顔で抱き合う二人!

 

●アディソンはヘンリーの正式な親に!
シャーロットの分娩前、ヘンリーとの養子縁組を決める審問のため裁判所に出向いていたアディソン。形式的な審問だったはずが、ミルドレッドから「懸念あり」のファックスが入ります。原因はジェイクの逮捕歴と、彼と娘アンジェラとのいさかい。判事はさらなる審査を求め、別の日に最終決定が下されることとなってしまいます。ショックを受けたアディソンはミルドレッドのオフィスへ。けれども、「決めるのは判事よ」とミルドレッドに突き放されてしまいます。もしかしたら、ヘンリーを失うことになるかも……。アディソンは不安のどん底に突き落とされます。
一方、自分のせいで養子縁組が決まらなかったと知ったジェイクは、判事に直談判しに行きます。そして「すべて娘を守ろうとしてやったこと。ヘンリーも守ります」と話し、「もしヘンリーとアディソンを引き離すことになるなら自分が身を引く」と断言します。このジェイクの訴えに心を動かされた判事は、ついにヘンリーの養子縁組の決定を下し、ヘンリーは正式にアディソンの子どもに! その書簡をアディソンに渡したジェイクは「いつ結婚式を挙げる?」とアディソンに聞くのでした。

 

……というわけで、それぞれのキャラクターにスポットを当てたエピソードも一巡し、クリニックのメンバーたちの幸せのかたちが見えてきた今回。末期ガンの恋人を持つシェルダン、一人で生きていく覚悟を決めたヴァイオレットには不安要素がないとは言えませんが、二人とも人生に前向きですから、きっと明るい未来を切り拓いていってくれるはず!

 

それにしても、シャーロット&クーパーの赤ちゃん、ジョージアちゃんは本当にかわいかったですね!いい歳した大人が、ジョージアちゃんに向かってそれぞれ胸の内を明かす演出も面白かったです。

 

さて、いよいよ次回は最終話!あの ナオミも再登場します。迷えるオトナたちの終着点は!? どうぞお見逃しなく!


【今回のゲスト】
書店のオーナーのチャールズ役は、「ウェアハウス13 ~秘密の倉庫 事件ファイル~」へのゲスト出演や映画「アイアンマン」「エリジウム」などで知られるファラン・タヒール。
クーパーとの競売となった夫婦の夫役は、映画「白銀に燃えて」のマッケンジー・アスティン。「グレイズ・アナトミー」シーズン8の第1話、2話には、道路にできた陥没穴に落ちたダニー役でゲスト出演。
家の売り主の夫人役は、「スネーク・フライト」「インシディアス」など映画への出演画多いリン・シェイ。


【注目のセリフ】
「あなたはこの病院で最高の産婦人科看護師。今まで私の担当だった。私が雇った。だからって私の分娩に最後まで付き合うことない。やり遂げられないのが普通だから」by シャーロット
 ……相手にノーと言わせないところが、さすがシャーロット!
「一度彼がオフィスで辞書を読んでるのを見たことある」by ヴァイオレット
 ……仕事の合間に辞書を読むとは、シェルダンらしい!
「そりゃ、僕だってその場に一緒にいたいが、シャーロットをほかの医師に任せたりしたら、その医師が気の毒だ」by ジェイク
 ……ジェイクの言う通り。
「まだ7センチ。たいしたことない。オオカミ少年みたいな子宮ね」by アメリア
 ……辛い出産経験がありながら、シャーロットのお産に冗談混じりで付き合えるアメリアってすごい。
「つまり、君の人生という本は未完成の作品だ。だからヴァイオレット・ターナー、君は未完成だ」by サム
 ……ヴァイオレットにとって何よりの励ましの言葉。


【曲情報】
♪"Windy Cindy" People Get Ready

ヴァイオレットが書店でオーナーと会話し、ジェイクが養子縁組を決める審問を控えたアディソンに花束を渡すシーンで。
♪"Ghosts" Broken Anchor
ガンのことを友人に打ち明けるようミランダがシェルダンに言い、陣痛に苦しむシャーロットにアメリアが付き添い、サムがヴァイオレットを励ますシーンで。
♪"I Will Go" Kris Orlowski & Andrew Joslyn
エンディング、シャーロット&クーパーの三つ子の名前が決定すると同時に、クーパーが家を買えることが分かり、ジェイクが判事に直談判した結果、ヘンリーが正式にアディソンの子として認められ、それをジェイクから知らされたアディソンが喜ぶシーンで。

