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シアトルでハチドリの餌付けをするのを夢見る30女。


12月2日(木) #6「届けたい願い」

Bamen6_2 パシフィック・ウェルケアに、ウィリアムが雇った遺伝子研究プログラムの責任者・ファイフがやってくる。彼は小人症の夫婦を連れてきて、小人症の子どもを産めるよう選択的胚移植を行うと宣言。ナオミに移植を依頼するが…。
一方、ヴァイオレットは重い鬱病を患うバーバラに即効性のある治療をしてほしいと頼まれ、電気けいれん療法を行う。しかしその結果、バーバラは婚約者に関する記憶を失ってしまい…。


【STORY】
パシフィック・ウェルケアに、車いすの医師、ガブリエル・ファイフが遺伝子研究プログラムの責任者として着任する。ウィリアムが、ナオミに黙って雇ったのだ。いきなりのことに驚くナオミ。そんなナオミは、ファイフからいきなり小人症のドノヴァン夫妻を紹介される。何とファイフは、このクリニックで選択的胚移植を行い、彼らに小人症の子どもを授けることを約束していたのだ。
通常、小人症の夫婦から小人症の子どもが産まれる確率は50%。けれども、FGFR3遺伝子変異の胚を選択して移植すれば、確実に小人症の子どもを持つことができる…。理屈は理解できても、倫理的に納得がいかないナオミは、「デザイナーベビーには賛同できない」と反対。しかし、強引なファイフは「明日、胚移植をやってもらう」と断言して一歩も引かない。その後、ファイフの件を説明しに来たウィリアムからも、「ファイフの研究には従来の治療を一変させる力がある。彼への協力は命令だ」と言われてしまったナオミは、イライラを募らせる。
その後、ナオミは何とか夫妻を説得しようとするが、夫妻は「自分と似た子どもが欲しい」と懇願。2人の熱意に押されたナオミは、しぶしぶ胚移植に同意する。ところが、胚移植直前に重大な問題が発覚する。小人症のマーカーがある胚に、VHLと呼ばれる遺伝子病変があることが分かったのだ。VHLを持って生まれた子どもは、20歳までに40%が癌になるため、ナオミは移植できないと断言するが、強気なファイフは「20年後には癌を遺伝子治療で治せるようになっている」と主張。ドノヴァン夫妻も移植を希望していると言って取り合おうとしない。これにはさすがのナオミも我慢ならず。ファイフが車いすだからといって遠慮するのはやめ、「もううんざり。あなたみたいに不作法で器の小さい奴には会ったこともない」と反撃。しまいには、「黙りなさい!このバカでむかつく大バカなゲス野郎!」とファイフを怒鳴りつける。
そして、あらためてドノヴァン夫妻と対面したナオミは、病変がある胚は移植できないと説明。その際に、自分が思春期の頃に太っていたことを告白し、「人から笑われる気持も分かるし、2人の望みも理解できる。誰しも心に傷を負うことがあるが、健康ならそれを乗り越えられる」と訴え、背が高いか低いかではなく「健康な子ども」なら授けられると諭す。最初は小人症に対する偏見だと抗議していた夫妻も、そしてあの傲慢なファイフさえも、最終的にはナオミの言い分を聞き入れる。けれども、ファイフは「君の望みは叶ったが、夫妻の望みは叶わなかった」と言って、ナオミに思い上がるなと釘を刺す。

そんな中、オーシャンサイド・ウェルネスには、重い鬱病の患者バーバラがやって来る。まずは、ピートが彼女にバイオフィードバックを施術するが、症状は改善されず。バーバラは「死にたい」と訴え、セラピーでヴァイオレットに即効性のある治療を求める。一刻も早く回復したいというバーバラの気持が分かるヴァイオレットは、彼女に「電気けいれん療法」(ECT)を提案。やみくもにECT に頼るべきではないと反対するピートに対し、その必要性を主張。結局、バーバラにECTを施す。
施術後。麻酔から目を覚ましたバーバラに、もう鬱病の症状はなかった。彼女の笑顔を見て安堵するヴァイオレット。しかしバーバラが、婚約者ジミーに関する記憶だけを失っていることが判明する。当初は、ECTの副作用である一時的な記憶障害かと考えられたが、特定の人物に関する記憶だけをなくすなどあり得ない。ヴァイオレットは、問題はジミーにあり、バーバラはジミーに関する恐ろしい記憶を無意識に封印したのではないかと推測。一方でジミーは、何とかして自分のことを思い出してもらおうと必死になるが…。
その後、「バーバラは良くなっている」「バーバラはECTのせいで脳に損傷を受けた」と異なる見解を示すヴァイオレットとピート。2人はセラピーでバーバラの記憶を呼び覚まそうとするが、そこで意外な事実が明らかになる。実は、バーバラはジミーのことを忘れてなどいなかったのだ。「ジミーの優しすぎる性格に嫌気がさしていたが、本当のことを言ってジミーを傷つけたくなかった」と話すバーバラ。結局、ヴァイオレットとピートも、ジミーに真実を話すのは残酷だと判断。ECTの副作用のせいでジミーのことを忘れた振りをするバーバラの嘘に乗じた形で、ジミーに身を引くよう説得する。

