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HB
シアトルでハチドリの餌付けをするのを夢見る30女。


2月26日(水) #8「三つ子ダイアリー」

08 三つ子を妊娠したシャーロットと彼女を支えるクーパー。妊娠8週目から順を追って、夫婦が出産に臨むまでを追う。一方、まだピートの死を乗り越えられずにいたヴァイオレットは、遺族グループで知り合ったギャビーと聖アンブローズ病院で出くわす。ギャビーの脳死状態の恋人アリーが病院に入院しているのだ。ヴァイオレットはアリーが目覚める可能性についてアメリアにコンサルを頼むが、「目覚める可能性はゼロ」という答えが返ってきて……。


今回は、クーパーが時折カメラに向かって、シャーロットの妊娠に関して自分の気持ちを語るかたちで綴られる、まさにクーパーが主役のエピソード。妊娠26週目にシャーロットが破水するところから始まりますが、その後は妊娠8週目から時系列でシャーロットの妊娠の経過とそれを支えるクーパーの姿が描かれます。

 

●妊娠8週目(胎児の大きさはラズベリー大)
シャーロットが三つ子を妊娠したことをクーパーに報告。いきなり子どもが3人も増えることに動揺するシャーロットをよそに、クーパーは嬉しくてたまらない様子!

 

●妊娠12週目(胎児の大きさはプラム大)
アディソンによる超音波検査を受けるシャーロット。多胎児は淘汰される可能性があるものの、三つ子ちゃんたちは全員元気! シャーロットは三つ子のプレッシャーから目をそらそうと仕事に没頭しているようですが、「“プラム”に集中して!」とクーパー。

 

●妊娠14週目(胎児の大きさはレモン大)
シャーロットが、三つ子を妊娠していることをクリニックのメンバーにも報告。本当はアディソン以外みんな知らないはずなのに、シェルダン以外は全員が知っていたというオチが“いかにも”な感じです。
さて、一方のヴァイオレットは、まだピートの死を乗り越えられずにいました。クーパーは親友である彼女の話に集中できない自分に罪悪感を覚えますが、妻が三つ子を妊娠中となれば、気もそぞろになるのは当然のこと。
そんな矢先、アディソンはシャーロットに多胎児出産のリスクを説明しようとしますが、シャーロットは聞こうとせず、やむを得ずクーパーから話してもらうことに。その夜、減胎手術を受けて双子にすればリスクが減る、とクーパーはシャーロットに話します。でも、シャーロットは「中絶はしない」とキッパリ。クーパーも結局それに同意するしかなく……。

 

●妊娠16週目(胎児の大きさはアボカド大)
ベビー用品店に、三つ子用のバギーを見に行くクーパー、シャーロット、メイソンの3人。シャーロットは店員のささいな一言にもいら立ち、ケンカを売る始末。
クリニックでは、アメリアがシャーロットのベビーシャワーを提案。「自分の妊娠を世界中が祝うべきだと勘違いしている連中と同類になりたくない」とシャーロットは嫌がりますが、ベビーシャワーをすれば三つ子の誕生までに必要な品々も揃うと言われると、意外にも乗り気になった様子でした。

 

●妊娠18週目(胎児の大きさはサツマイモ大)
シャーロットのお腹の三つ子たちは順調に成長中。超音波検査の結果、全員が女の子と分かりクーパーは大興奮!!!

 

●妊娠19週目(胎児の大きさはマンゴー大)
シャーロットのお腹はますます大きくなり、日常生活にも徐々に影響が出てきます。
そんな中、サポートグループで知り合ったギャビーと親しくなったヴァイオレットは、脳死状態で聖アンブローズ病院に入院中の彼女の恋人アリーが目覚める可能性について、アメリアにコンサルを頼みます。アメリアの診断は、「目覚める可能性はゼロ」。ギャビーは、勝手にアメリアにコンサルを頼んだヴァイオレットに、「ほかの医者の意見を聞いてくれなんて頼んでない」と怒り……。

 

●妊娠20週目(胎児の大きさはバナナ大)
三つ子とメイソンと暮らせる家を買ってシャーロットを驚かせようとするクーパー。けれども、十分な広さの家は高額でとても買えないことが分かります。
メイソンは、三つ子が産まれたら自分よりも三つ子たちの方がかわいがられるかもしれないと心配しますが、「三つ子が産まれたら、家の中で男は僕たちだけ。団結しなきゃ」とクーパー。この温かい一言でメイソンも安心します。
クーパーはシャーロットとともにマタニティ・クラスにも参加します。でも、シャーロットは毒舌全開! クーパーも一緒になって下品な会話をし、クラスから追い出されます。するとシャーロットは欲情し、二人はトイレでセックス!