2014.3.26|エピソードガイド、プライベート・プラクティス6 フィナーレ|コメント(0)トラックバック(0)

3月19日(水) #11「恋の資格」

11 断薬2年目のアメリア。アパートに引っ越して一人暮らしを始める。ヴァイオレットたちは、彼女のデート相手として独身男性を次々に紹介するが、うまくいかない。そんな中、アメリアは発作を起こしてERに運び込まれたケイという女性の診察をジェームズと担当。ジェームズはアメリアを夕食に誘い、二人は深夜近くまで楽しい時間を過ごす。翌日、検査したケイの脳に病変があることが判明し……。


今回の主役はアメリア! 今シーズン、シェルダンと同様に登場シーンが比較的少なかった彼女のここ4カ月のプライベートが丁寧に描かれます。それぞれのキャラにスポットを当てたエピソードが用意されている今シーズンは、時間軸が前後するのが特徴です。

 

●アメリア、断薬2年目
断薬から407日が経過したアメリア。アパートに引っ越して一人暮らしを始めます。クスリやお酒の誘惑を退けながら1日1日を積み重ねてきた彼女は、もう長らくデートもしていない状態。ヴァイオレットたちは、アメリアのデートの相手にと独身男性を次々に紹介しますが、どのデートも最悪の結果に……。

 

●ケイという女性の治療をジェームズと担当するアメリア
ERには、舞台のオーディション中に発作を起こしたケイという女性が運び込まれます。アメリアはジェームズと彼女の診察を担当することに。この流れでジェームズは、「金曜日だよ!」とアメリアを夕食に誘います。ジェームズは毎週金曜日、ポテトがおいしいと評判の店に通っているのです。アメリアはひとまず帰宅しますが、ジェイクから「うまいポテトにはなかなかありつけない」とアドバイスされたことを思い出すと(これ、第7話の出来事ですね)、ジェームズのいる店へ。彼と夕食をともにし、深夜近くまで楽しい時間を過ごします。当然、別れ際には彼とキスすることになるだろうと思っていたアメリアですが、意外にもジェームズはハグでアメリアを見送り……。肩すかしを食らったアメリア、翌日ジェイクに不満をぶつけます。「時間をかけて引きつけろ」とジェイク。

 

さて、引き続きケイの検査結果を見ながら彼女の発作の原因を探るアメリアとジェームズ。脳に一つの病変を見つけて真菌感染が原因ではないかと推測。抗真菌薬と抗けいれん薬で経過を見ることにします。そして、ジェームズは再びアメリアをデートに誘います。じらそうとするアメリアでしたが、結局は彼とおすすめのイタリアンレストランへ。この日のデートも楽しく終わるのですが、またしても別れ際のキスはなし。アメリアは、なぜジェームズがキスしてこないのか悩み、アディソンとヴァイオレットに打ち明けます。するとヴァイオレットは別の医師とのデートを推奨。アメリアも渋々これに乗って自宅で身支度を整えていると、そこにジェームズが突然訪ねてきます。そして、ジェームズはついにアメリアにキス! アメリア、すっかりジェームズに夢中になっていきます。

 

●ついにジェームズと結ばれるアメリア
一方、ケイの病変はその後消失。もう発作の原因となりうるものはなくなったとして、ケイは退院できることになります。大喜びで帰っていくケイ。アメリアとジェームズはその直後にまたキスします。彼とのベッドインも近いと踏んだアメリアは、シャーロットのオフィスを訪ねてコンドームについて相談。シャーロットはアメリアに断薬を守るよう念を押しながらも、コンドームをいくつか渡して励まします。

 

その後、花束を携えてアメリアの部屋にやってきたジェームズ。さあ、いよいよ……という段になり、突然ライアンを思い出したアメリア。それ以上先に進めず、動揺して部屋を飛び出してしまいます。
翌朝。アメリアが部屋に戻ると、帰ったものとばかり思っていたジェームズはキッチンで朝食を用意していました。突然出て行った理由も聞かず、クスリを断っている最中だと話すアメリアを優しく受け止めるジェームズ。この後、二人はついに結ばれます。その後もお互いの距離をグングン縮めていく二人。アメリアは自分がクスリ漬けだったこともライアンが亡くなったこともジェームズに打ち明けます。ジェームズは決してアメリアの過去を否定したりはせず、当時のアメリアとライアンの間にあったのも“愛”だと断言。アメリアがジェームズが共和党支持者であることを知ってショックを受けるなんて場面もありましたが、二人は順調に愛を育んでいきます。

