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HB
シアトルでハチドリの餌付けをするのを夢見る30女。


3月5日(水) #9「きっと大丈夫」

09 シェルダンに前立腺ガンが見つかり、それを知った元妻ローラは彼のもとを去る。その後、乳ガン患者ミランダと出会ったシェルダンは、徐々に彼女と親しくなる。一方、ERで失踪した少女サラの行方は依然として分からないままだった。シェルダンは、自身の患者で当時病院にいた小児性愛者のニックがサラをさらったのではないかと疑ったことを後悔し、彼の信頼を取り戻したいと願っていたが、そんな矢先、ニックがシェルダンのオフィスにやって来て「女性と付き合い始めた」と告げ……。


今回は、シェルダンが主役のエピソード。最近存在感が薄かったシェルダンですが、今回のインパクトはものすごい!!! 少女サラちゃんの失踪事件の経過とともに描くというプロットも秀逸でした。

 

●サラ失踪当日
生検の結果、前立腺がんが見つかったシェルダン。気ままなデートを重ねていた元妻のローラに、自分の病気のことを打ち明けます。するとローラは、シェルダンに背を向け……。
そんな中、電話連絡を受けたシェルダンは、ローラとダンスを踊っていた時の正装のままで聖アンブローズ病院へ戻ります。サラという少女が失踪したERに、小児性愛者であるシェルダンの患者ニックがいたという事実。このあたりは、第4話で描かれた通りです。
さてこの日、シェルダンは自動販売機の前で一人の女性と出会っていました。ただしシェルダンはまだこの時、彼女の名前がミランダであることも、彼女がガン患者であることも知らず……。

 

●サラ失踪後37日~
精神科医とのセラピーに通い、ニックがサラをさらったのではないかと疑ったことを悔いる気持ちや、自身のガンのことなどを話すシェルダン。ローラが自分のもとを去ったことも報告します。
その後、クリニックでアディソンとジェイクの婚約を知ったシェルダンは、もちろん二人を祝福。けれども、自身のガンのことを隠しているだけに会話は周りとかみ合わず……。
そんな矢先、ニックが突然シェルダンのオフィスに姿を見せます。彼の信頼を取り戻したいと考えていたシェルダンは、再びセラピーを通して力になろうとします。けれどもアリッサという女性と交際し始めたとニックに聞かされると、思わず彼女の年齢を彼に尋ねてしまい……。

 

●サラ失踪後52日~
ニックの言うアリッサが実はサラではないかという疑念が払拭できないシェルダン。放射線治療を受け始め、乳ガンを患うミランダとたびたび顔を合わせるようになっていました。ミランダは、以前ガン患者同志ということで親しくなった友人を亡くした経験から「おしゃべりはするけれど友達にはならない」とシェルダンに釘を刺しますが、二人はかなり気が合っている様子。
程なくして、性犯罪の前科があるERの清掃スタッフがサラ誘拐の犯人として逮捕されます。ニックが犯人でなかったことにホッと胸をなで下ろすシェルダンでしたが……。

 

●サラ失踪後80日~
サラを誘拐した犯人が逮捕されたにも関わらず、依然としてサラの居場所はわからないまま。ニックのセラピーを続けているシェルダンは、やはり彼がサラを連れ去ったのではないかと疑いを強めます。
一方、「友達にならない」としながらも、ミランダと親しさを増しているシェルダン。彼女との会話の中で「ガンの話は同僚にはしない。君に話している」と言います。すると「私は末期のガン患者。ほかに話す相手を見つけて」とミランダ。シェルダンは入院中のシャーロットを病室に訪ね、彼女にガンのことを話そうとするのですが、やはり真実を口にすることはできず……。
後日、ミランダからランチに誘われたシェルダンは、迷いつつそれを断ります。彼自身も、ミランダとの関係を一歩進めることに不安を感じていたのです……。
ニックの方は、相変わらずシェルダンのセラピーに通っていますが、話によるとどうもアリッサとの関係が行き詰まっている様子。「そろそろ関係を終わらせないと……」というニックの言葉にシェルダンは警戒を強めます。いよいよニックがサラを傷つけるかもしれないと考えたのです。シェルダンは友人の刑事のプライスに「サラを誘拐したのは拘束中の男ではなく、僕の患者のニックだと思う」と告白。けれどもプライスは「証拠もないのにニックの家に踏み込むわけにはいかない」と消極的で……。