 

●妊娠22週目(胎児の大きさはパパイヤ大)
妊娠がかなり進んでからセックスしても大丈夫だったのか心配するクーパー。サムとジェイクにそれとなく相談し、「今後はセックスを控えるように」「心配しすぎてネットであれこれ検索しないように」とアドバイスされます。
ヴァイオレットは、アリーの件で出過ぎたまねをしたことをギャビーに謝罪しつつ、自分は夫のピートを亡くしてどこかホッとしている一面もあると本音を吐露。「どこかの時点でけじめをつけないと」と彼女を説得します。ギャビーは、自分の身勝手からアリーの生命維持装置を外せなかったことを認めますが……。

 

●妊娠24週目(胎児の大きさはメロン大)
キリスト教のシャーロットとユダヤ教のクーパーは、子どもたちの宗教教育をめぐって対立。合意に至らず、この問題は先送り事項に。

 

●妊娠26週目(胎児の大きさはレタス大)
ギャビーは、アリーを天に送ることを決意。ヴァイオレットに見守られながら、ついにアリーの装置を外します……。
その頃、シャーロットは6週間も早く破水! 一人が逆子になっていたため、アディソンは分娩でその子を取り上げます。そして、残りの二人の羊膜は無傷だったため、子宮頸部を縫縮し、胎内にとどめることに。
産まれた赤ちゃんは心臓逸脱症で、すぐにサムが手術を行います。保育器の中でがんばっている娘を見て、父親として家族を守っていく覚悟を決めるクーパー。トレンデレンブルグ体位で絶対安静となったシャーロットは、娘が生きているとクーパーから聞くと、思わず泣き崩れるのでした……。

 

とにかく今回は、クーパーの夫として父としての愛情深さが存分に詰め込まれたエピソードでした。エンディング、クーパーの父親としての決意表明は特に感動的でしたね! さて、早産の赤ちゃんの安否は!? 残りの二人の赤ちゃんは無事産まれる!? 実はこの件については、次回のエピソードではまだ結論が出ない模様。次は、シェルダンを主役にしたエピソードです。


【注目のセリフ】
「超音波は全部同じに見える。最重要指名手配犯の似顔絵と同じ」by シャーロット
 ……シャーロット、妊娠以来毒舌に磨きがかかってる!
「産まれる前に一人は淘汰されるかもしれないっていう可能性にワクワクしている」by シャーロット
 ……ブラック過ぎる発言。
「でも、幽霊がルームメイトだったらあんまり場所取られなくていいかも」by クーパー
 ……ユーモアがある素敵なパパでメイソンは幸せ者。
「シャーロットの強さを愛してる。でも今は、僕が強くなる」by クーパー
 ……夫として、父親としての力強い決意表明!


【鑑賞MEMO】
ケーゲル体操

骨盤底筋を鍛える体操。尿漏れなどのトラブルを防ぐだけでなく、お産そのものを軽くするのにも効果的だそう。

 

トレンデレンブルグ体位
上を向いて寝た状態で、頭部を低く腰部を高く保つ体位。骨盤高位とも言います。


【曲情報】
♪"Lil' Darlin" Young Girls

マタニティ・クラスを追い出されたクーパーとシャーロットが、トイレでセックスしようとするシーンで。
♪"Born Young" These United States
クーパーがバスケをしながらサムとジェイクにアドバイスを求めるシーンで。
♪"Flickering Light" Dark Captain
ギャビーの恋人の生命維持装置が外され、シャーロットが産んだ赤ちゃんがサムによるオペを受けるシーンで。
♪"Second Chances" Gregory Alan Isakov
エンディング、クーパーが産まれた赤ちゃんに語りかけ、メイソンが赤ちゃんの手を握り、赤ちゃんが生きていると知ったヴァイオレットが泣き崩れるシーンで。