 

●アメリア、ジェームズの両親と会食
ジェームズの両親がロスに来ることになり、アメリアは夕食をともにすることに。ジェームズの母はアメリアにあれこれ質問しようとしますが、ジェームズはアメリアを気遣ってそれを制します。けれども、アメリアはそんなジェームズの態度が不満で、アパートに戻ってから口論に。アメリアはまたしても部屋を飛び出し、聖アンブローズ病院に入院しているシャーロットの病室へ。そこで一夜を明かすのでした。

 

●シェルダンの言葉に励まされ、自分の直感に従うことにしたアメリア
ケイが再び発作を起こして病院に運び込まれる事態に。発作の原因を必ず突き止めるとケイに約束するアメリアですが、ジェームズとはぎくしゃくしたまま。クリニックに戻ると、「ジェームズとうまくいかないかもしれない」とシェルダンに話します。すると、「大切なのはガンになった時手を握ってくれる人がいるかだ」とシェルダンは自身のガンのことを告白。クリニックの仲間にはガンのことをひた隠しにしてきたシェルダンでしたが、こうしてアメリアに真実を打ち明けたというわけです。

 

さて、シェルダンの言葉に心動かされたアメリア。聖アンブローズに戻ると、「私が愛した男はみんな死んだ」と恋に臆病になっていたことをジェームズに告げると同時に、ケイの発作の原因は心臓にあるのではないかとひらめきます。彼女のその見立ては大当たり。超音波検査の結果、左心房にできた腫瘍が崩壊して一部が脳に到達し、発作を引き起こしていたことが分かります。サムがオペでケイの腫瘍を摘出することになり一安心。
そして、このケイの治療を通して直感が大切だと再認識したアメリアは、失敗を恐れず愛に飛び込んで行こうと決意。ジェームズに「愛してる」と告げるのでした。

 

今回は、アメリア&ジェームズが愛を深めていく様子がじっくり描かれ、甘い展開が盛りだくさんでした。とにもかくにも、依存症のことやライアンの死などで恋することに臆病になっていたアメリアが、大きな一歩を踏み出したことは喜ぶべき変化。どん底の彼女を嫌と言うほど見てきただけに、今度こそしっかり幸せをつかんでほしいと願わずにはいられません!


【今回のゲスト】
ジェームズの母親役は、「THE KILLING ~闇に眠る美少女」や「エバーウッド 遥かなるコロラド」などへのゲスト出演などで知られるリー・ガーリントン。
ジェームズの父親役は、「Dr.HOUSE ―ドクター・ハウス―」や「HEROES/ヒーローズ」などへのゲスト出演などで知られるロン・パーキンス。


【注目のセリフ】
「もっとひどい話。素晴らしいデートをした夜の終わりに、相手がほかの人と婚約」by シェルダン
 ……シーズン3の#22「雪どけのころ」、#23「美しき友情の終わりに」での出来事。もちろん相手はシャーロット!
「私もソファでずっと一人で過ごしてる。問題は、私は若くない。もちろんまだやれるけど、若くはない。時々思うの。もしかしたら、この先一生一人かもしれないって」by ヴァイオレット
 ……このヴァイオレットのセリフ、すごく寂しい……。彼女にも幸せをつかんでほしい!
「今は最高に幸せだ。手を握ってくれる人を見つけたから」by シェルダン
 ……ミランダとは順調そうなだけに、彼女の病状が切ない……。
「人にはすべてのサインを無視して、自分の心に従い、失敗を恐れず、信じて突き進むべき時がある」by アメリア
 ……みんなの中で一番若いアメリア。やっぱりこうでなくちゃ!