 

オーシャンサイド・ウェルネスに来て2週間のシャーロットは、患者がまったく来ないとクーパーにぼやくが、そこにようやく1人目の患者が! 喜んで診察にあたるシャーロットだったが、患者から「チャットであなたを勧められた」と言われて、実はクーパーがSMのチャットルームでシャーロットを推薦したのだと気付く。プライドを傷つけられて憤慨するシャーロットだったが、クーパーに「1人でやろうとするな。助け合おう」と言われると考えを改める。

 

アディソンの患者リリーは、ステージ4の卵巣癌。ほかの臓器にも転移し、全身の痛みを訴える彼女に、アディソンは再入院を勧める。しかしリリーは、飼い猫のマイロを置いてはいけないと主張。アディソンは、自分でマイロを預かって引取先を探すことにし、リリーを入院させる。
その後、リリーはオペを受けるが、もう化学療法は受けないと決断。マイロを引き取ってもらって安心した彼女は、「もう人生の潮時」と言ってホスピスに入る。アディソンは、外科医としてリリーを治療できないもどかしさを覚えるが…。
Bamen6_a 程なくして、リリーはホスピスで息を引き取る。たった1人で死んでいった彼女の姿に自分を重ねるアディソン。リリーの担当医である腫瘍科医のブライアン・レイノルズからデートの誘いを受けるが、今はそんな気分になれない…。そんな中、マイロを引き取るため、リリーのはとこがアディソンを訪ねてくる。しかし、アディソンはマイロを彼女に渡さず。自分で飼うことに決めるのだった。


【今回のMVP】
ナオミ!

突然やって来た遺伝子研究プログラムの責任者・ファイフ。自信家で傲慢な彼とやり合い、最終的にそんな彼を説得させたナオミはさすが! でも、ナオミとファイフの対立は今後も続きそう…。


【鑑賞メモ】
バイオフィードバック

本来認知が難しい自己の生理学的な現象を、電気・電子工学的手法により対象者に知覚できるようにフィードバックして、体内状態を制御するアプローチのこと。

電気けいれん療法
頭部に電流を流して人為的にけいれん発作を誘発する治療法。鬱病、躁うつ病、統合失調症などの精神疾患の治療に用いられている。

『カッコーの巣の上で』
ケン・ケーシーのベストセラー小説を映像化した、1975年のアメリカ映画。精神異常を装って刑務所での強制労働を免れた男が、州立精神病院の管理体制に反発し、人間としての尊厳と自由を勝ち取るべく奮闘する物語。主人公のマクマーフィーは、劇中で電気けいれん療法を受けさせられている。
ヴァイオレットは、自分がバーバラにやろうとしていることは『カッコーの巣の上で』とは訳が違うと説明し、電気けいれん療法に反対するピートを説得した。

VHL
血管の豊富な腫瘍を発症する遺伝性疾患。フォン・ヒッペル・リンドウ病の略。


【ゲスト】
リリー役は、日本生まれ日本育ちの女優ヒラ・アンブロシーノ。「フラッシュ・フォワード」にも複数話ゲスト出演。
ジミー役は、「マッドメン」のジョーン・ホールウェイ役で知られるクリスティーナ・ヘンドリックスと昨年結婚したジェフリー・アレンド。
バーバラ役は、「ジェリコ ~閉ざされた街~」のエリック・グリーン役などで知られるケネス・ミッチェルの奥様、スーザン・メイ・プラット。


いわゆる着床前診断に対する問題提起がなされた今回のエピソード。深刻なテーマを扱う中、嬉しかったのがヴァイオレットとピートの笑顔。ケイティの裁判を経て、ヴァイオレットは少しずつ前に進み出したよう。ナオミに「ヴァイオレットはまだ戻って来られない。無理強いしないで待つの」と、暗示をかけてもらうことで、ピートも何とか自分を抑えようとしている…。そんな2人の努力、少しずつ実っていってほしい。
一方で、アディソンは猫のマイロを飼うことに。日本でも、「独身女性がペットやマンションを持つと婚期が遅れる」なんていう噂を耳にすることがあるけれど、それはアメリカでも同じ!?

2010.12. 2|エピソードガイド、プライベート・プラクティス3|コメント(2)トラックバック(0)

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コメント

バーバラ最低
信じられない

投稿: やつ | 2010年12月 3日 (金) 00時36分

この回のMVPはなんといってもマイロ(猫)です!
可愛いいいぃッ♪

ドラマの冒頭、人にベッタリくっつきながらトロ~ンとしてあんな幸せそうな姿をしていたマイロ君。
スタジオで人が何人も居る中で、ああいう姿を見せられるニャンコさんは、人からタップリの愛情を与えられ育った子なんだろうと思います*^▽^*

うちの子(猫)は超甘えん坊でベタベタするのが大好きで、マイロ君の見せた姿みたいに、しょっちゅうベッタリと私にくっついてトロ~ンとしてます(≧▽≦)

投稿: 美月 | 2015年1月 8日 (木) 04時37分

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