2014.2.26|エピソードガイド、プライベート・プラクティス6 フィナーレ|コメント(0)トラックバック(0)

2月19日(水) #7「幻との対話」

07 アディソンからプロポーズされたジェイク。想像の中では、亡き妻リリーとの対話を重ねる。そんな中、彼の娘で20歳のアンジェラが、親子ほども歳の離れた大学教授イーライと付き合っていることが発覚する。一方、ロンとデイナのカウンセリングをするヴァイオレットは、失踪したサラの生死も分からないまま、どうカウンセリングを続ければよいか迷っていた。アメリアは、ジェームズからのデートの誘いを何度も断り続けていたが……。


今回の主役はジェイク。彼の亡き妻リリーも幻想として初登場! しかも、前回のアディソンのプロポーズにジェイクが「Yes」と答えられなかったという展開からのスタートです!

 

●亡き妻リリーと対話するジェイク、アディソンとついに婚約!
自分からジェイクにプロポーズしたアディソン。ところがジェイクは、それに「Yes」と即答することができませんでした。ジェイクは、亡き妻リリー以外の女性と結婚することに罪悪感を覚えていたのです……。
そんなジェイクの真意を知らないアディソン。ショックのあまりバスルームに引きこもるものの、プロポーズの件には二度と触れない約束でジェイクとの同棲生活を続行します。そしてジェイクは、想像の中で亡き妻リリーと対話。リリーは「私のことは忘れて幸せになって」と言うのですが、そう簡単にジェイクは気持ちを切り替えられないようで……。

 

後日。ジェイクとアディソンは映画館でジェイクの娘で20歳のアンジェラと遭遇します。アンジェラは彼氏と映画を見に来ていたのですが、その彼氏というのが、親子ほど歳の離れたイーライという大学教授! ジェイクはもちろん猛反対。再び想像の中で、この件をリリーと話し合います。リリーは「アンジェラはもう大人」とジェイクを諭しますが、自分とほとんど歳の変わらない相手と娘との交際を、やすやすとジェイクが許せるわけはなく……。

 

アディソンのプロポーズの件、アンジェラの交際相手の件と、気をもむことが続くジェイクですが、今度はヘンリーの養子の件でソーシャルワーカーのミルドレッドとの面談に臨むことに。ジェイクは持ち前の人当たりの良さを発揮して、ミルドレッドの厳しい追及をかわすのですが、経歴を調べるという理由で指紋を採取されて動揺します。というのも、かつてジェイクは、リリーを食い物にしていた売人を殴打し、逮捕されたことがあったのです。これがヘンリーとアディソンの養子縁組の正式決定に影響を及ぼすことになったら……とジェイクの脳裏に一抹の不安がよぎります。

 

さらに、ジェイクに問題が降りかかります。流産を繰り返していた患者のミーガンがめでたく5回目の妊娠を果たすのですが、夫が出張しがちの上、すでに4回も流産している彼女は神経質になり、昼夜を問わずジェイクを呼び出すようになっていたのです。それに応じるジェイクに対しアディソンは、ミーガンに対するケアは行き過ぎだと指摘。アディソンに意見されて腹を立てるジェイクでしたが、後に自分の振る舞いを反省することになります。再びミーガンに呼び出された際、ミーガンにキスされてしまったから。ジェイクはあくまでも医師としてミーガンに寄り添っていたのですが、ミーガンはそれを特別な感情だと勘違いした模様。ジェイクはミーガンの担当医を降りることにします。するとミーガンは、「先生に口説かれた!」とアディソンに嘘を吹聴。アディソンは、「あなたの力になろうとしてくれた人を嘘で貶めるなんてあるまじきこと」と、まったく動じる様子もなく彼女を一喝します。アディソンの揺るぎないジェイクへの信頼がよく現れたワンシーンでした。

 