【鑑賞MEMO】
ドリー・パートン

アメリカのカントリー・ミュージックの第一人者。彼女の名言“If you want the rainbow, you gotta put up with the rain.”と同意の「雨が降らねば虹も出ない」と書かれたおみくじをアメリアは引き当てました。
ちなみに、カントリー・ミュージックのリスナーには共和党系が多いと言われています。


【曲情報】
♪"Travel Song" Evelyn Burke

ベッドでアメリアとジェームズが会話するシーンで。
♪"Listen to Your Heart" Cuff the Duke
エンディング、アメリアがジェームズに「愛してる」と告げるシーンで。

2014.3.19|エピソードガイド、プライベート・プラクティス6 フィナーレ|コメント(1)トラックバック(0)

3月12日(水) #10「ベッドからの眺め」

10 妊娠27週目に入ったシャーロット。早産を防ぐため、体を傾けた状態で寝たきりの入院生活を送っていた。未熟児で産まれた娘と対面もできずにいら立ちが募る彼女は、ステファニーを専属看護師に指名して頻繁に呼び出す。一方、未熟児の娘は呼吸器を外せるまでに回復するが、RSウイルス肺炎と判明し、再び呼吸器を付けることになる。そして、妊娠31週目。シャーロットは見舞いに来たメイソンの腕に噛み痕を見つけて……。


今回はシャーロットが主役。三つ子の一人を早産で出産した後、頭を下に傾けた「トレンデレンブルグ体位」で寝たきりになっている彼女。その欲求不満を発散させるかのようなダンスシーンが数多く盛り込まれているのが、今回のエピソードの大きな見どころ! ただでさえ毒舌なシャーロットの心のつぶやきの内容もスゴイ!

 

●妊娠27週目~
クーパーと情熱的なタンゴを踊っている夢を見たシャーロット。キレのあるダンスとは裏腹に、実際には頭を下げた体位で寝たきり。早産で生まれた娘の名前を決めようにも、その子の顔も見ていない状態ではピンとこないようで……。

 

●妊娠28週目~
未熟児の娘につきっきりのクーパー。呼吸器を外せることになった娘を胸に抱き大感激! そんな中、いら立ちを募らせているシャーロットは、腕が良くユーモアも通じるステファニーを気に入って自分の専属看護師に任命すると、頻繁に彼女を呼び出します。
アディソンは、シャーロットが定期的に子宮収縮を起こしているのを確認。まだトレンデレンブルグ体位を続けなければならなくなったシャーロットはガッカリ。「やってられない!」という彼女の思いはダンスで表現されます。

 

●妊娠31週目~
マグネシウム点滴の効果で子宮収縮が止まったシャーロット。水平の体位に戻り、ベッドから医局長として指示を出し続けます。ところがまた子宮収縮が始まり……。シャーロットは、勝手に点滴量を変えてしのごうとします。
また、シャーロットは見舞いに来たメイソンの腕に噛み痕を見つけます。一方、クーパーは未熟児の娘の異変に気付き、検査をオーダー。ここで、またシャーロット&クーパーのダンスシーン。
その後、見舞いに訪れたジェームズとしばしアメフト観戦を楽しむシャーロット。勝手に点滴量を増やしたことがアディソンにバレて、点滴の設定をロックされてしまいます。
未熟児の娘の方は、RSウイルス肺炎と判明。再び呼吸器を付けることに。そうとは知らずにシャーロットは、相変わらずステファニーを呼びつけては言いたい放題。彼女の傍若無人ぶりに堪忍袋の緒が切れたステファニーは、ついに怒りを爆発させます。さすがのシャーロットも、彼女に返す言葉は見つからなかったみたい。
さて、メイソンの腕の噛み痕の件で学校に連絡したシャーロット。メイソンが友達を挑発した結果だと説明を受けます。シャーロットは、「息子をほったらかしにするから!」とクーパーに八つ当たり。肺炎になった娘のことでただでさえ神経をすり減らしていたクーパーは、「悪かったよ、24時間新生児ICUで娘を生かすのに必死で!」とつい反論してしまいます。娘の肺炎を初めて知ったシャーロットは、「出てって!」とクーパーを病室から追い出し……。

 

