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HB
シアトルでハチドリの餌付けをするのを夢見る30女。


2月5日(水) #5「カメラ越しの真実」

05 リアリティ・ショーのパイロット版に出演することになったサムに、テレビ局の取材班が密着。そんな折、サムの母ディーが、上司で友人のレイモンドとその妻を連れて病院を訪れる。レイモンドの体調が良くないのだ。サムはさっそくレイモンドの検査をするが……。一方、ヴァイオレットは聖アンブローズで行方不明になったサラについて、全国放送で捜索を呼びかけてほしいと取材班に頼む。


今回は、サムを主役に据えたエピソード。彼の母親ディーも初登場! そして、思いも寄らぬサムの出生の秘密も明らかに!

 

●リアリティ・ショーに出演することになったサム、実の父親の存在を知る!
患者の紹介で医療系のリアリティ・ショーのパイロット版に出演することになったサム。テレビ局の取材班は、自宅でも職場でも彼に密着します。

 

そんな中、サムの母ディーが、職場の上司で友人のレイモンドとその妻のジリアンを連れてクリニックを訪れます。レイモンドの体調が思わしくないため、信頼できる医師に診せようとサムの元へ連れてきたのです。さっそくサムが検査した結果、レイモンドは肺高血圧症と判明。抗凝固剤の投与と、血管へのフィルター装置の設置手術が行われることに。サムは、それをレイモンドとジリアン、そしてディーに告知した直後、ディーとレイモンドが病室でキスする様子を目撃してしまいます。二人は不倫関係にあったのです!
その夜、自宅での夕食の際、サムは不倫についてディーを責めます。けれども、ディーは仕方がなかったの一点張りで……。

 

その後、取材班のリクエストに応じてバーベキュー・パーティーを開いたサムは、その席でレイモンドに突っかかります。レイモンドは、「ディーとは浮ついた関係じゃない。本気で愛してる」と訴えますが、そんな矢先に心室細動を起こして倒れてしまいます。レイモンドはサムによるオペで命を取り留めますが、肺移植が必要なまでに症状が悪化していることが判明。待機リストに載せても適合する肺が見つかるまで持たないだろうと聞かされたジリアンは、サムに適合検査を受けてほしいと懇願します。実は、サムはレイモンドの息子。ジリアンは、40年前から続く夫とディーの不倫を知っていたのです。
「父親は家族を捨てた。どこにいるか知らないし、もう戻ってこない」と聞かされていたサムは、ずっと嘘をつき続けてきたディーを責めます。「間違いを犯したけれど、私は悪人じゃない。レイモンドはサムが医者になるために援助もしてくれた」とディーは弁解しますが、すぐに事実を受け入れられないサムは、取材班を追い払おうとしてカメラまで壊してしまい……。

 

その夜、この一件をアディソンに打ち明けたサム(アディソンとサムの友情、復活の気配!?)。アディソンから、「父親が誰でもあなたの価値は揺るがない」となぐさめられると、家に戻ってディーとあらためて話します。辛いながらもレイモンドを思い続けてきたこと、レイモンドも実の子どもに愛情を注ぎたくてもできずに辛い思いをしてきたことなど、これまでのことを説明するディー。
翌日、サムは自分がレイモンドのドナーになれるか確認するために適合検査を受けます。結果は「○」。サムは、望まれればドナーになるとレイモンドに申し出ます。しかし、レイモンドはすでに決心していました。サムを誇りに思いながら自宅で最期を迎える、と。

 

そして、レイモンドはジリアンとディーとともに帰っていくことに。彼を見送ったサムは、取材班に語ります。「リアリティ・ショーに出演すれば、自分の存在意義を新たに見出せるかと思ったが、それも今は分からない」と……。

 

一連の取材では、シェルダンやアメリアら仲間の医師たちからその人柄と医師としての有能さを絶賛され、高校時代には“クラス一優しい人”と“成功しそうな人”にも選ばれたことがあると自身で明かしたサム。離婚こそ経験しているものの、一見すると完璧な人生を歩んでいるように見えますが、コリーヌの件しかり、今回の出自の問題しかり、そのバックグラウンドは何とも複雑。現在は、アディソンと別れ、ステファニーとも破局し、“迷えるオトナたち”を地で行く状況ですが、ぜひ今シーズンが終わるまでに自身が探し求める何かを見つけてほしいと思います。