さて、話は戻りアンジェラとイーライの件。幻想のリリー&アディソンにアンジェラが自ら間違いに気づくまで受け入れて待つべきだと説得されたジェイクは、アンジェラとイーライをディナーに招きます。でも、ジェイクはどうしても我慢ならず、アンジェラと別れるよう脅しまがいの言葉をイーライに投げつけます。そして、このジェイクの行動は当然アンジェラを怒らせる結果に。アンジェラは後日アディソンとジェイクの家にやってきて「イーライを脅すなんて!」とジェイクに怒りをぶつけます。ところがここにジェイクの生活状況を視察にきたミルドレッドがタイミング悪く登場。ジェイクは娘に怒鳴られる場面を彼女に見られてしまいます。自分のせいでアディソンとヘンリーの養子縁組がますます不利になったのではと悩むジェイク。しかしながら、この件を知ったアディソンは驚くほど穏やかでした。「きっとうまくいく」と力強い言葉を返すアディソン、ジェイクとの未来を心から信じているのです。

 

こうして、アンジェラ、ミーガン、ミルドレッドらとのやり取りを通じて、アディソンの深い愛情と信頼を感じ取ったジェイク。ようやく想像上のリリーと訣別すると、やり直しのプロポーズのシチュエーションを自らロマンティックにプロデュース。あらためてアディソンにプロポーズさせ、今度はそれを承諾します。ジェイク、ようやく重荷を下ろして自分の幸せに向かって動き出しましたね。アディソンも本当に幸せそうでした! ただし、まだヘンリーとの養子縁組の件は正式決定が出ていません。こちらも順調に運ぶことを願ってやみません。

 

●ロンとデイナのカウンセリングに悩むヴァイオレット
聖アンブローズで少女サラが行方不明になって6週間あまり。両親のロンとデイナは苦しみ続けており、デイナは薬の力を借りなければ正気を保てない状態。ヴァイオレットは、どうにかして二人を支えようとカウンセリングを続けているのですが、サラの生死も分からない状態のまま、どんなアドバイスをすればいいのか悩みます。
そんな矢先、ヴァイオレットはロンから緊急連絡を受けます。デイナがサラの部屋で動けなくなってしまったというのです。「今はただ、サラが帰ってきた時のために家族の絆を強く保って。お互いに支え合って祈り続けて。いつか少し痛みがやわらぐ」と声をかけるヴァイオレット。やりきれない状況に胸を痛めながらも、今の彼女にできる最善のアドバイスを二人に捧げるのでした。

 

●アメリアがジェームズとデート!
何度となくジェームズからデートに誘われているアメリア。困難な状況を乗り越えて間もないアメリアは、慎重になりすぎているのかジェームズを遠ざけようとします。でも、ジェイクから「幸せになっていい」と励まされると、ようやくジェームズの誘いを受け入れることに。
アディソン、ジェイクに続き、アメリアも幸せをつかみに動き出しました。ちなみに、アメリアを中心にしたエピソードは第11話。このエピソードでの展開が今から楽しみです。


【今回のゲスト】
リリー役は、「24 -TWENTY FOUR-」のナディア役などで知られるマリソル・ニコルズ。
イーライ役は、「ブレイキング・バッド」のテッド役などで知られるクリストファー・カズンズ。


【注目のセリフ】
「まだいい方。薬物依存症じゃない。母親みたいな」by リリー
 ……歳の離れた教授の方が薬物依存症よりまだましだというリリー。ウィットに富んだ会話ができる彼女、とてもクスリにおぼれるような人には見えないのに。
「教授と寝たことがあるのか?」「ちなみに、一人じゃなくて3人ねby クーパー&ヴァイオレット
 ……辛い学生時代を送っていたというヴァイオレット。いくら性的関心を取り戻すためだったとはいえ、3人は試しすぎ!?