●妊娠32週目~
シャーロットとクーパーのヒップホップダンスシーンから一転、また病室のシャーロット。ベビーシャワーの準備をしてやってきたアディソン、ヴァイオレット、アメリアの3人にイライラし、「1、2、3、4……」と心の中で数を数えてその場をやり過ごします。
その後、シャーロットは面会に来たメイソンを叱り、ケンカを売った相手に謝るよう言うと、テレビとゲームを禁止するという罰を与えます。
未熟児の娘の方は、さらに容体が悪化。リスクが高いもののほかに方法がなく、ECMO(体外式膜型人工肺)につながれることになります。シャーロットは、まだ1度もこの手に娘を抱けていない状況に涙……。ここで、またしてもシャーロット&クーパーのダンスシーン。今度はモダンダンス風。
さて、アディソンとサムによる処置を受ける未熟児の娘。シャーロットは娘が助かるよう神に祈りながら、この状況は自分が三つ子の妊娠を疎んじたからだと自分を責め……。精神的に限界に達し、思わず失禁してしまいます。ステファニーは、そんなシャーロットに優しく対応し……。

 

●妊娠33週目~
未熟児の娘が快方に向かい始める中、またまたシャーロットとクーパーのダンスシーン。
1週間の謹慎を終えたメイソンは、反省して友達と仲直りしたことをシャーロットに報告し、彼女に素直に謝ります。シャーロットは自分の入院と亡き母の病死を重ねているメイソンの心情を思いやり、「私は死なない」と言ってメイソンを安心させます。
その後、未熟児の娘の呼吸器を外せることになったとサムが報告しにきます。彼とステファニーが意識し合っていることに気付いていたシャーロットは、わざとステファニーを呼び出して二人にヨリを戻させようとします。結果はおそらく成功!
ちょっとムードが明るくなったシャーロットの病室には、ユダヤ人のクーパーがシャーロットのために初めて買ったクリスマスツリーが運び込まれます。シャーロットはクーパー、メイソンとともに一足早いクリスマスを祝うのですが、そんな矢先に破水! 分娩室へ向かう途中、無理を言って新生児ICUに連れて行ってもらった彼女は、初めて顔を見た娘に「ジョージア」という名前を付けるのでした。
そして、最後はシャーロットの単独タップダンスシーン(見事なヒップ!)。

 

……というわけで、とにかくシャーロット&クーパーのダンスが印象的だった今回。彼女の心の動きが如実に表現され、ダンスシーン以外はすべて聖アンブローズ病院の中が舞台という設定も面白い脚本でした。“鉛筆投げ”などメイソンと彼女の絆を描いたシーンも、とても良かったです。
さて、次回はアメリアが主役のエピソードなので、シャーロットの出産の顛末が描かれるのは第12話になります。引き続きどうぞお楽しみに!


【注目のセリフ】
「“小児性愛のニック”を去勢してやりたい」by ステファニー
 ……この毒のあるセリフですっかりシャーロットのお気に入りに。
「これを考えたトレンデレンブルグ医師は拷問の専門医。最低のサド野郎」by シャーロット
 ……偉大なるドイツの外科医トレンデレンブルグも、後世でこんな言いがかりをつけられるとは思ってもみなかったはず。
「陪審員は妊婦好き。三つ子なんてもう大人気でしょうね。思うに、私は今、雇い主から妊娠を理由にクビにされようとしてる。そうなったら、あなたと理事会、そして病院を訴えてやる」by シャーロット
 ……理事会をもビビらせるシャーロット。さすが!
「私は今、呼ばれるたびに枕であなたの口をふさぎたいのをグッとこらえてます。でも正直そろそろ我慢も限界。だからお願いです。あなたのため、お腹の子どもたちのため、今度ボタンを押す時は産気づいた時か死にそうな時にしてください」by ステファニー
 ……ワガママ全開のシャーロットを黙らせるとは、ステファニーすごい!


【鑑賞MEMO】
バーニング・ベッド

ファラ・フォーセット主演のテレビ映画。家庭内暴力に耐えかねた妻が夫の寝ているベッドに火をつけるという内容。
「人を追い詰めたらどうなるかこの映画を見れば分かる」と、シャーロットは友達にケンカを売ったメイソンを諭していました。


【曲情報】
♪"My Radar" Ollie Gabriel

シャーロットとクーパーのヒップホップダンスシーンで。
♪"Come As You Are" Yuna
シャーロットとクーパーの娘が処置を受け、精神的に限界に達したシャーロットが失禁し、ステファニーが世話をするシーンで。
♪"Hypnotic Winter" JEFF The Brotherhood
メイソンとクーパーがクリスマスツリーを買いに行ってそれをシャーロットの病室に運び込み、その後破水したシャーロットが、娘の顔を見てジョージアと名付けてから分娩室へと移動するシーンで。