 

●サラ失踪後95日
サラの両親であるロンとデイナと鉢合わせするよう、わざとニックをクリニックに呼び出したシェルダン。ついにセラピーの席でサラの話を切り出します。「サラは生きていると思う?」という問いに「無事で生きていると思う」と答えるニック。シェルダンはそんな彼を質問攻めにします。追い詰められたニックは、「自分はサラを連れ去っていない」と激高。セラピーを中座して出て行こうとするのですが、廊下には警官が。シェルダンは、あらかじめニックを緊急措置入院させる手はずを整えていたのです。さらにシェルダン、プライスに対して「ニックが自白した」と嘘をつきます。これを信じたプライスたちは、ついにニックの家へ突入。外から施錠された地下室で、ベッドの下に隠れていたサラを発見します。シェルダンはすっかり怯えきったサラを歌で安心させて部屋の外に連れ出すと、駆け付けた両親の腕に彼女を抱かせるのでした。

 

こうして、サラの事件を解決に導いたシェルダン。病院でミランダに会うと思わず彼女にキス。「僕とデートしてくれ」と頼みます。ミランダもそれを承諾、二人は抱き合って再びキスを交わすのでした。

 

シェルダンの前立腺ガンの件、どうなったのか気になっていましたが、彼は治療を受け始め、そこで新たな出会いをしていたのですね。ただし、相手は末期ガン患者。シェルダンが彼女との距離を縮めていくに連れて感じる喜びと不安は、エピソードを通して何回か挟み込まれた放射線治療を受ける彼の表情の変化として現れていて……。
とにもかくにも、最終的にシェルダンはミランダとの関係を進めようと覚悟。エンディング彼女にデートを申し込むシーンは感動的でした。

 

一方で、サラちゃん失踪事件でもシェルダンの活躍が光りました。ニックが怪しいとする直感、さらには彼に対する追及の言葉の応酬……。あの事件がこういうかたちで決着を迎えるとは、シーズンを通して練られた脚本だな、と感心した次第です。

 

いずれにせよ、今シーズンは目立つ活躍が少なかったシェルダンですが、今回のエピソードでは大いに存在感を示してくれました。メリンダが末期ガンという設定がどうにも切ないのですが、だからこそ相手役にはシェルダンがふさわしかったように思います。

 

次回はシャーロットが主役となるエピソードです!


【今回のゲスト】
ミランダ役は、「NUMBERS~天才数学者の事件ファイル」のミーガン・リーブス役や「レスキュー・ミー ~NYの英雄たち」のローラ役などで知られるダイアン・ファール。
シェルダンのセラピスト役は、「ミディアム 霊能者アリソン・デュボア」のマジョリー役や、「ピケット・フェンス ブロック捜査メモ」のジル・ブロック役などで知られるキャシー・ベイカー。


【注目のセリフ】
「結婚式はいい。愛と喜びに満ちてる。まあ、世の中そういうもんだと思い込むのは勝手だ。だけど現実は危険と病気だらけで、誠実さなどない」by シェルダン
 ……結婚を決めたアディソンとジェイクに対する祝福の言葉のはずなのに、なんとまあ陰鬱な……。
「ガンだからって自分を変えないと決めた。靴下さえも」by シェルダン
 ……シェルダンらしさが凝縮された一言。
「サラダの名前がやる気にさせるの。“必勝サラダ”とか“追い込みサラダ”」by ミランダ
 ……末期ガンでありながらユーモアを忘れない彼女の人となりがうかがえるセリフ。


【鑑賞MEMO】
マーク・トウェイン

「トム・ソーヤーの冒険」で知られるアメリカの作家。
「自分を励ます最上の方法。それは誰かを励まそうと努力することだ」という名言を残しており、シェルダンはこの言葉をミランダと初めて出会った時に引用しています。


【曲情報】
♪"High Definition" Fort Lean

シェルダンが放射線治療を受け、ニックのセラピーをするシーンで。
♪"God Only Knows" Bonnie Raitt
エンディング、シェルダンが発見されたサラを両親の元に返し、病院の待ち合わせ室でミランダとキスするシーンで。

2014.3. 5|エピソードガイド、プライベート・プラクティス6 フィナーレ|コメント(0)トラックバック(0)

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