【鑑賞MEMO】
「The World According to Garp」

邦題「ガープの世界」で知られるジョン・アーヴィングの4作目の小説(1982年にロビン・ウィリアムズの主演で映画化)。
今回のエピソードの原題「The World According to Jake」は、この「The World According to Garp」をもじったものになっています。

 

エリザベス・スマート誘拐事件
2002年、米ユタ州で発生した誘拐事件。およそ9カ月後、誘拐当時14歳だったエリザベスちゃんは無事保護されています。
クーパーは、誘拐事件発生からある程度の時間が経ってから無事解決したケースとして、この事件に触れています。


【曲情報】
♪"Science" Morgan Taylor Reid

ヴァイオレットが、強い家族の絆でサラを迎えられるようにとロンとデイナの二人に話し、ミーガンのところにかけつけたジェイクが彼女にキスされるシーンで。
♪"Closing Time" General Ghost
エンディング、ジェイクが想像上のリリーに別れを告げてアディソンのプロポーズに承諾し、アメリアがジェームズとデートするシーンで。

2014.2.19|エピソードガイド、プライベート・プラクティス6 フィナーレ|コメント(0)トラックバック(0)

2月12日(水) #6「母の強さ」

06 8カ月間、音沙汰のなかったヘンリーの生みの親ジュディが、突然ヘンリーに会いに来ると言ってきた。アディソンは動揺しながらもヘンリーをジュディに会わせる。そんな中、胎児を二分脊椎症と診断しアディソンが子宮内手術をした元患者ショーンが、「主治医として中絶するよう言うべきだった」とアディソンに対して訴えを起こす。また、聖アンブローズ病院にはアディソンの恩師ヴィヴィアンが入院。末期の胃ガンと分かり、ジェームズがケアするが……。


●ヘンリーの産みの親ジュディがアディソンのもとへ!
8カ月間、音沙汰のなかったヘンリーの生みの親ジュディ。彼女が突然ヘンリーに会いたいとアディソンに連絡してきます。彼女がヘンリーに会いに来ることは養子縁組の際の合意事項であったため、動揺しながらもジュディにヘンリーを会わせるアディソン。するとジュディは「明日もヘンリーに会いに来たい」と言い出し……。この件を知ったクリニックの仲間たちは、「開かれた養子縁組」という養子制度の問題について喧々諤々と意見を交わします。それはアディソンにとって、「ヘンリーを失うことになったら……」という不安を助長するだけのものだったようで……。
翌日、ジュディは自分の母親まで連れて再びアディソンの前に現れます。自ら「ヘンリーの祖母よ」と名乗るジュディの母親にますます危機感を強めるアディソン。その後、今度はジュディが突然オフィスにやって来ます。耐えきれなくなったアディソンは、ついに「もう不意打ちしないで!」とジュディを怒鳴りつけてしまい……。

 

●元患者に訴えを起こされるアディソン
ジュディの件だけでもいっぱいいっぱいのアディソンですが、そんな彼女にさらなる試練が降りかかります。それは、胎児を二分脊椎症と診断しアディソンが子宮内手術をした元患者ショーンという女性との再会がきっかけでした。アディソンがオペを成功させて産まれてきたショーンの娘は現在7歳。まだまともに歩くことができず、歩行のリハビリ中に転倒して頭を打ち、聖アンブローズ病院のERへ。そこで偶然アディソンの姿を見つけたショーンは、「あなたは主治医として中絶するよう言うべきだった」と突っかかり、その後アディソンに対して正式に訴えを起こしたのです。
調停に臨むことになったアディソンは、「私は間違ったことをしていない」と頑なな態度を貫きます。しかしジェイクに「ショーンも君と同じように、子どものためには我が身を捨てて闘う母親なのかもしれない」と言われハッとすると、直接ショーンと話をすることに。ショーンは、「ソーシャルワーカーの仕事を失い、グウェンの介護と生活のためにお金が必要になった」とアディソンを訴えた本当の理由を告白します。アディソンは「いつかグウェンがお金の出どころを知ったら傷つくはず」とショーンを諭し……。
次の調停の日。アディソンはショーンの要求通りお金を払うと申し出ます。するとショーンは、逆に「受け取れない」と言い出します。アディソンの言う通り、グウェンを傷つけるようなことはすべきでないと悟ったのです。結局、アディソンはグウェンのため、聖アンブローズ病院でショーンを雇えるよう画策。シャーロットはショーンの雇用を前向きに検討し、この件は何とか丸く収まるのでした。

 