2014.3.12|エピソードガイド、プライベート・プラクティス6 フィナーレ|コメント(0)トラックバック(0)

3月5日(水) #9「きっと大丈夫」

09 シェルダンに前立腺ガンが見つかり、それを知った元妻ローラは彼のもとを去る。その後、乳ガン患者ミランダと出会ったシェルダンは、徐々に彼女と親しくなる。一方、ERで失踪した少女サラの行方は依然として分からないままだった。シェルダンは、自身の患者で当時病院にいた小児性愛者のニックがサラをさらったのではないかと疑ったことを後悔し、彼の信頼を取り戻したいと願っていたが、そんな矢先、ニックがシェルダンのオフィスにやって来て「女性と付き合い始めた」と告げ……。


今回は、シェルダンが主役のエピソード。最近存在感が薄かったシェルダンですが、今回のインパクトはものすごい!!! 少女サラちゃんの失踪事件の経過とともに描くというプロットも秀逸でした。

 

●サラ失踪当日
生検の結果、前立腺がんが見つかったシェルダン。気ままなデートを重ねていた元妻のローラに、自分の病気のことを打ち明けます。するとローラは、シェルダンに背を向け……。
そんな中、電話連絡を受けたシェルダンは、ローラとダンスを踊っていた時の正装のままで聖アンブローズ病院へ戻ります。サラという少女が失踪したERに、小児性愛者であるシェルダンの患者ニックがいたという事実。このあたりは、第4話で描かれた通りです。
さてこの日、シェルダンは自動販売機の前で一人の女性と出会っていました。ただしシェルダンはまだこの時、彼女の名前がミランダであることも、彼女がガン患者であることも知らず……。

 

●サラ失踪後37日~
精神科医とのセラピーに通い、ニックがサラをさらったのではないかと疑ったことを悔いる気持ちや、自身のガンのことなどを話すシェルダン。ローラが自分のもとを去ったことも報告します。
その後、クリニックでアディソンとジェイクの婚約を知ったシェルダンは、もちろん二人を祝福。けれども、自身のガンのことを隠しているだけに会話は周りとかみ合わず……。
そんな矢先、ニックが突然シェルダンのオフィスに姿を見せます。彼の信頼を取り戻したいと考えていたシェルダンは、再びセラピーを通して力になろうとします。けれどもアリッサという女性と交際し始めたとニックに聞かされると、思わず彼女の年齢を彼に尋ねてしまい……。

 

●サラ失踪後52日~
ニックの言うアリッサが実はサラではないかという疑念が払拭できないシェルダン。放射線治療を受け始め、乳ガンを患うミランダとたびたび顔を合わせるようになっていました。ミランダは、以前ガン患者同志ということで親しくなった友人を亡くした経験から「おしゃべりはするけれど友達にはならない」とシェルダンに釘を刺しますが、二人はかなり気が合っている様子。
程なくして、性犯罪の前科があるERの清掃スタッフがサラ誘拐の犯人として逮捕されます。ニックが犯人でなかったことにホッと胸をなで下ろすシェルダンでしたが……。

 

●サラ失踪後80日~
サラを誘拐した犯人が逮捕されたにも関わらず、依然としてサラの居場所はわからないまま。ニックのセラピーを続けているシェルダンは、やはり彼がサラを連れ去ったのではないかと疑いを強めます。
一方、「友達にならない」としながらも、ミランダと親しさを増しているシェルダン。彼女との会話の中で「ガンの話は同僚にはしない。君に話している」と言います。すると「私は末期のガン患者。ほかに話す相手を見つけて」とミランダ。シェルダンは入院中のシャーロットを病室に訪ね、彼女にガンのことを話そうとするのですが、やはり真実を口にすることはできず……。
後日、ミランダからランチに誘われたシェルダンは、迷いつつそれを断ります。彼自身も、ミランダとの関係を一歩進めることに不安を感じていたのです……。
ニックの方は、相変わらずシェルダンのセラピーに通っていますが、話によるとどうもアリッサとの関係が行き詰まっている様子。「そろそろ関係を終わらせないと……」というニックの言葉にシェルダンは警戒を強めます。いよいよニックがサラを傷つけるかもしれないと考えたのです。シェルダンは友人の刑事のプライスに「サラを誘拐したのは拘束中の男ではなく、僕の患者のニックだと思う」と告白。けれどもプライスは「証拠もないのにニックの家に踏み込むわけにはいかない」と消極的で……。