 

●サラの捜索を全国放送で呼びかけてほしいと頼むヴァイオレット
聖アンブローズでは行方不明になったサラの捜索も続行中。両親のロンとデイナのカウンセリングをしているヴァイオレットは、サムに密着している取材班に全国放送で捜索を呼びかけてほしいと頼みます。娘が生きているかも死んでいるかも分からないままでは両親が前に進めないことを、ヴァイオレットはピートを亡くした経験から身を持って知っているのです……。今もピートの診察室で朝食をとったり、人知れずピートのセーターを身に着けたりしていると語ったヴァイオレット。あの取材シーンは、完全に“サムの取材”ではなく“ヴァイオレットの取材”になっていましたね。

 

というわけで、今回のエピソードは、「グレイズ・アナトミー」シーズン7の#6「復活への道」のドキュメンタリー仕立てのエピソードを思い出させるものとなりました。サムという人物を掘り下げるのに効果的な演出だったと思いますが、いくらリアリティ・ショーとはいえ、医療系の番組なのにゴシップ色を求めすぎだったような気も……。のっけからピートの部屋で泣くヴァイオレットにフォーカスを合わせたり、アディソンが元カノで、彼女の現在の恋人がジェイクであることまでしっかり情報をつかんでいたり、レイモンドが生死の境をさまよっているそばで「スゴい映像!」と前のめりでカメラを回したり。「番組を通して健康神話に関する誤解を解いて多くの人を救いたい」というサムの目的とはかなりかけ離れていたような……。
取材班目線、もちろん新鮮で面白かったのですが、また違った目線というか演出でサムの人物像に迫るエピソードも見てみたかった! 今シーズンでこの番組が終わってしまうのが、本当に残念でなりません。


【今回のゲスト】
レイモンド役は、映画「黒いジャガー」シャフト役でブレイクし、「黒いジャガー」のリメイク版「シャフト」では、サミュエル・L・ジャクソンが演じる主人公シャフトの伯父役も演じているリチャード・ラウンドトゥリー。
サムの母のディー役は、「デスパレートな妻たち」でベティ・アップルホワイト役を演じていたアルフレ・ウッダード。


【注目のセリフ】
「最初に断っておくけど、リアリティ・ショーはあまり見ない。個人的に面白いと思えなくて……」by クーパー
 ……本当はリアリティ・ショー好きのくせに!
「どうだろ、小児科医に密着してみないか?」by クーパー
 ……リアリティ・ショーを批判しておきながら、出演料を知ったらこの変わり様!
「誰だ? 規則大好き男呼んだの」by クーパー
 ……ジェームズ、まだシャーロット以外のメンバーには受け入れられていない様子。
「だって救命医でしょ? 車はコンパクトな外車かドアなしのジープ。それも後ろからサーフボードがはみ出してる。死ぬまでの目標はトライアスロンで完走すること」by アメリア
 ……ジェームズ、アメリアにも誤解されている模様。ただし、トライアスロンはすでに完走済みというところがスゴイ!


【鑑賞MEMO】
「アミスタッド」

1839年にスペイン籍の奴隷輸送船で起こった乗っ取り事件いわゆる「アミスタッド号事件」を題材にスティーヴン・スピルバーグが映像化した、1997年製作のアメリカ映画。
アディソンの母ビジーは、アディソンたちの卒業祝いで酔っ払い、サムの母ディーに「『アミスタッド』の奴隷描写は正確なのか」と聞き、ディーは「奴隷の友達に聞いてみる」と答えたとのこと。これが本当なら、アディソンがディーによく思われていないのも当然!


【曲情報】
♪"Brick" Emil and Friends
サムがレイモンドと母、自分との関係などをアディソンに話すシーンで。
♪"Fragile Love" Adam Agin
サムがレイモンドたちを見送り、ロンとデイナ夫妻がカメラに向かってサラの捜索を呼びかけるシーンで。

2014.2. 5|エピソードガイド、プライベート・プラクティス6 フィナーレ|コメント(0)トラックバック(0)

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