●アディソンの恩師ヴィヴィアンが入院
ジュディの件、ショーンの件と、とにかくプレッシャー続きのアディソン。実はさらなる苦悩が! 彼女の恩師ヴィヴィアンが聖アンブローズ病院に入院したのです。彼女は末期の胃ガン。すでに肝臓にも転移しており、もはや手遅れの状態でした。そんな彼女を診ることになったジェームズはすっかりヴィヴィアンの人柄に魅了され、何とか彼女の痛みを緩和させて、穏やかに逝かせてやれないかと死への準備をさせようとします。けれども、ヴィヴィアンは若いジェームズの指示には従おうとせず。ジェームズは、アディソンにヴィヴィアンへの説得を頼みます。
その後、あらためてヴィヴィアンと対面したアディソン。ヴィヴィアンが、15歳の頃に娘を産み、その子を手放した過去を知ります。アディソンは死期が近いヴィヴィアンに代わり、彼女から娘への手紙を代筆することに(このシーン、とても感動的!)。
やがて、ついにヴィヴィアンは亡くなります。アディソンは、後にヴィヴィアンの娘を捜し出して訪ね、ヴィヴィアンから預かっていた手紙を彼女に渡します。ヴィヴィアンの娘は、自分を思いながら死んでいった母の存在に涙するのでした……。

 

こうして、ヴィヴィアンの生みの親としての思いを知ったアディソン。ジュディに対する見方も改め、彼女のバイト先を訪ねます。そして、ジュディにヘンリーのイニシャル「h」のモチーフのペンダントをプレゼント。「ヘンリーにいつでも会いに来て」と言い、ジュディもこれを受け入れます。
このアディソン&ジュディのシーンに象徴されるように、今回はアディソンの人間的な成長が実に際立つエピソードでした。同時に養子制度の問題についても深く踏み込んでおり、非常に見応えのある内容だったと思います。

 

●アディソンがジェイクにプロポーズ!
さまざまな出来事を乗り越えたアディソン。自分の帰りを待っていてくれるジェイクとヘンリーの存在の大切さをあらためて実感し、何と自分からジェイクにプロポーズ!

さて、ジェイクの答えは……!? それは、ジェイクを主役にした次回のエピソードへとつながります。ジェイクの亡き妻も幻影として登場しますので、どうぞご期待ください!


【今回のゲスト】
ショーン役は、「THE WIRE/ザ・ワイヤー」のロンダ・パールマン役や「BONES ボーンズ -骨は語る-」のヘザー・タフェット役などで知られるディアドレ・ラヴジョイ。
ヴィヴィアン役は、「アンフォゲッタブル 完全記憶捜査」でキャリーの母アリスを演じているディアナ・ダナガン。


【注目のセリフ】
「ねえサム、あなたの番組はいつ放送されるの?」by ヴァイオレット
 ……本当にいつ放送されるのか知りたい!
「だけどいろいろありすぎよ、ジェイク。息子は失えないし、ヴィヴィアンを死なせたくないし、間違ったことしてないのに何百万ドルのお金は払いたくないわよ」by アディソン ……今回のアディソンの境遇は、確かにキツかった!
「家族とは愛の絆で決まる」by クーパー
 ……自分にとっての親は養親だときっぱり言えるのは立派。そして、このメイソンへのセリフも!


【鑑賞MEMO】
開かれた養子縁組

オープンアダプション。生みの親と育ての親がお互いの情報を明かし、生みの親が養子に出した子どもと連絡を取り合うことに同意する養子縁組制度。養育権は育ての親に譲渡されるものの、生みの親が子どもと交流する機会は継続して保持されるため、子どもは新しい家庭で育ちながらも、生みの親との関係を築いていくことができます。
アディソンがジュディからヘンリーをもらい受けたケースは、この「開かれた養子縁組」ということになります。


【曲情報】
♪"Cali in a Cup" Woods

三つ子の名前やヘンリーの問題についてクーパーとシャーロットがベッドメイキングしながら会話し、それを聞いていたメイソンが、クーパーが養子だったことを知るシーンで。
♪"Time After Time" Eva Cassidy
アディソンがヴィヴィアンの手紙を代筆するシーンで。
♪"Mama Sail To Me" Amos Lee
エンディング、アディソンがヴィヴィアンの死を知り、ジェームズが自分の祖母の話をし、シャーロットがショーンの採用を前向きに検討していることをアディソンに伝え、アディソンがヴィヴィアンの娘に手紙を私に行き、帰宅後ジェイクにプロポーズするシーンで。