 

●サラ失踪後95日
サラの両親であるロンとデイナと鉢合わせするよう、わざとニックをクリニックに呼び出したシェルダン。ついにセラピーの席でサラの話を切り出します。「サラは生きていると思う?」という問いに「無事で生きていると思う」と答えるニック。シェルダンはそんな彼を質問攻めにします。追い詰められたニックは、「自分はサラを連れ去っていない」と激高。セラピーを中座して出て行こうとするのですが、廊下には警官が。シェルダンは、あらかじめニックを緊急措置入院させる手はずを整えていたのです。さらにシェルダン、プライスに対して「ニックが自白した」と嘘をつきます。これを信じたプライスたちは、ついにニックの家へ突入。外から施錠された地下室で、ベッドの下に隠れていたサラを発見します。シェルダンはすっかり怯えきったサラを歌で安心させて部屋の外に連れ出すと、駆け付けた両親の腕に彼女を抱かせるのでした。

 

こうして、サラの事件を解決に導いたシェルダン。病院でミランダに会うと思わず彼女にキス。「僕とデートしてくれ」と頼みます。ミランダもそれを承諾、二人は抱き合って再びキスを交わすのでした。

 

シェルダンの前立腺ガンの件、どうなったのか気になっていましたが、彼は治療を受け始め、そこで新たな出会いをしていたのですね。ただし、相手は末期ガン患者。シェルダンが彼女との距離を縮めていくに連れて感じる喜びと不安は、エピソードを通して何回か挟み込まれた放射線治療を受ける彼の表情の変化として現れていて……。
とにもかくにも、最終的にシェルダンはミランダとの関係を進めようと覚悟。エンディング彼女にデートを申し込むシーンは感動的でした。

 

一方で、サラちゃん失踪事件でもシェルダンの活躍が光りました。ニックが怪しいとする直感、さらには彼に対する追及の言葉の応酬……。あの事件がこういうかたちで決着を迎えるとは、シーズンを通して練られた脚本だな、と感心した次第です。

 

いずれにせよ、今シーズンは目立つ活躍が少なかったシェルダンですが、今回のエピソードでは大いに存在感を示してくれました。メリンダが末期ガンという設定がどうにも切ないのですが、だからこそ相手役にはシェルダンがふさわしかったように思います。

 

次回はシャーロットが主役となるエピソードです!


【今回のゲスト】
ミランダ役は、「NUMBERS~天才数学者の事件ファイル」のミーガン・リーブス役や「レスキュー・ミー ~NYの英雄たち」のローラ役などで知られるダイアン・ファール。
シェルダンのセラピスト役は、「ミディアム 霊能者アリソン・デュボア」のマジョリー役や、「ピケット・フェンス ブロック捜査メモ」のジル・ブロック役などで知られるキャシー・ベイカー。


【注目のセリフ】
「結婚式はいい。愛と喜びに満ちてる。まあ、世の中そういうもんだと思い込むのは勝手だ。だけど現実は危険と病気だらけで、誠実さなどない」by シェルダン
 ……結婚を決めたアディソンとジェイクに対する祝福の言葉のはずなのに、なんとまあ陰鬱な……。
「ガンだからって自分を変えないと決めた。靴下さえも」by シェルダン
 ……シェルダンらしさが凝縮された一言。
「サラダの名前がやる気にさせるの。“必勝サラダ”とか“追い込みサラダ”」by ミランダ
 ……末期ガンでありながらユーモアを忘れない彼女の人となりがうかがえるセリフ。


【鑑賞MEMO】
マーク・トウェイン

「トム・ソーヤーの冒険」で知られるアメリカの作家。
「自分を励ます最上の方法。それは誰かを励まそうと努力することだ」という名言を残しており、シェルダンはこの言葉をミランダと初めて出会った時に引用しています。


【曲情報】
♪"High Definition" Fort Lean

シェルダンが放射線治療を受け、ニックのセラピーをするシーンで。
♪"God Only Knows" Bonnie Raitt
エンディング、シェルダンが発見されたサラを両親の元に返し、病院の待ち合わせ室でミランダとキスするシーンで。

2014.3. 5|エピソードガイド、プライベート・プラクティス6 フィナーレ|コメント(0)トラックバック(0)