2014.2.12|エピソードガイド、プライベート・プラクティス6 フィナーレ|コメント(0)トラックバック(0)

2月5日(水) #5「カメラ越しの真実」

05 リアリティ・ショーのパイロット版に出演することになったサムに、テレビ局の取材班が密着。そんな折、サムの母ディーが、上司で友人のレイモンドとその妻を連れて病院を訪れる。レイモンドの体調が良くないのだ。サムはさっそくレイモンドの検査をするが……。一方、ヴァイオレットは聖アンブローズで行方不明になったサラについて、全国放送で捜索を呼びかけてほしいと取材班に頼む。


今回は、サムを主役に据えたエピソード。彼の母親ディーも初登場! そして、思いも寄らぬサムの出生の秘密も明らかに!

 

●リアリティ・ショーに出演することになったサム、実の父親の存在を知る!
患者の紹介で医療系のリアリティ・ショーのパイロット版に出演することになったサム。テレビ局の取材班は、自宅でも職場でも彼に密着します。

 

そんな中、サムの母ディーが、職場の上司で友人のレイモンドとその妻のジリアンを連れてクリニックを訪れます。レイモンドの体調が思わしくないため、信頼できる医師に診せようとサムの元へ連れてきたのです。さっそくサムが検査した結果、レイモンドは肺高血圧症と判明。抗凝固剤の投与と、血管へのフィルター装置の設置手術が行われることに。サムは、それをレイモンドとジリアン、そしてディーに告知した直後、ディーとレイモンドが病室でキスする様子を目撃してしまいます。二人は不倫関係にあったのです!
その夜、自宅での夕食の際、サムは不倫についてディーを責めます。けれども、ディーは仕方がなかったの一点張りで……。

 

その後、取材班のリクエストに応じてバーベキュー・パーティーを開いたサムは、その席でレイモンドに突っかかります。レイモンドは、「ディーとは浮ついた関係じゃない。本気で愛してる」と訴えますが、そんな矢先に心室細動を起こして倒れてしまいます。レイモンドはサムによるオペで命を取り留めますが、肺移植が必要なまでに症状が悪化していることが判明。待機リストに載せても適合する肺が見つかるまで持たないだろうと聞かされたジリアンは、サムに適合検査を受けてほしいと懇願します。実は、サムはレイモンドの息子。ジリアンは、40年前から続く夫とディーの不倫を知っていたのです。
「父親は家族を捨てた。どこにいるか知らないし、もう戻ってこない」と聞かされていたサムは、ずっと嘘をつき続けてきたディーを責めます。「間違いを犯したけれど、私は悪人じゃない。レイモンドはサムが医者になるために援助もしてくれた」とディーは弁解しますが、すぐに事実を受け入れられないサムは、取材班を追い払おうとしてカメラまで壊してしまい……。

 

その夜、この一件をアディソンに打ち明けたサム(アディソンとサムの友情、復活の気配!?)。アディソンから、「父親が誰でもあなたの価値は揺るがない」となぐさめられると、家に戻ってディーとあらためて話します。辛いながらもレイモンドを思い続けてきたこと、レイモンドも実の子どもに愛情を注ぎたくてもできずに辛い思いをしてきたことなど、これまでのことを説明するディー。
翌日、サムは自分がレイモンドのドナーになれるか確認するために適合検査を受けます。結果は「○」。サムは、望まれればドナーになるとレイモンドに申し出ます。しかし、レイモンドはすでに決心していました。サムを誇りに思いながら自宅で最期を迎える、と。

 

そして、レイモンドはジリアンとディーとともに帰っていくことに。彼を見送ったサムは、取材班に語ります。「リアリティ・ショーに出演すれば、自分の存在意義を新たに見出せるかと思ったが、それも今は分からない」と……。

 

一連の取材では、シェルダンやアメリアら仲間の医師たちからその人柄と医師としての有能さを絶賛され、高校時代には“クラス一優しい人”と“成功しそうな人”にも選ばれたことがあると自身で明かしたサム。離婚こそ経験しているものの、一見すると完璧な人生を歩んでいるように見えますが、コリーヌの件しかり、今回の出自の問題しかり、そのバックグラウンドは何とも複雑。現在は、アディソンと別れ、ステファニーとも破局し、“迷えるオトナたち”を地で行く状況ですが、ぜひ今シーズンが終わるまでに自身が探し求める何かを見つけてほしいと思います。

 

●サラの捜索を全国放送で呼びかけてほしいと頼むヴァイオレット
聖アンブローズでは行方不明になったサラの捜索も続行中。両親のロンとデイナのカウンセリングをしているヴァイオレットは、サムに密着している取材班に全国放送で捜索を呼びかけてほしいと頼みます。娘が生きているかも死んでいるかも分からないままでは両親が前に進めないことを、ヴァイオレットはピートを亡くした経験から身を持って知っているのです……。今もピートの診察室で朝食をとったり、人知れずピートのセーターを身に着けたりしていると語ったヴァイオレット。あの取材シーンは、完全に“サムの取材”ではなく“ヴァイオレットの取材”になっていましたね。

 

というわけで、今回のエピソードは、「グレイズ・アナトミー」シーズン7の#6「復活への道」のドキュメンタリー仕立てのエピソードを思い出させるものとなりました。サムという人物を掘り下げるのに効果的な演出だったと思いますが、いくらリアリティ・ショーとはいえ、医療系の番組なのにゴシップ色を求めすぎだったような気も……。のっけからピートの部屋で泣くヴァイオレットにフォーカスを合わせたり、アディソンが元カノで、彼女の現在の恋人がジェイクであることまでしっかり情報をつかんでいたり、レイモンドが生死の境をさまよっているそばで「スゴい映像!」と前のめりでカメラを回したり。「番組を通して健康神話に関する誤解を解いて多くの人を救いたい」というサムの目的とはかなりかけ離れていたような……。
取材班目線、もちろん新鮮で面白かったのですが、また違った目線というか演出でサムの人物像に迫るエピソードも見てみたかった! 今シーズンでこの番組が終わってしまうのが、本当に残念でなりません。


【今回のゲスト】
レイモンド役は、映画「黒いジャガー」シャフト役でブレイクし、「黒いジャガー」のリメイク版「シャフト」では、サミュエル・L・ジャクソンが演じる主人公シャフトの伯父役も演じているリチャード・ラウンドトゥリー。
サムの母のディー役は、「デスパレートな妻たち」でベティ・アップルホワイト役を演じていたアルフレ・ウッダード。


【注目のセリフ】
「最初に断っておくけど、リアリティ・ショーはあまり見ない。個人的に面白いと思えなくて……」by クーパー
 ……本当はリアリティ・ショー好きのくせに!
「どうだろ、小児科医に密着してみないか?」by クーパー
 ……リアリティ・ショーを批判しておきながら、出演料を知ったらこの変わり様!
「誰だ? 規則大好き男呼んだの」by クーパー
 ……ジェームズ、まだシャーロット以外のメンバーには受け入れられていない様子。
「だって救命医でしょ? 車はコンパクトな外車かドアなしのジープ。それも後ろからサーフボードがはみ出してる。死ぬまでの目標はトライアスロンで完走すること」by アメリア
 ……ジェームズ、アメリアにも誤解されている模様。ただし、トライアスロンはすでに完走済みというところがスゴイ!


【鑑賞MEMO】
「アミスタッド」

1839年にスペイン籍の奴隷輸送船で起こった乗っ取り事件いわゆる「アミスタッド号事件」を題材にスティーヴン・スピルバーグが映像化した、1997年製作のアメリカ映画。
アディソンの母ビジーは、アディソンたちの卒業祝いで酔っ払い、サムの母ディーに「『アミスタッド』の奴隷描写は正確なのか」と聞き、ディーは「奴隷の友達に聞いてみる」と答えたとのこと。これが本当なら、アディソンがディーによく思われていないのも当然!


【曲情報】
♪"Brick" Emil and Friends
サムがレイモンドと母、自分との関係などをアディソンに話すシーンで。
♪"Fragile Love" Adam Agin
サムがレイモンドたちを見送り、ロンとデイナ夫妻がカメラに向かってサラの捜索を呼びかけるシーンで。

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